■八尾北医療センター労働組合ブログ 2015年3月4日 から
港合同の田中機械ホールに青年労働者を先頭にホールいっぱいに労働者が集まって、橋下打倒集会が開催されました。 少し遅れましたが、集会の報告をします。
労働組合の団結権を核心的武器にして、自分たち自身のたたかいを通して、もう基本的には橋下を打倒したと言いきれる地平を切りひらいてきた自信と確信に満ち満ちた活気ある集会でした。
集会には、八尾北労組、全国水平同盟西郡支部、関西合同労組大阪東部支部、八尾北命と健康を守る会からも多数参加しました。
基調報告(大阪市職の労働者が力強く以下のように訴えた)
「階級的労働運動の復権・創造が、全世界でものすごい勢いで始まっている」「外への侵略戦争と一体で安倍や橋下による労働組合つぶしの攻撃がある。しかし労働組合が団結する限り戦争はできない。労働組合の団結が安倍と資本家をボロボロにしている。職場での一つひとつの格闘が安倍を直撃する闘いだ」「労働組合全体を体現し原則を貫いて闘い抜く1人の存在が現場労働者の怒りと結びつき、労働組合全体の変質を許さない決定的な軸となることをつかんできた。団結権をめぐる闘いとして位置づけ橋下を追いつめ、民営化攻撃のすべてを労働委員会・裁判において不当労働行為と認定させた」「民営化・外注化・非正規職化は必ず職場の矛盾を爆発させる。当局は評価制度、処分・解雇攻撃などの分断攻撃でその矛盾を現場労働者に押しつける。すべてが団結破壊の攻撃だ。国鉄闘争を爆発させストライキで闘おう。韓国ゼネストと連帯し、4〜6月安保国会を労働運動の力で粉砕しよう」
連帯の挨拶
港合同 中村委員長
「前に立つ者が、自らを犠牲にしてでも橋下による団結破壊と闘い明確な方針を出さなければならない」
全国水平同盟 久原正子代表代行
「西郡や高槻植木団地の闘いも、民営化に反対する労働者の闘いだ。今までの解放運動をのりこえる闘いをやる」
婦人民主クラブ全国協 山本美知子関西ブロック代表
「橋下の攻撃は労組絶滅と金もうけ。たった1人でも屈しない者がいれば成り立たない」「3・8国際婦人デーの大結集で応えよう」 (国際婦人デー集会 3月8日 午後1時半 エル大阪)
闘いの現場から
大阪市職と大阪市教組の仲間が堂々と発言に立ちました。
大阪市職民生支部の労働者
「大阪の保育士の大幅賃下げは、1千人の保育士の民営化に対する怒りと労働組合的団結に恐怖した橋下の団結破壊そのものです。闘うつもりもない市職本部を許さず絶対反対で闘い続けます」
市教組の青年労働者
「不当配転の強要が団結破壊であり、不当労働行為だ。これは個人の問題ではなく、学校事務職員の定数削減や臨時主事の雇い止め攻撃と一体のもの。事務職員と教員、正規と非正規の分断を許さず、ひとりの首切りも許さない労働組合が必要です」
「君が代」不起立処分と闘ってきた労働者
「〝ひとりの労働者にかけられた攻撃はすべての労働者にかけられた攻撃〟ととらえて闘うことで労働者の共感や団結を生み出す。誰もが確信をもって闘える路線をつくることで、青年労働者は絶対反対で闘う労働組合に結集してくる」
つづいて、八尾北労組の藤木好枝委員長が、橋下の道州制=民営化・更地化攻撃による病院廃院・全員解雇を打ち破った闘いの現場から発言しました。
「改めて労働組合そのものに光を当て、基礎的団結を育ててきた。労組を土台とした階級的団結にこそ、橋下・安倍を打ち倒し、未来をきり拓く無限の可能性、力がある。恐慌の中の恐慌、世界戦争に突入した今日、八尾北労組は、全部ひっくり返し、奪い返すソビエトの拠点労組となっていく」
決意表明
動労西日本の 東 元(あずまはじめ)さん
「青年を夜勤で眠らせず病気に追い込んで解雇するJR西日本。動労西日本はストライキでこれを絶対に許さず闘う」 2・27第一波ストライキの様子もこのブログでご覧ください。
関西合同労組の青年労働者のアピール
この集会でいちばん盛り上がり、激励の拍手と歓声が多かった発言です。少し長いですが掲載します。
「僕は橋下がテレビにしょっちゅう出て偉そうに言ってるのが超ムカつく、あんな橋下なんかぶっ飛ばしたい、そんな気持ちで今日の集会に参加しました。
私が組合に入ったのは1枚のビラからです。八尾北・西郡の闘いは以前から知っていましたが、関西合同労組の青年交流会に参加して初めて労働組合のことを知りました。最初は組合のことは何も分からなかったけど、ここに僕と同じ働く仲間がいました。組合の人は団結!団結と熱心に話していたのをおぼえています。 僕は組合に加入するとともに仲間を増やしたくて、同じ学校の友達にも組合に入ろうと声をかけました。2人の友達が入ってくれました。
ある時、会社は僕だけ午後4時に帰らされるようになりました。定時は午後5時です。僕は時間給で働いているので、給料が下がるのはこまるので、午後5時に戻してほしいと言いましたが、会社は聞き入れてくれなかったばかりか、「嫌なら辞めてもらってもけっこう」と言いました。支部と何度も話し合いを持ち、不安もありましたが組合で闘うことを決断しました。組合通告の時、専務は、「雇ってやっているだけでも有難いと思え」と言いました。ふざけるな!と怒りがわいてきました。しかし会社は組合に圧倒され、翌日から5時に戻してきました。団交で、合意書も交わし、賃下げ・解雇攻撃を粉砕しただけでなく、有給休暇についても、これまで会社が一方的に決めてきたのを、労働者が自分で決めて取れるようにさせました。闘えば勝てると実感しました。労働組合の団結はすごいと思いました。
でも、僕ら倉庫で働く人はみんな時間給で、会社に入って10年にもなるのに最低賃金ギリギリで今まで1円も上がっていません。消費税も上がるし、物価も上がってもう生きていけません。給料が上がるかどうか分からないけど、関西合同労組の仲間といっしょに生きるための賃上げを要求して春闘を闘いたいと思います。
西郡の島瀬さんじゃないけれど、前へ前への精神で今後も労働者の団結を広げ、安倍や橋下をぶっ飛ばして世の中を変えていきたいと思います。いっしょにガンガン闘いましょう。
団結頑張ろう
港合同の田中機械ホールに青年労働者を先頭にホールいっぱいに労働者が集まって、橋下打倒集会が開催されました。 少し遅れましたが、集会の報告をします。
労働組合の団結権を核心的武器にして、自分たち自身のたたかいを通して、もう基本的には橋下を打倒したと言いきれる地平を切りひらいてきた自信と確信に満ち満ちた活気ある集会でした。
集会には、八尾北労組、全国水平同盟西郡支部、関西合同労組大阪東部支部、八尾北命と健康を守る会からも多数参加しました。
基調報告(大阪市職の労働者が力強く以下のように訴えた)
「階級的労働運動の復権・創造が、全世界でものすごい勢いで始まっている」「外への侵略戦争と一体で安倍や橋下による労働組合つぶしの攻撃がある。しかし労働組合が団結する限り戦争はできない。労働組合の団結が安倍と資本家をボロボロにしている。職場での一つひとつの格闘が安倍を直撃する闘いだ」「労働組合全体を体現し原則を貫いて闘い抜く1人の存在が現場労働者の怒りと結びつき、労働組合全体の変質を許さない決定的な軸となることをつかんできた。団結権をめぐる闘いとして位置づけ橋下を追いつめ、民営化攻撃のすべてを労働委員会・裁判において不当労働行為と認定させた」「民営化・外注化・非正規職化は必ず職場の矛盾を爆発させる。当局は評価制度、処分・解雇攻撃などの分断攻撃でその矛盾を現場労働者に押しつける。すべてが団結破壊の攻撃だ。国鉄闘争を爆発させストライキで闘おう。韓国ゼネストと連帯し、4〜6月安保国会を労働運動の力で粉砕しよう」
連帯の挨拶
港合同 中村委員長
「前に立つ者が、自らを犠牲にしてでも橋下による団結破壊と闘い明確な方針を出さなければならない」
全国水平同盟 久原正子代表代行
「西郡や高槻植木団地の闘いも、民営化に反対する労働者の闘いだ。今までの解放運動をのりこえる闘いをやる」
婦人民主クラブ全国協 山本美知子関西ブロック代表
「橋下の攻撃は労組絶滅と金もうけ。たった1人でも屈しない者がいれば成り立たない」「3・8国際婦人デーの大結集で応えよう」 (国際婦人デー集会 3月8日 午後1時半 エル大阪)
闘いの現場から
大阪市職と大阪市教組の仲間が堂々と発言に立ちました。
大阪市職民生支部の労働者
「大阪の保育士の大幅賃下げは、1千人の保育士の民営化に対する怒りと労働組合的団結に恐怖した橋下の団結破壊そのものです。闘うつもりもない市職本部を許さず絶対反対で闘い続けます」
市教組の青年労働者
「不当配転の強要が団結破壊であり、不当労働行為だ。これは個人の問題ではなく、学校事務職員の定数削減や臨時主事の雇い止め攻撃と一体のもの。事務職員と教員、正規と非正規の分断を許さず、ひとりの首切りも許さない労働組合が必要です」
「君が代」不起立処分と闘ってきた労働者
「〝ひとりの労働者にかけられた攻撃はすべての労働者にかけられた攻撃〟ととらえて闘うことで労働者の共感や団結を生み出す。誰もが確信をもって闘える路線をつくることで、青年労働者は絶対反対で闘う労働組合に結集してくる」
つづいて、八尾北労組の藤木好枝委員長が、橋下の道州制=民営化・更地化攻撃による病院廃院・全員解雇を打ち破った闘いの現場から発言しました。
「改めて労働組合そのものに光を当て、基礎的団結を育ててきた。労組を土台とした階級的団結にこそ、橋下・安倍を打ち倒し、未来をきり拓く無限の可能性、力がある。恐慌の中の恐慌、世界戦争に突入した今日、八尾北労組は、全部ひっくり返し、奪い返すソビエトの拠点労組となっていく」
決意表明
動労西日本の 東 元(あずまはじめ)さん
「青年を夜勤で眠らせず病気に追い込んで解雇するJR西日本。動労西日本はストライキでこれを絶対に許さず闘う」 2・27第一波ストライキの様子もこのブログでご覧ください。
関西合同労組の青年労働者のアピール
この集会でいちばん盛り上がり、激励の拍手と歓声が多かった発言です。少し長いですが掲載します。
「僕は橋下がテレビにしょっちゅう出て偉そうに言ってるのが超ムカつく、あんな橋下なんかぶっ飛ばしたい、そんな気持ちで今日の集会に参加しました。
私が組合に入ったのは1枚のビラからです。八尾北・西郡の闘いは以前から知っていましたが、関西合同労組の青年交流会に参加して初めて労働組合のことを知りました。最初は組合のことは何も分からなかったけど、ここに僕と同じ働く仲間がいました。組合の人は団結!団結と熱心に話していたのをおぼえています。 僕は組合に加入するとともに仲間を増やしたくて、同じ学校の友達にも組合に入ろうと声をかけました。2人の友達が入ってくれました。
ある時、会社は僕だけ午後4時に帰らされるようになりました。定時は午後5時です。僕は時間給で働いているので、給料が下がるのはこまるので、午後5時に戻してほしいと言いましたが、会社は聞き入れてくれなかったばかりか、「嫌なら辞めてもらってもけっこう」と言いました。支部と何度も話し合いを持ち、不安もありましたが組合で闘うことを決断しました。組合通告の時、専務は、「雇ってやっているだけでも有難いと思え」と言いました。ふざけるな!と怒りがわいてきました。しかし会社は組合に圧倒され、翌日から5時に戻してきました。団交で、合意書も交わし、賃下げ・解雇攻撃を粉砕しただけでなく、有給休暇についても、これまで会社が一方的に決めてきたのを、労働者が自分で決めて取れるようにさせました。闘えば勝てると実感しました。労働組合の団結はすごいと思いました。
でも、僕ら倉庫で働く人はみんな時間給で、会社に入って10年にもなるのに最低賃金ギリギリで今まで1円も上がっていません。消費税も上がるし、物価も上がってもう生きていけません。給料が上がるかどうか分からないけど、関西合同労組の仲間といっしょに生きるための賃上げを要求して春闘を闘いたいと思います。
西郡の島瀬さんじゃないけれど、前へ前への精神で今後も労働者の団結を広げ、安倍や橋下をぶっ飛ばして世の中を変えていきたいと思います。いっしょにガンガン闘いましょう。
団結頑張ろう