■米GDP:1~3月、6.1%減 34年ぶり3四半期連続
毎日新聞 2009年4月30日 東京朝刊
米商務省が29日発表した09年1~3月期の米国内総生産(GDP)の実質成長率(季節調整済み・速報値)は、年率換算で前期(08年10~12月期)比マイナス6・1%(前期はマイナス6・3%)と石油危機直後の75年以来、34年ぶりに3四半期連続のマイナス成長となった。07年12月から続く今回の景気後退は戦後最長(16カ月)に並んだ。市場予想の減少幅(マイナス4・9%)を大幅に上回り、米景気の悪化が深刻になっていることを裏付けた。
企業などによる民間設備投資が37・9%減と過去最大の下げ幅を記録したほか、民間住宅投資も38・0%減となった。輸出は30%減と69年1~3月期以来40年ぶりの落ち込みとなり、輸入も34・1%減と大幅減だった。
★当面する闘争方針