麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

マッチの季節

2005年11月30日 | 東演
季節シリーズ第2弾?

我が制作部事務所は、以前も書きましたが、東演パラータと隣接するビルの屋上にあります。
ストーブの季節…自動点火部分のモジャモジャが燃えてなくなってるので、ヒョイとストーブのプラネタリウムみたいなところを斜めに持ち上げて、マッチで火をつけます。
いや、そーゆー話がしたかったのではない。

近藤真彦のマッチだ。
彼の新曲のタイトルとともに11/9のブログのタイトルにし、まあ内容はそちらを読んでもらうとして…。その後、しばらく反応がなかったが、突如11/7、検索ワード=11が記され、翌日からも2、1、2……とコンスタントに、24日の11とたまに大きくなりつつ、ついに昨日は42! 今日は14。
そんなにマッチは、いまだ注目されてるの?

実は、韓流スターの名を冠したりしたら、そんなものじゃないし、今伸び盛りの劇団「桟敷童子」(看板女優「板垣桃子」を含む)など、旬な劇団を取り上げても高い検索ワード数を記録する。…それは、まあ納得。でも、マッチだからな・・・。タッキーや亀梨くんじゃなく…

蛇足だが「検索ワード」とは、当ブログに到達する際に使ったキーワード。逆にマッチの情報を欲しくて辿り着いたファンにすれば、名も知らない劇団の、名も知らぬ役者が、私の(また僕の?)マッチのプロモーションビデオに出る…って書かれても、「だから何だ!」ってところだろうが・・・。

そうそう。検索ワードで面白かったのは、11/23「シンクーラ」だ。
その前日のブログで詳しく書いたが、日本語の「お疲れさま」に相当する中国語の「辛苦了(シンクーラと発音)」を検索ワードに入れるって???

あと数ヶ月に一回「青山孝」って検索がある。マッチにも上記のような反応があるのだから、ジャニーズの先輩にあっても不思議ではないが、やはり気になるワードだ…。

11月最後のブログが何だか雑駁な内容ですんません。
まあ、4/20から始まって、ちょいと振り返る的な?ってゆ~かぁ…。

来月から気合いを入れ直して頑張ります!!!

  
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落葉の季節~ガンバレ読売!

2005年11月29日 | 身辺雑記
落葉の季節。
街の其処此処で箒を掃く人の姿と、
そのすぐ傍に小さな山を築く赤や黄の葉っぱ達……。

読売グループも、そういう季節?

我がマリノスとともにJリーグ草創期を
リードした「ヴェルディ」がJ2に降格。
引導を渡した11.26の相手柏レイソルのベンチには
“ミスターヴェルディ”ラモス・・・
来期監督候補にも名の挙がる彼の表情も暗かった。

まあ我がマリノスも、
昨年まで2年連続年間王者!と少々勝ちすぎ(?)
今年は国内のリーグとナビスコ杯に加え、
アジアの覇権を競う、A3とACLもあって
怪我人続出…(言訳がましい?)
結局今のところ無冠。
リーグ戦は今日現在9位と他人のことは
言えた義理じゃないんだけれど・・・。
でも、うちは天皇杯は獲るヨ

さて野球はヤクルトの僕。
勿論毎日飲んでます。
(血圧高めの方向けの「プレティオ」
そんな僕も、物心つかないうちは、
当然巨人ファンでした。

で、そのジャイアンツも、原は帰ってきたけれど、
相変わらず野口だ、豊田だ……
阪神のJFKに対抗して、TFKか?
豊田-福田(新人/東北福祉大)-久保…
あ、順番があわないか? 
冗談はともかく、実際、豊田は使えそうだが、
野口って?

本当に、凋落の一途の読売グループ
唯一、女子サッカーでベレーザがL1優勝を果たしたものの、
男子バレーの「東京ベルディ」もVリーグにはほど遠く、
しかもHPのスタッフ紹介で、
助川絹江さんを「総監督」と表示。別に総監督はいるから
きっと彼女はマネージャーのはず。
巨人の清原の去就とともに、いつ訂正されるかが
注目される。

季節は巡り、やがて春は来るのだけれど、
    それは早いのか? 遅いのか?
    「読売」の看板を降ろす意気込みが一番なのだが、
    あーゆー人を大将に戻す体質では先はなさそうだ…。
    選手がちょっと可哀想・・・。
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ドキッとした

2005年11月28日 | 身辺雑記
【1】
ある小説を読んでいて
「母が笑いながら鍋をレンジにかけ」
という文を読み、
当たり前に電子レンジを思い描いた自分に
ドキっとした
小説は江川が甲子園で        
     快投を演じていた時代の話だ。
時代はさておいても、
その場面はおじやを注文されてるわけで、
明らかにガスレンジなのだ。
でも今や僕の中で“レンジ”は
ガスレンジでなく電子レンジなのだな…。
しかも結婚祝いにプレゼントされるまで
家に電子レンジがなかったくせに。

【2】
おばあちゃん子だった僕は
祖母に熱~い風呂につかる訓練を受けて育ったから
今でも熱いのが好きだ。
ぬるい湯に半身つかり長く入る方が
健康に良いらしいが、
最近はそもそも湯船をまたぎ越すことなく
シャワーで済ませることが多い。

【3】
今や国民の最大関心事となった欠陥住宅
手抜き工事ではなく、設計から抜かれて
   検査も通っちまっちゃあ、対応の仕様もない。
一通り登場人物と話の流れが解ったから、
これからは写真週刊誌を中心に、
彼等の過去が暴かれたりするのだな・・・
「高校時代、万引きで捕まった。
     だから元々悪い人なのだ」
「母方の兄弟の隣の家の義理のお父さんが
   通っていた床屋さんの庭から小判が出た。
     だから金の亡者になった」・・・ン?
とか。とにかくそういうこと。
ああ…。
読む人がいるからだが、それはそれでどうよ?

【4】
案の定、政治家の名前も出てきて、
ますます生臭く、だからどっかで蓋されちゃう
いつものパターンにならぬよう・・・。
                     

【5】
決して事件に関与した人を庇うのじゃなく、
本当に残念ながら、彼らの回路が
どっかで「慣れ」てしまったのだなあ…。
レンジを普通に電子レンジって思う程度ならまだしも
人の命や人生を亡くしてしまう
「人の住処」を造るって場で・・・。

「ドキッ」を忘れない。とても大事なことだ。
芝居創りも、生きる上でも。


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客演☆客演☆客演の季節です。

2005年11月26日 | 東演
週末の下北沢・・・
年の瀬も近いせいか(?)、若者ばかりってわけじゃなく、
様々な年齢……手をつなぐ年輩の御夫婦から
ベビーカーをかついだファミリー……
さらには様々な国籍…東洋西洋、
オリンピックよろしく世界中…の方々で賑わう商店街。
まもなく住宅街になり、
梅ヶ丘通りでは霊柩車と擦れ違った。
不幸には週末も土日もない・・・。

さて。昨夜、麻布ディプラッツで観た海千山千プロデュース
『マイラストセレモニー』(作・演出/鯨エマ)も
お葬式を題材にした舞台でした。
弊団の福田雅美が客演している舞台初日、
超満員でございました。

選りすぐりの俳優陣が見事にはまって、
良い意味で内容以上の感動を客席に届けてくれました…。
え~と・・・
おそらく演出の力なのだろうし、
同時にそれはホンの弱さとも言えるのだが、
とどのつまり、台詞や構成からは伝わらない部分を
稽古場で演出が埋めて、役者に理解させているので、
それを咀嚼した舞台上の役者が、作演出(同一)の思いを
かなり明確に伝えてくれた・・・ということです。

福田も、普段東演では演じないキャラクターを
見事に演じていました。
しかも後半、主人公との「過去の事件」にも絡む
重要な役どころで、クライマックスでは
舞台中央で、宙から降る羽根を浴びていました・・・。
今後の東演での芝居の糧となる
    良い経験になったのではないでしょうか?
    (手前味噌ですんません)

繰り返しになりますが、来年5月まで公演のない東演。
客演は、さらに増えておりまして・・・

1~2月、東京演劇アンサンブル『ちゅうたの冒険』に
森良之、姶良勇一の客演が決定しました!

さらに3月、小池友理香へのオファーが入っており、
現在鋭意調整中です。
                
05年末~06年前半、
東演は色んな場所で皆様とお会いいたします!!
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いい夫婦の日に観た夫婦崩壊の芝居

2005年11月24日 | 鑑賞
昨日は勤労感謝の日。
その前日は「いい夫婦の日」だったとか・・・


現在、東演の既婚率は.457で、
ただ配偶者を亡くした方もいらっしゃり…。
あるいはまた、座の演出部や制作部などを除いた
演技部(役者)に限ると.345まで下がります。

さてそんな11月22日に観た
東京演劇アンサンブルの『マイという女』は、
「いい夫婦」とは180度反対の、ひどい夫婦の話でした。

芝居自体は面白かったのだ・・・。
シンプルな舞台、大変ドラマチックな照明の中、
アイルランドらしい(?)暗~いお話しで、
タイトルには「夫婦」の話と書きましたが、
そのマイ夫婦を中心にした、100歳になるマイのおばあさんから、
16歳のマイの娘まで4世代の家族=コマネラ家一族の
・・・あるいは“女たち”の物語です。

で、突出して良かったのは、マイの伯母にあたる
ジュリーとアグネスでした。
75歳と61歳を三由寛子と冨山小枝三十代前半の二人が
老けメイクで果敢にアタックしたのだが、
この舞台の中の個性豊かな女性達の中にあって、
敬虔な基督教徒の二人は、ある意味浮いた存在なのだが、
そのあたりのおかしみを、小技に走ることなく
真摯に一生懸命演じる様が、大変好感の持てる
しかも「すごい面白い演技」になっていた・・・。
                            
その当時を語る16歳と、
のちに渡米し、そこで母(あるいはコマネラ家の女達)と
同じような生き方を繰り返す30歳のミリーを演じた
折林悠も凛とした美しさを湛えながら
作品全体の語り部として作品を引っ張るのだが、
まあ、アンサンブルの若手三本柱の一人としては、
このくらいやって当然だよな!と、個人的には思う。

演出は、志賀澤子。
アンサンブル=広渡常敏とは一味違う世界観で、
新しい創造の形として成立する「舞台」を創り上げていた。

それにしても、何でアイルランドの芝居は、
こうも暗いのかしら???
(詳しいあらすじは書きませんでしたが、
 何とも凄まじい話なんです)※
個人的には好きなんだけども……。
              ※詳しくはアンサンブルのHPを!!
ま、それはさておき、
アイルランド公演を終えたアンサンブルの
最大のおみやげは、この戯曲を書いたマリーナ・カーの
発掘でしょう。アイルランドでは若手劇作家としての
地位を確立している彼女の、30歳で書いた出世作・・・
とても30歳の時の作品とは思えない傑作です!!

それを紹介するに止まらず、作品として見事に昇華させ、
と同時に劇団そのものの未来をもこじ開けるような、
公演になりました
     
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目についた車内広告

2005年11月21日 | 身辺雑記
マンツーマンを売りにする英会話教室の
電車広告が気になってます。
数行ある紹介文の中の
   「カスタマイズという考え方…(中略)
             講師にオーダーできます」
   という部分にグリーンの蛍光ペンでラインしてあるヤツだ。

同様に、宣材下部に示された赤坂溜池~栄まで
27つあるLS(ラーニングスタジオの略らしい)にも
・・・ただこちらは山手線なら二番目の池袋以下銀座品川渋谷…
   と、沿線で便利な教室にのみグリーンライン。

ちなみに白地に緑一色の文字。ロゴは緑枠のなかに白文字。
左肩に外国人女性の顔写真はあるもののと
基本的に二色のデザインもかっこいいし、
「だって、美容室も歯医者さんでも
 マンツーマンじゃないですか」なんてキャッチコピーも
なかなか良い。

とにかく
一枚一枚マーカーを走らせる行為は、感動を呼ぶ
こーゆーセンスのいい、
しかも戦略のハッキリした宣伝広告は、
違う業種ながら、大変勉強になります


電車といえば、鉄道会社Tの懲戒免職の是非が話題です。
ブログでも話題沸騰…で、
“電鉄他社の再雇用望む”とか
“このことを知った子供のことを考えると…”とか
枝葉の論議も含めて、すごく広がってるのに驚きつつも
個人的には、そーゆーことはおいても
「やはり懲罰は当然だがクビは重すぎ」とゆー、
大方の意見と同じですね。
JR西日本というより、T社の踏切事故の影響大というのも、
すぐ連想されたことだし・・・。

そのあたり、今日のテーマの企業戦略的にもマイナスだと思う。
言うまでもなく、人命を軽んじて企業側に立つのではなくですよ。
ラインマークの手の温もりみたいのがなさすぎる…という意味で。
と書くと、そんな甘いもんじゃない!
とのお叱りを受けるのかしら。

長くなるので今日はこのへんで。
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衛星軌道

2005年11月20日 | 身辺雑記
惑星探査機「はやぶさ」の、小惑星イトカワに対するミッションは伝え聞くところによると順調なようです。
・・・今回はいきなり宇宙的な話から入りましたが。

現在進行中のミッションは、ほかにも「れいめい」「すざく」「はるか」など他にも沢山あって・・・
例えば科学衛星「はるか」の目的は、【衛星軌道に配置された電波望遠鏡と地上の大型アンテナの協力によって地上だけからの電波観測をはるかに凌ぐ精度で電波天体の観測を行う手法で、特に以下の科学目的を有する・・・
◎活動銀河核(AGN)の高解像度の撮像
◎異常な明るさをもつ天体の構造変化の観測
◎AGNの赤方偏移と固有運動の関係
◎水酸基メーザー源のスポットサイズの分布
◎電波星の高解像度の撮像】

なるほど。さっぱりわかりません。…地上観測をはるかに凌ぐから「はるか」なのか?くらいの感想が浮かぶくらいだ。

数日前、ある男に呼ばれて下北沢駅前の喫茶店で会った。
今度旗揚げするに当たっての制作面の相談だった。

東演に入る前、小劇場のフリーの制作だった僕は、いろんな劇団、ユニットにお世話になった。

その中のひとつ「COOZE(キューズと読む)」という、のちにピンク映画の新人賞を取ったり、ファブリーズのCMの初期シリーズに出たりすることになる女優が主宰するプロデュース集団の、第2回目の公演の演出を担当した(出演も)彼とは本当に久しぶりに会った。
実はその朝、丸の内線の新宿駅で別の男を見かけた。すぐ人混みに紛れて声をかけそびれたのだが、彼は「マジックマッシュルーム」の主宰だった。マジック~は04年発展解消して「Unknown CIRCUS」という演劇にこだわらないエンターテイメント集団になったそうですが…。

どちらも10年以上前に仕事をした演劇人。
で思ったのが・・・ここでようやく宇宙の話に戻るのだが・・・何十年に一度の流星群だの、皆既月食や部分月食など、それぞれがそれぞれの軌道で回っているものが重なるように、僕たちも懸命に生きていると、ある時またポッと出会ったりするんだなあという。
「アレ? だって一人は見掛けただけじゃん」…でも、この東京で、しかも同じ日ってのがサ・・・。ま、イトカワまでの距離288,488,640Kmに較べれば全然小さな街だけど・・・。

11/20。そのイトカワへのタッチダウンを実施。サンプルの採取と世界88万人の署名の入ったターゲットマーカーを投下したようです。
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大掃除

2005年11月19日 | 東演
昨日は、一日がかりで東演の制作部の模様替えをした。
カラープリンターが導入され…
10月下旬には届いていたのですが公演があって、ホッタラカシでした。ここんところの寒さに、ストーブを出そう…出すのはいいが、毎年ストーブの置かれる場所には、巨大な箱が鎮座ましましているゾ、何とかせねば!と。

田中勝が稽古場の余りの材木でユニットを作り、その間に高橋が配線並びにインストール等々…染之助染太郎よろしく、肉体労働と頭脳労働を受け持って、見事設置完了!

まあ、そんなことより。PC裏の埃をはじめペンやチラシの原稿を書いたメモや、色んなものが綺麗になり、初代のプリンター(両脇に穴のあいたやたらガチャガチャ言うタイプの)やWIN95搭載の古いPCなども、これを機に片付けられました。

もう完全に大掃除です!!! 随分早いけど・・・。そんな中、まるで狙ったかのように年賀状も配達されました。…ああ、今年からは年賀状がカラー印刷だ!
何をいまさら…と、普通は思いますよね? でも昨年までのPCで作ったオリジナル年賀状をモノクロでプリントアウトして、一枚一枚色を入れていくのも、なかなか乙だったと…ある意味で東演らしかったとも思ってたりもしますが・・・。

例えば勧進帳の絵柄の凧に薄い紅色、その回りにスーッと薄い空色・・・田中勝画伯入魂の世界で一番の年賀状は全国で評判だったのだが・・・。
まあ、そーゆーテイストを残した「あったかい年賀状」を今後も作っていこう!

*田中 勝=劇団東演制作部に97年6月入団。
    東演制作部では一番新しいが、業界では重鎮。
    既にこの道30年以上の大ベテラン。
*高橋俊也=当ブログ執筆担当。
     劇団東演制作部に97年5月入団。
     田中の1カ月先輩にあたる。
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二つの勝利~倉敷と海老名とその他モロモロの話3

2005年11月17日 | 東演
昨夜は、女子バレーが韓国に快勝!
いやあ、相変わらず菅山が頑張っています。大友、杉山のセンターラインも安定していたし、なんつっても木村の急成長と、大山の復活が大きい! 大砲らしい大砲が育たない日本にとって、カナのどっしりとしたオーラは全体のバランスに安定を与える。木村をライトに回すことで攻撃の幅が広がるとともに、ブロックにかかったボールをセッター竹下がフォローした際に、木村がトスを上げられるのが強みで、昨日の試合もそういう場面が多々あった!! さて、カナの盟友にしてバレーセンスでは上を行くメグの復活はあるのか? グラチャンでは高橋かおりも欠いている…女子バレー本当に層が厚くなったよな!

アンゴラに辛勝(?)したサッカー日本代表・・・
こちらは相変わらずの得点力不足。高原のポストに嫌われた2発、決めて欲しいが、まだ入る可能性を感じる…。柳沢よ、とにかく打ちましょう。一方、松井は完全にレギュラーの力を証明した。が、サントス大好きのジーコだから先発はないのかな? 大黒とともにジョーカーとして使うのか? とにかく久保の復帰を待ちましょう!!

なんやかや言っても、昨夜は美味しくお酒を呑めました。

で。倉敷の話。
※偶然このブログに来ちゃった人、久しぶりに開いた人、11/14から話は始まってます。

駅からのアーケード(センター街~えびす通り)を抜けると左が小高い丘で(そこには観龍寺や阿智神社、鶴形山公園などあるらしい)、そのあたりは、もう白壁の、いわゆる僕たちの連想する「倉敷」だ。中国銀行も倉敷公会堂も本町郵便局も、そういう佇まい。その倉敷公会堂に、11月12日午後、400名近い人々が集まり、全体会。夕方から分散会となった。

地蔵院、芸文館、アイビースクエアと公会堂。
僕は倉敷紡績の広大な跡地に出来たアイビースクエアの・・・と一口に言うが、記念館だの博物館だの結婚式場だの工房だのレストランだの、どえりゃー規模だぞ、うん。
で、フローラルコートと呼ばれる150坪の多目的ホールを2分割した部屋で熱く語り合い(つまり分散会は4つの建物、5会場ということ)、その数時間後には敷居を取って、立食パーティ!

そして三々五々夜の倉敷に散って、翌朝、分散会は再開され、昼まで続くのだが、一体何を話したかと言えば、これがまた一言で語るのはなかなか大変である。ただ、ここに「日本の演劇」を通して生きることを高めあう人々が、創るもの・観るものの垣根を超えて、理想から具体的な悩みまで、ひっくるめてケンケンガクガクしたってことです。

北は北海道から南は鹿児島まで、皆、それぞれの生活する場を基本にしているので、地に足のついた議論になるわけです。どこぞのテレビの、ほぼバラエティーなトークショーとはレベルがちゃうのである。

その意味で、海老名のモノオペラも、地域に伝わる…それも、多くの人が教科書で習っている国分寺・国分尼寺建立(蛇足ながら「建立」はコンリュウと読み、ケンリツではありません)の頃からの伝説をベースにした、地元に根ざした「芸術発進」で、その点が多くのマスコミに取り上げられた要因でもあったわけです。
もちろん、主催の甘利さんを始めとする海老名芸術プロジェクトの皆様方のアグレッシヴな行動あってのことですが・・・。

この南保大樹客演の『尼の泣き水』が上演されたのが13日(日)。
僕は、倉敷公会堂にちょうど24時間ぶりに戻って、まとめの全体会に出席していました。…残念ながら体はひとつしかないので・・・。

地域に根ざした演劇との関わり・・・倉敷(活動交流集会)と海老名(モノオペラ)も、冒頭のスポーツに負けない、劇的な勝利だったのだ。
さあ、今週末から「下北沢演劇祭」の稽古に、久しぶりに顔を出します。
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新酒と新章~倉敷と海老名とその他モロモロの話2

2005年11月16日 | 東演
劇団への道すがら、スーパーの店頭に「ボジョレ・ヌーボ解禁まで1日」という貼紙が出ているのを見た。そーゆー季節だ。
テレビのワイドショーのキャスターは、昨日初めてストーブに火を入れたと言っていた。そう、劇団でも、14日の松本祐子さんを招いてのワークショップの際、パラータ(劇団1階にある小劇場)のストーブが今シーズン初めて点火された。

来春、P.I.Cのシリーズ第三弾として上演される『見果てぬ夢』(作/堤泰之)のオーディションを兼ねたワークショップは、いわゆるシアターゲームから始まり、台本の一部を読んだが…、「兼ねた」というのは、この作品に限らず今後の東演×松本祐子演出を睨んだ長期展望の出逢いの場であったということ。

ワークショップ終了後は、場所を3階に移して少々お酒などたしなみながら、交流を深めたわけですが、途中、はせひろいちさんも迎えて、かなりの盛り上がりをみました! ちなみにはせさんは来年秋『大地のカケラ』を書き下ろしていただくことが決まっております。

本当に偶然なのですが、今日本の演劇界をリードする力のひとつとなっている「北九州芸術劇場」で、はせさんが戯曲指導した作品の、演出を松本さんが担うという企画があり、互いに気にはなっていたそうですが、何故か下北沢のはずれで「初対面」となりました。

2月、松本さん演出の『八月の鯨』から、4月『フィラデルフィアへやって来た!』7月『子宝善哉』、『月光の夏』旅公演を挟みながら、8月の3劇団での『六十年目の夏』、そして先般終了した中国・湖北省話劇院との競演と、一気に駆け抜けた東演としても、疲れを癒す良い時間になりました・・・。

これからの演劇界を担う、というか確固たる地位を築きつつある二人との一夜は、東演の未来に必ず大きな意味を持つでしょうし、それは“東演の歴史”という俯瞰した所から見ても、大きなターニングポイントになる一日であったと思える、貴重な時間でした。
ご期待ください!

長くなったので、つづく。
(いつになったら倉敷や海老名の話になるのやら…)
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