東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

大きな苦痛を先ず受けよう

2013-12-31 | 人生の気づき
先日、今年最後の墓掃除を家族で行った。私の役目は水回りなので、湯呑みを洗ったり花に水をそそいだりする。さすが冬の水は冷たい。手がしびれ赤くなる。しかし、水を使ったあとは、手袋なしでも手がホカホカと温かい。他の人は手袋をしているが、私は温かいため手袋は無用。

経験したレベル以下の苦痛は、苦痛とも思わないというこの事実。ビジネスの世界でもよくあることだ。大きな苦労は最初から経験させておくと、そのあとの中くらいの難易度の難しい仕事は、いとも簡単にできる。やはり、苦労は買ってでもすべきだ。


調身・調息・調心

2013-12-30 | 雑談
禅の教えとして、調身・調息・調心というのがある。身体の姿勢を整えるのが最初で、姿勢が整うと、呼吸が整ってくる。呼吸が整えば、心も整う。一気に心を整えることは出来ないから、順番は姿勢が最初。呼吸は吐くのが基本だから、息を丁寧に吐くと自然と後は無意識に吸う行動になる。

お寺でこの話を聞いたことがあるが、ヨガでも同じ教えがあるとか。今年は忙しくて座禅を組む回数が減っていたが、来年は復活させよう。・・・と、小さな声で小さな誓い。

誠意を尽くせば

2013-12-29 | 人生の気づき
アメリカの小説家であるオグ・マンディーノの名言に|逆境こそ真の友を数える最良のとき」というのがある。しかし、私の場合、まだ大きな逆境を迎えていないので、真の友を探し当ててないかと言えばそうでもない。

必ず彼であれば救ってくれると思われる人が何名かいる。やはり日ごろの誠意ある交際は、大切な贈り物をもたらしてくれる。

否定系ではなく肯定系の誓いを

2013-12-28 | 雑談
心理学の実験成果によると、「・・・しない」と誓うよりも「・・・する」の方が実現性が高いらしい。したがって、「禁止」ではなく「実行」に変えるのがポイント。例えば、「たばこをたくさん飲まない」と誓うよりも、「たばこは1日7本に抑える」の方が良い。

注意すべきは、たばこが欲しくなることを無理やり抑えるのではなく、「欲しくなる自分を意識し、第三者的に自分を眺めるとよい」らしい。客観的に自分を見つめる意識を自覚することによって、良い方向に変わってくるから不思議だ。

心理学って結構実用的なんですね。

くよくよしない

2013-12-27 | 失敗の気づき
何か心配事をしてくよくよするのは、性格というよりも「考え方の癖(習慣)」だ。したがって、自分が落ち込む癖を知って、そこに行かないように気づけば、「くよくよ病」はストップできる。性格と違って、癖は直しやすいから、是非トライしてみましょう。

命のリレー

2013-12-26 | 雑談
娘が、自分の娘のために、遊び道具をつくった。現代は様々な高額おもちゃが氾濫しているが、教育上一番好ましいのは、手作り作品だろう。私も子供が幼いころは、落下傘・ヘリコプター・紙の船など色々な遊び道具を作ってあげた。自分の幼いころを思い出しての玩具だから、自分自身、昔を思い出して楽しくなる。

高いお金をはたいて玩具を買い求めることが本当の愛情とは言えない。下手でも心を込めて作った玩具だから、子供も喜ぶ。このような本物のコミュニケーションを体験できていないと、次の世代に伝えることが出来ない。一見何でもないことのように思えるが、本当は、命のリレーを行うためにも必須のツールかもしれない。

動く人 動かない人

2013-12-25 | 人生の気づき
最近は、女性の元気な人が多い。女性はパワフルでとにかく動きまわる。一方、頭で考えて即座に答えを出す男性は動かない。女性は動きながら考えるのに対して、男性は動かない口実を考えると言っても過言でないくらい、理屈が優先する。

以上は一般論であり、女性の中にも動かない人がいるとともに、男性の中にも動く人はいる。今の時代はとにかく動かなければならない。動いてデータを集めることによって、考えるのに必要な素材が揃ってくる。

動かなければ、何も可能性が見えないし、導火線に火をともすことが出来ない。とにかく動こう、行動を起こそう。経営に関してであれば、喜んでお手伝いさせて頂く。もちろん、経営に関わりがなくても、酒と音楽関係であれば、労力は惜しまない。

必ず後悔はしない

2013-12-24 | 人生の気づき
反省と後悔は一見よく似ているが、似て非なるものだ。後悔とは、過去を振り返りくよくよすること。どんなに過去を悔やんでもその事実は変わらないとすれば、後悔はすべきでない。しかし、過去を振り返り間違いがなかったかと考えることは必要なことだ。したがって、反省は必要だ。

後悔はしないで、反省にとどめる。過去を悔やんでくよくよすることを絶対に止めれば、人生はもっと楽しくなる。

言われた通りにしか動かない人

2013-12-23 | 経営の気づき
「指示通りに動く人」と「自分で考えて動く人」、世の中には大きく分けてこの2種類に分かれる。どちらも一長一短あるが、私の場合は自分で動く方のタイプだ。前者は扱いやすいが、後者は前者よりも扱いにくい。扱いにくいものの、部下として望ましいのは後者のタイプ。こちらの方が成果を生み出しやすい。

前者の場合であっても、優秀な上司のもとにいれば、絶大な成果を出すことがある。しかし、転勤にて、無能な上司に仕えるときは成果を出せなくなる。一方、後者の場合、上司からすれば指示した業務に対して素直に従うことが少なく、反対意見を積極的に述べるため、優秀な上司でないとその部下の能力を活かしきれない。

要するに、上司と部下の組み合わせ次第で、二つのタイプの人間が、活かしきれる場合と活かしきれない場合の両パターン生じるということだ。


サンタがやってきた

2013-12-22 | 雑談
家内の姉から、私の孫5人向けにクリスマスプレゼントが届いた。小包みの中には、その他に「猪の肉」「川魚のアマゴ」「自家製こんにゃく」「かぼちゃ」なども入っており、当日の夜は、この贈り物だけで夕食をまかなった。まだ「猪の肉」は残っているので、肉は年末にでも鍋に変身するかな。

この方には、いつも、我が家の梅干しつくりに協力してもらっており、毎年梅を送ってもらっている。したがって、家内はお礼の意味で毎年お歳暮を贈っている。そのお歳暮の返礼として、このような「山の幸」「心の幸」が贈られてくる。お互いの気遣いは、良い循環となって、果てしなく続く。

世界平和の道も、このように、簡単な人の道を歩むことによって導かなければならないのだろう。

頼まれ事の上手な断り方

2013-12-21 | 雑談
相手の依頼を角が立たないように上手に断るにはどうすればいいだろうか。これは、相手側の立場になって考えるとよく分かる。まず、断られた相手が苛立ちを覚えるのは次のようなときだということを理解しておこう。

「無理なのか引き受けてくれるのかはっきりしない」「断られた理由がわからない」「申し訳ない気持ちが伝わってこない」以上の三つが下手な断り方なので、この逆を行えばよい。したがって、「無理ならはっきり断る」「納得いく理由を説明する」「謝る」の三つの要素を必ず入れなければならない。次に、例をあげてみよう。

相手 「今週の土曜日飲みに行こうか」
あなた「ごめん、土曜日はちょっと無理だな。どうしても見たいビデオが溜まってて無理なんだよ」 ←謝まって、はっきり断り、断りの理由を話す
相手 「ビデオくらいいつでも見れるじゃないか」
あなた「楽しみにしていたビデオなので、休みの日にゆっくり見たいんだ。本当にゴメン」
相手 「仕方ないなぁ」
あなた「その代り来週行こう。おいしい店も探しとくからさ」 ←別の提案をして埋め合わせる

できるビジネスマンは、次に備えて絶対に禍根を残さないようにしなければいけない。

いまが青春

2013-12-20 | 人生の気づき
私の若いときは、今ほど弾けてはいなかった。したがって、私にとってはいまが青春だ。夜遊びを楽しみ、パーティーを仕掛け、人との出逢いを楽しみ、いつも楽しむための仕掛けに努力している。もちろん、遊ぶだけでなく、仕事も半端ではない。新しい仕事の仕掛けにも余念がない。

私の持っているエネルギーを100%燃焼させている今は、人生最高の時。実は、私の名づけ親は、我が家の菩提寺の和尚さんで、「憲二という名前は徐々に盛り上がる人生を意味しており、後半は素晴らしいですよ」と言って頂いていたとか。どうも名前の通りになってきたようだ。

忘年会の起源

2013-12-18 | 雑談
忘年会の起源については諸説あるが、一番有力視されているのが鎌倉~室町時代に行われていた「としわすれ」と言う行事。この「としわすれ」は、現在の忘年会のようにお酒を飲んでワイワイ騒ぐものとは、ちょっと趣向が違っている。貴族や上級武士などの身分の高い人たちが年末に集まり、一晩中連歌を行うものだった。

したがって、昔の「としわすれ」は、結構過酷な、苦行のようなものだったと思われる。何しろ、今のように暖房器具のない寒い部屋で、上司や同僚と歌のやり取りをするのだから、楽しむというよりも苦行に近いかもしれない。ということは、現代の忘年会で、嫌な上司にも酒の勺をしなければならないという程度であれば、昔に比べれば苦労のレベルが格段に低いとも言える。我慢我慢。


ご指南ありがとうございました

2013-12-17 | 雑談
仕事に必要なデータを探し求めて、スタッフに図書館に行ってもらった。しかし、的確なデータが見つからなかったため、県庁統計課に質問の電話をさせてもらったところ、電話に出られた方から懇切丁寧に説明頂いた。総務省のホームページにアクセスした上で、次々とクリックする場所を指摘してもらったので、あっという間に目的ページに到着。

以前は、評判の悪かった公務員の方のサービス品質がずいぶん上がってきた。これでは、我々民間人もうかうかしておられない。民間対公共の関係は、こういう競争の仕方でお互いに成長する。やはり、ライバルがいないと自分が成長しないということか。