東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

女性の口動力(こうどうりょく)

2010-09-30 | 経営の気づき
男性の会議と違って、女性の会議は、よく意見が出る。男性の場合は、自分の頭で先に結論を出すため、自分自身で自分の意見を評価し、口に出そうとしない。

しかし、女性の場合は、口で考えると言うか、口で相手方を動かそうとする。即ち、口動力である。この口動力は、長所と短所があるが、男性からすれば是非、見習うべきである。

目標設定で分かる人間価値

2010-09-29 | 人生の気づき
県外のハローワークに勤めている私の友人の話。彼は、就職支援の仕事をしているが、彼曰く「自力で簡単に就職が決まる人は、あまり応援しなくても良い。親身になって応援すべきは、問題を抱えている人。何人就職先を決めたかのノルマはあるが、それはどうでもよい」

上司から求められている数字ではなく、職務の本質的な役割を追求する彼の姿勢に惚れた。この考え方は、私の基本姿勢と同一である。

見栄えとしての数字ではなく、本質的な役割追求。これなくして、命をかけて仕事をしているとは言えない。

出席率100%の会議

2010-09-28 | 経営の気づき
ある団体の婦人部会は、役員会の出席率が100%である。なにしろ、開始時刻が夜の10時であるから、よほどのことが無い限り、「所用のため欠席」とは言えない。

その会議には、出席者は必ず、食べ物か飲み物を一品持参しなければならない。したがって、会議は、飲み食いしながらの雑談が半部を占めているとか。だからこそ、会議が円滑に進むのかもしれない。しかも、肩肘張らない世界だから、本音で語り合える。


記者会見

2010-09-27 | 私流
今日は、愛媛県庁の番町記者クラブにて、14時から記者会見を行う。ブログにて、再々ご紹介している「坊っちゃん劇場とのコラボによる社員教育」の話だ。

本来は、想定質問を組み込んだ展開ストーリーによって、話法の準備が必要だ。しかし、歳を重ねて、何事も億劫になった私は、準備はしない。さて、如何な展開になるか。笑

「結果がどのようになろうと、その結果は私にとってよいことだ」と考えるようになったため、精神的に楽だ。さて、記者会見を楽しんでくるか。

男の止まり木

2010-09-26 | 雑談
私の行きつけのバーgのマスターに、「バーの役割は何でしょう」と尋ねた。すると、彼は「人間が背伸びをするところ。そして、男を磨くところ」だと説明頂いた。お話してもらったことを要約すると、次の通りだ。

「会話や態度など、自分をもう少し成長させたいとき、背伸びをした自分を見つめることが出来るのが、バー。そこで色々と試しながら、男っぷりを磨くことが出来る。したがって、バーは、男の止まり木である」

ということは、バーでは、ありのままの自分ではなく、少し着飾った自分を表現したり、何かの挑戦をすべきなのかも知れない。

仕事の楽しみ方

2010-09-25 | 経営の気づき
多くの人は、仕事は辛いものだと思い込んでいる。自分で工夫して、楽しくしようとは考えない。与えられた仕事をそのまま取り組めば、当然に楽しくない。やはり、知恵を使わなければならない。

一つの切り口をご紹介しよう。それは、間接時間を減らして直接時間を増やすという方法だ。分かりやすい表現法に変えると、一つの同じ仕事を連続作業出来るように、仕事を組み立てるということだ。

例えば、私が、原稿執筆を行う場合は、土日曜日の電話も来客も無いときを狙う。執筆の中断が、ロスを大きくする。自分の時間に戻って後に、再度、頭の中を整理しなおさなければならないので、中断は無駄な時間を作る。そして、仕事を楽しむ波に乗れない。

あるいは、自分の好きなことを組み込むように、仕事そのものをアレンジするのも良い。例えば、講演のときには、私の好きなタイプの女性を見つけて、彼女が好反応してくれるのを楽しみながら、語る。

仕事は与えられるものではなく、創り上げるものだ。


珍妙な仕事を発見

2010-09-24 | 私流
知人から仕入れた面白い話をご紹介する。私もびっくりしたくらいだから、知らない人が多いはず。

それは、デパートのアトウリムなど、高い場所の掃除を誰がするかって話だ。私は、とび職の人がするのかと思っていたが、ロッククライマーに頼むことが多いとか。彼らからすれば、趣味と実益を兼ねた仕事になる。

この話を聞いて、私のアイディアが浮かんだ。最近は不景気にて、仕事のない人が多いが、自分の特技を活かして、新しい仕事を編み出せないものか・・・・と。

因みに、私の場合だと、「賑わいづくりのための居酒屋のサクラ」がいいかな。(笑)

ラジオで収穫

2010-09-23 | 経営の気づき
ラジオでこんな話を聞いた。

JRの車内販売のスタッフは、1300名いる。その中で、彼女たちのリーダーである、紫色の名札を付けている人は、全国で3名しかいない。そのうちの一人の話である。その仕事ぶりがすごい。売上は他の人の二倍。

売上を上げるためには、とにかく車内を動き回らなければならない。この方は、通常の人の3倍、車内を動いている。そのための工夫の一つが、釣銭を早く渡す技術である。これは、マニュアルに書かれていない。自分で編み出したようだ。

片方のポケットに、500円玉と100円玉を入れる。別の側に、50円玉と10円玉を入れる。なぜ、この組み合わせなのかが、ポイントである。どちらの組み合わせも、目をつむってて、手の感触で解かるのだ。なーるほどと、私は大きくうなづいた。

このような工夫を随所にしている彼女。やはり、仕事のできる人は、自分自身で編み出した技術を持っている。会社から、あるいは、上司から指導されるものだけでは、他の社員との差別化にはならない。

任せて育てる

2010-09-22 | 経営の気づき
組織化には、二つの側面がある。一つは、集団をまとめて統率力のとれた組織を作るという側面。もう一つは、組織構成員を育てるという側面である。

通常は、前者の方のみに目を向けられるが、実は、後者を脱落すると、良い組織が出来ない。したがって、組織化の段階で、構成員の育成を視野に入れておかなければならない。

例えば、協同組合を組織化する場合において、組合設立準備段階から、全員に何らかの役割を与えなければならない。役員が全てを考え、全て動いてくれるという風土を作ってしまうと、無役の組合員は他人任せとなり、組織力の弱い協同組合となってしまう。

苦しいときは酒

2010-09-21 | 経営の気づき
会社の経営要素の中で、最も重要なものが人間である。その人間を見る場合、二つの視点で見分け、論じなければならない。それは、内的因子としての「感情」と外的因子としての「時間」である。

人にはそれぞれの感情がある。これがあるから、労務管理もひとくくりで簡単に仕切れない。その感情を無視すると、些細なトラブルになったり、大きな法的争いにまで発展したりする。

もう一方の時間も厄介である。与えられた作業を何時間で仕上げるか、要するに、生産性の問題だ。以上のように振り分けると、労務管理とは、「感情」と「生産性」をマネジメントする分野の仕事であると理解できる。労務管理が難しいはずである。

このような難しい仕事に立ち向かうのであるから、酒抜きでは無理である。酒の潤滑油があってこそ、人員削減などの非情な策を、経営者に囁くことが出来る。多くの人を救うためには、一部の人を犠牲にしなければならないことも・・・

バナナの憂い

2010-09-20 | 雑談
我が家の食堂のカウンターでの出来事。バナナが悲観して、首をつっちゃった。キャー

置いていたバナナが、自分の重みを支えかねて、皮が剥げた。そして、伸びきった。見つけた娘は、本当は、悲鳴を上げたのではなく、ふき出したのだ。「バナナが首をつっている」って。

魚に謝った

2010-09-19 | 私流
先日の飲み会。魚の美味い店に行った。しかし、その日のオコゼは、美味くなかった。

私は、「水槽に入ってたやつかな。現地ですぐに〆れば、味がいいんだけど。水槽の魚は、弱ってるから、かえって味が落ちるんだよね」と、連れの者に語った。

すると、オコゼは、体を刻まれて後も、ピクピク頭を動かしている。私は、その瞬間「悪口を言ってごめんね」と謝った。せっかく、命を私に授けてくれたのに・・・ごめんね。
(当日は、姿作りであったが、写真は、その時の魚とは異なるものだ)


残り時間

2010-09-18 | 人生の気づき
それぞれの人間には、寿命がある。分かりやすい言葉で表現しなおすと、「人間としての持ち時間」。

私の場合、まだしなければならないことが山ほどある。したがって、その持ち時間内で終了させるために、工夫が必要だ。そこで、自分に課する目標として、思い残しのないように、次のとおり到達目標を設定した。

第1期・・・私流のコンサル手法の整理/役者のスキルアップの手法を活用した社員教育の普及/自分流の優雅な楽しみ時間の設定
第2期・・・後輩の育成/仕事中心主義から生活中心主義への脱皮
第3期・・・ただひたすら人生を楽しむ

仕事は楽しく 遊びは真面目に

2010-09-17 | 私流
私の人生訓は、「仕事は楽しく、遊びは真面目に」である。したがって、仕事をする場合は、自分が楽しくなるように心がけている。その要領をご紹介しよう。

「仕事を楽しむ」とは、表現法を変えると、「仕事を自分のやり方で、やりたいようにやってしまう」ことである。今までの決まった方法でやったり、クライアントの押し付けの方法でやることは、楽しくない仕事になってしまう。

したがって、頼まれた仕事が、以前経験したものと同じパターンであっても、以前の方法は用いない。再度、別の視点から組み立てなおして、別の手法を用いる。果たして、今回の試みで新しい成果が得られるか、その期待感が、仕事を楽しむことに繋がっていく。

あるいは、講演の場合だと、講演前に「1秒の狂いもなく時間ぴったりに終了させる」「うなづいて聞いてくれる人を10人以上作る」とか、自分なりの勝手な目標を作る。すると、その成果を見ながら仕事が出来る。

楽しめるかどうかは、自分の工夫と努力次第ということだ。

夜の予定

2010-09-16 | 雑談
昨夜は、敬老の日の前倒しで、道後山の手ホテルにて、母を囲む会を開いた。食事の前に温泉でゆっくり、そして、渇いたのどを潤すために、ワインを注いだ。フランス料理なので、ビールではなく、ワインが良い。

さて、この後の飲み会の予定を、分かっている範囲で並べてみると、次の通りになる。
9月21日は中小企業診断協会の懇親会
24日は、千代の亀101の会(酒文化を守るための酒造メーカーの応援の会)
10月1日は、松山市堀之内公園にて、愛媛県酒造協同組合主催のほろよいフェスタ(松山城のふもとに400名が集う)
9日は、私が立ち上げた異業種交流会の15周年記念パーティー(名誉会員として久々の出席)
13日は、高松にて、研修会の後で懇親会
11月2日は、中小企業診断協会の四国ブロック会議
6日は、研修を終えて後の交流会

といった具合に、自分でも驚くくらい並んでいる。どれか削るべきかな?