末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

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今や発熱外来が医療の最前線 医療崩壊をくい止めよう その6

2022-08-23 11:36:20 | 地域医療の団結で医療崩壊と闘おう
8月23日「報道1930」がコロナ感染の特集を組みました。
よくまとめられているので紹介します。




「東京、大阪はやや減っている」と報道されていますが、発熱外来の現場感覚から言うと、東京・大阪は感染者数が多すぎて検査にたどり着けない人が大勢いるだけのことです。
「発熱外来がどこも一杯だったので解熱剤をのんで過ごした」人。
診察のときに喉が痛いと訴えられ検査をしたら陽性という患者さんが、ある日は4人中3人でした。本来なら発熱外来でみるべき人が、行く場がなくて一般診療に入ってしまっているのです。
同じ理由で、無料のPCR検査で陽性になる率が上がっています。
検査をもっと増やさなければなりません。八尾市と医師会が協力して公的な施設を使って行政の責任でやるべきです。




新規感染者と死者の増加が、資本主義の生み出した医療の崩壊で起こっていることは明らかです。
自民党のコメンテーターが日本は実数を報告しているから多く見えると言っていますが、では死者数がこれだけ多いのはと問われて絶句していました。
「現場が大変だから」と理由をつけて”全数把握”を見直す意見が出されていますが、医療崩壊の隠ぺいとしか思えません。
実態が把握できなくなり、ますます助かる命が奪われていきます。(続く)



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