末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

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救援本部ニュース 545号

2014-05-10 08:46:45 | #すべての原発いますぐなくそう



救援本部ニュース545号 2014.5.10

いちえふ 福島第一原子力発電所労動記

彼らの日常は続く。この職場を福島の大地から消し去るその日まで。これは福島第一原子力発電所、通称1Fで働く人々の日々の記録である。

 福島第一原発の事故収束作業にあたっていた現場労働者が書いて『週刊 モーニング』に掲載しているまんが『いちえふ』が大反響を呼んでいます。
 「世界が騒然 この『いちえふ』は作者・編集部の想像をはるかに越えた反響を呼び、NHK、読売テレビ、朝日新聞、産経新聞、共同通信などの国内メディアだけでなく、アメリカAP通信、フランスAFP通信、フランス全国紙Liberation、ドイツ国営放送ARD、スイス放送協会RSI、イタリア国営放送ANSAなどで報道され全世界に紹介されています」と雑誌の欄外に書かれています。
 連載7号目で単行本第1巻も発行され、30万部も売れているとのこと。福島第一(1F)の現場がどうなっているか、そこで作業に当たる人たちがどんなに過酷な労働条件のもとで仕事をしているのか。国や東電が必死で隠そうとしようと、いかに多くの人びとが関心を持って見守っているか、明らかです。
 その福島第一原発で事故直後に作業をして被ばくした労働者が、「現場に高濃度の汚染水があったことを隠し危険な作業を続けさせた」として、東電や関電工など関連会社に1100万円の損害賠償を求める訴えを福島地裁いわき支部に起こしたことが報じられています。
 元作業員は11年3月24日に3号機の建屋地下の作業に加わり、事前に「空間線量は10㍉シーベルト程度で作業可能」と説明を受けていたが、実際には地下に湯気の出る水たまりがあり、線量計の警告音が鳴っても作業は続行され、後の被ばく量調査で、同年3月12日~31日の外部被ばく量は20・49㍉シーベルト、内部被ばく量は13・1㍉シーベルトだったことが分かったとのこと。「東電は3月18日の時点で汚染水の水たまりを確認したのに26日まで公表しなかった。必要な情報を作業員に伝え、緊急時には退避させる義務があった」「現場の環境改善を進めてほしいと思い、提訴した」と訴えています。
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