救援本部ニュース418号 2013.2.6
ゆ着構造断ち切れず原子力ムラをぶっつぶそう!
原発事故以来、何も変わってない!
原子力規制委員会の審議官が規制する相手の原電に、公表前の活断層問題の評価報告書案を事前に漏らしていたというありえない事実が明らかとなっています。
「軽率な行為。本人の不注意」(規制委事務局の説明)では絶対に済まない。原子力規制委員会自体が、原子力ムラの一角を占める原発再稼働のための機関だから起こったこと。3・11福島原発事故以来、原子力ムラは何一つ変わってはいないのです。
東京電力は、福島第一原発2号機の原子炉建屋で床に開けた穴の先に、予想外の配管などが見つかったと発表しました。「図面を見て穴の位置を決めた」というが、要は図面とは全く違う配管工事がされていたということ。何からなにまでデタラメで、事が起これば「図面にない」、「想定外」では済まされない。誰も一度として責任を取ってこなかった証拠だし、今もそれが続いているのです。
こんな腐りきった原子力ムラのために殺されてたまるか。事故の責任は、絶対にあいまいにしない。福島の怒りと一つになって闘う。そのことが問われていると思います。
闘う労働組合の再生にかかっている だから私たちは、力をもたなければならない。すべての労働者が依拠すべきは労働組合です。原子力ムラの一角である御用組合の電力総連が原発の建設も非正規職の労働者の被ばく労働も認めてきました。労働組合が変わらなければ、被ばく労働と闘うことも原発をなくすこともできません。
安倍政権による原発再稼働・核燃サイクル推進の問題と全労働者にかけられている首切りと賃下げの横行、雇用破壊・賃金破壊の攻撃は一つ。これを打ち破るのは、労働組合の再生であり闘いです。2・17労働者集会に集まりましょう。
国鉄1047名解雇撤回!民営化・外注化粉砕、非正規職撤廃!2・17労働者集会 2月17日(日)午後5時 東京・錦糸町 すみだ産業会館
再稼働阻止! 未来のために立ち上がろう! 3・11反原発 福島行動’13
3月11日(日)正午 福島市福島県教育会館大ホール
★当面する闘争スケデュール
★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP
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