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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

一生売れない心の準備はできてるか〜Bメロ

2025年07月28日 | 鑑賞・まなび

 

1950年に開館。2階席も有する

沖縄最古の映画館・首里劇場は

映画界の斜陽という大きな波の中

70年代以降には成人映画館、

コロナを経て、22年までは名画座として

老舗の灯をともしたが、

3代目館長の急逝を機に幕を閉じた。

 

2010年代には「渋さ知らズ」や

「やむちん刺激茄子」などの

音楽ライブも発信し、

最期までぼっとん便所を貫く(?)など

様々な意味でユニークな小屋だった。

 

「やむちん〜」25周年ライブは

劇場外にキッチンカーも並び、

場内飲食も撮影もOKのまさに宴

 

上記コンサートを軸に

リーダー奈須重樹のインタビューで

構成された映画を観たのは24日、

阿佐ヶ谷。

 

昨日も書いたが、コロナ禍で

「やむちん〜」30周年ライブが頓挫し、

替わりに25thアニバーサリーの映像を

世に出そうと新曲なども加え、

とにかく楽曲がたわわな一編が生れた。

 

『ヒッピーと結婚しよう』『床屋の孫』等

すべてがフルバージョン

さりとて単なる歌モノではなく

人間・奈須が浮かび上がる不思議。

 

『アイム ダンディ』はジュリーに捧ぎ、

ほかの曲中には「サスケ」「UFO」等が

ぶっ込まれる〈昭和〉に、ドはまり。

 

それにならって例えるなら・・・

イーグル、ジャガー、ベアーの3機の

ゲットマシンが合体する組合せで、

それぞれ空陸海に特化したロボットになる

『ゲッターロボ』のような魅力!!

 

ライブシーンがゲッター1、

インタビューがゲッター2。

そして終映後の舞台挨拶は

めったにお目にかかれない3に

匹敵する珠玉の生ライブ。

 

 

ミニシアターのスクリーンの前でも

披露してくれた

『一生売れない心の準備をできてるか』。

前回のブログにサビがリフレインしている

と書いたけれど、3日経ってもまだ、

ぐるぐるしている

 

♫一生売れない 心の準備は

みんなできてるかい 俺はできてるぜ♪

と。

それは1番。2番では

♪俺はできてない♫ となる!

実に実に、好い

 

誰もが夢見て、音楽や絵画や

或いはスポーツを職業を選んだ時、

食べていくのは大変だ。

けれど、諦めてカタギの道を歩んでも

実はそこもまた茨だ!

多少安定はしているけれど⋯⋯。

そんなこんなを詰め込んだ楽曲。

 

こんな宝物をめっけるのに

10年遅れたわけだけれど。

今だから染みたのかもしれない。


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