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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

私が今この世界に生きていることをⅡ

2008年04月25日 | 鑑賞・まなび
 中野ザ・ポケットにて、T1projectの『私が今この世界に生きていることをⅡ~
ストリート・オブ・アクター』(脚本・演出/友澤晃一)を観て来ました。

 下北沢演劇祭・世田谷区民上演グループAのOB「ツネ」こと今井恒允くんが主要な役で出演ということで期待に胸を膨らませつつ、「さてどのくらい成長したかしらん…」とドキドキもしながらの観劇でした。

 ツネは人気ミュージカル『テニスの王子様』(通称は「テニミュ」とか言うそうな)の08年香川と愛知公演に、比嘉中の甲斐裕次郎役で出演するなど着実に実績を上げてきていて、ファンクラブが出来るなんぞという噂も聞いている。

 今回は、劇団で最も熱く演劇に向き合う「今井」という役に挑戦。肩に力が入って、腰高の演技になるツネの弱点はまだ克服されていなかったが、演劇的にはまったく無意味な正面芝居をヒルむことなく演じるなどガンバリは見て取れました。
 裏を返せば・・・T1projectの期待が高いと言うことか?

 主婦やリタイヤした男性などが多い「区民上演グループ」ですが、このようにプロへの登竜門としての役割も果たせれば、関わる人間としては幸甚です。

 ありゃりゃ、全然劇評ではなく、ツネ論から区民Aの話になってきたナ・・・。

 公演はまだ27日まであるし、ネタばれもあれだからこのまま触れずに終わろうか…。
 連続保険金殺人を描いたベストセラー小説『長い長い殺人』の映画シナリオを担当するなど富良野塾(俳優コース)一期生の友澤晃一氏が、後進の指導のために立ち上げた集団だと聞いています。
 テレビドラマやミュージカルなど幅広く手掛けられていて、テレビシナリオの数は200本以上なのだとか・・・その経験を“若い俳優の卵たち”が大いに享受できることを願って。

 我々東演も、このあと今年入団した新人たちの歓迎会が控えているので、今日はこのへんで。。。


  





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