東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

説明力

2013-07-31 | 雑談
夏休みシーズンになると、NHKラジオでは「電話子供相談室」の番組が始まる。しかし、講師の方たちはその道の専門家でありながら、子供に対しての説得力がない。なにしろ、子供が理解しているはずのない難しい言葉を「難しい言葉だけど知っていますか」と、無理を押し付ける。私だったら、難しいその単語自体を使用しない。

分かりやすく説明する場合の鉄則は、「難しい言葉を使わない」「聴衆者のレベルに合わせる」「よく知られている現象を例え的に示す」だから、子供相談室の講師は、その道の専門家を用いるよりも、分かりやすく説明できるプロを用いるべきだ。その上で、その方に色々と調べてもらった回答を用意してもらうのがベストだ。

講師の用い方一つで説得力が変わるという事実からしても、何事においても企画の重要さを再認識すべきだ。

お礼の心

2013-07-30 | 経営の気づき
私が様々な機関で経営相談に携わっているが、来られる方は様々だ。頼みっぱなしで何の経過報告のない人もいれば、詳細に連絡を頂ける人もいる。しかし、9割以上の方は頼みっぱなしのなしのつぶて。だから、経営がうまくいかなくなるのだが、そのことに気づいていない。

先日、全く正反対の出来事があった。一つは、ことが予想以上にうまく運び、手土産を持たれてその報告に来られた。一方で、創業するに際し補助金申請の応援をさせてもらったが、別の方から補助金をもらえることになった事実を聞いた。その方からは報告さえ聞けていない。

私が戴きたいのはお礼の品物ではない。その方の「有難い」という嬉しい気持ちが欲しいのだが、それに応えられない人が大勢いる。多分、こういう報告の出来ない方は、経営も順調に運ばないのでしょうね。応援者をたくさん作るためには、直接的な関係者のみでなく、間接的に関わる人も含めてすべての人に感謝の気持ちを伝えないとまずい。

トイレ交代要員

2013-07-29 | 雑談
毎日暮らしていると、色々な疑問に出会う。たとえば、「キヨスクの店員さんは、いつトイレにいっているのか」という疑問。キヨスクの販売員さんは、たったひとりで店舗をまわしている場合が多く、余計なお世話かもしれないが、いつ、どのタイミングでトイレにいっているのか、不思議であった。

実は、キヨスクには、トイレ交代要員ともいうべき販売員がいるらしい。担当の店をもたない特別な販売員が、決まったコースで店舗を巡回しており、2時間半に1回、交代してくれるという。そのあいだにトイレなどをすまし、また交代するというわけだ。でも、四国のような田舎でもそうなのだろうか。

私の著作「気づきの智慧」も松山駅のキヨスクに置かれており、あの本見たよと何人か教えてくれた。その意味では私もお世話になっているキヨスクなので、ちょっと気になっていた。

体力の衰え

2013-07-28 | 私流
以前は3時4時まで飲み歩いてても、翌日は何の支障もなかったが、最近は帰宅が2時を過ぎると、翌日の午後眠たくなる。したがって、早く帰宅することを心掛けるのだが、アルコールが入るとその制御が効きにくい。

どうか周囲の皆様、夜の街で制御のない私を見つけられましたら、ぽんぽんと肩をたたいて「早く帰りたまえ」と信号を送ってください。笑

情報の料理

2013-07-27 | 雑談
「話を分かりやすく伝える」ためには、先ず、伝えたい事柄、即ち「情報」を料理しなければならない。その内容をただ羅列的に話すだけでは、先方にこちらの意思が伝わらない。順番はどうするか、メインディッシュは何か、そして決め手になるのが「味付け」。

二度と今回のような間違いをしてほしくないなら、時折、強い口調の「怒り表現」が必要だ。その方の的確な気配りで予想外の成果を得たことの感謝の意を伝えたいなら、時折、身体を折るほどに頭を下げて「感謝」の表現をしなければならない。抑揚のないストレートな口調だと、こちらの意が伝わらない。要は味付け次第である。


あーつかれた

2013-07-26 | 雑談
うつの本質は、疲労とそれに対する体の防衛反応らしい。したがって、うつにならないためにも、過度の疲労に注意しないといけない。ということで、仕事もほどほどに・・・今日はブログも早めに切り上げます。笑
 

Good Company

2013-07-25 | 私流
先日、愛媛県内の大学に留学している生徒を集めての「中小企業の魅力研究セミナー」の講師をさせて頂いた。70分の短時間で何を伝えるかとなると工夫が必要だ。一つは、四国を一つの国としてとらえた場合の経済規模がどの程度か。そのボリュームから、四国の会社に勤めることもまんざらでもないと感じて欲しかった。

さらに、日本一、世界一の技術が四国内に結構あるという事実。三つ目が、Strong Companyではなく、Good Companyとしての中小企業の魅力。これについては、私の親しい会社を具体的に紹介させて頂いた。

生徒の感想は、「いままで会社だけを一生懸命探していたが、それよりもどの仕事をしたいか、自分に合っている仕事は何かを選ばないといけないと気づきました」とのこと。私の狙いが伝わって、大成功である。「大企業を狙うと、就職ではなく就社になり、どの職場に配属されるか分かりませんよ」と言いたかったのだが、正確に伝わったようだ。

打ち水

2013-07-24 | 雑談
日本語は、何でもない言葉の中に深い味わいを持つ言葉が多い。例えば、夏真っ盛りのいまだと「打ち水」という言葉が最初に思いつく。夏の暑さをしのぎ涼を得るために、門前や庭に水を撒くことだ。何故、この言葉に味わいを感じるかと言えば、この打ち水は、自分の涼だけでなく、家の前を行きかう人や我が家を訪れる人への想いがこもった行為だから。

自分だけのためだと、団扇であおぐなり扇風機の風に頼れば済むことだが、その瞬間だけでなく、自分だけでなく、広くその価値を伝えたいことに奥深さを感じる。私の生活においても、仕事においても、「打ち水」的な優しさで他の人と接したい。

オアシスの布陣

2013-07-23 | 私流
通らなければいけない道に、いつどこで地雷を踏むか分からないとなると、その苦痛に耐えきれないであろう。反対に、何日か先に歩む道では、オアシスに巡り会えると分かっていると、楽しいことこの上ない。時に大きな苦痛があるとしても、オアシスに出会える幸せを感じているから、その苦痛も消えてしまう。

そういう意図もあって、私は常にオアシスの配置手配に余念がない。いま待ち構えているオアシスを並べてみると、次の通りだ。FBで知り合った方との飲み会。N響の世界的プレーヤーがお遊びで演奏するジャズ。新しい仕事の始まり。一見客お断りのなかなか予約の取れない店での食事会。ホテルのパーティー会場を用いての大パーティーの主宰。

とは言え、これくらいの配置で油断してはいけない。もっともっと企みまする。

該当なし

2013-07-22 | 私流
私の今回の投票は、「該当なし」。本来は自民党を支持しているが、原発再稼働反対・憲法改正反対・ばらまき補助金反対の私は、どの政党とも意見が食い違う。8割合致していても、合致しない部分があるから、投票するまでは踏み込めなかった。したがって、今回久しぶりに「該当なし」と記載した。

自民党が圧倒的に多くなると暴走する確率が高まることから、野党に票を投じようかとも考えたが、私の信頼に応えてくれそうな党もない。したがって、「該当なし」になった。

誰か日本を任せられる人が出馬してくれないものだろうか。巷には素晴らしい人格者の方、素晴らしいお考えをお持ちの方がおられるのに対して、政治家の中には見つけることが出来ない。

お座敷芸

2013-07-21 | 私流
先日、料理屋さんのお座敷にて、三味線の発表会を開いた。もちろん先生にもご登場願ったが、なんと、お師匠様は松山検番の芸子さんも連れて来て頂いた。おかげさまで、単なる発表会ではなく、色々なお座敷芸まで一緒に楽しむことが出来た。

単に料理と酒を楽しむだけでなく、三味線や小唄そして日本舞踊と、次々と芸が登場する。最近はこのようなお座敷が減っているだけに、久しぶりに日本の芸術が楽しめたが、笑いっぱなしの顎を果たしてどのように調整するか。しばらくは調整に時間がかかりそうである。

本日も快晴

2013-07-20 | 私流
昨日は晴れ。今日も晴れ。そして、明日も快晴のはず。天候ではなく、これは私の心の晴れ模様です。

雨が訪れるまでは、ひたすら輝きます。雨がきても、いずれ回復します。だから、雨が到来してもオーケー。

子と親

2013-07-19 | 人生の気づき
孫の1歳の誕生日。お餅を担いで、2歩3歩歩いた。わずかこれだけの作業で周囲の大人は大騒ぎ。しかし、大きくなるにしたがってちやほやされなくなるが、親はいつまでも一喜一憂している。何事も受け入れてくれる両親は、子供にとって大きな存在のはずだか、子供の方は徐々に親がうっとうしくなる。

・・・と、反省しながら、両親のありがたさを噛みしめる。日々、反省の毎日である。

何故、熱中症が増えた?

2013-07-18 | 雑談
近年、熱中症になる人が増えたのはどうしてだろうか。私なりにその理由を挙げてみたが、なんと言っても①の影響が最大だろう。

①発汗能力の低下
運動不足とエアコンの普及で発汗能力が落ち、今までは汗で体温の上昇を抑えていたのが、最近は汗をかかなくなり、体温が上昇したままになって熱中症が増えた。

②高齢者の増加
高齢者の増加も一つの原因だろう。高齢者の数そのものの増加に加え、若年の家族に見守られない独居老人が増加したことも、間接的な要因になっている。

③生活様式の変化
かつての住宅は夏の暑さをしのぐことを重視して造られていた。そのため屋内の風通りが良いよう、極力壁のない構造になっていた。南面を大きく開け放ち、ふすまを外せば風が屋内を吹き抜ける。そして深い軒やすだれ、よしずなどで日差しを遮れば、屋内で涼しく過ごすことができた。
これに対し、現代の建築はプライバシー優先で壁が多く、屋内を風が通り抜けにくいので、屋内に熱気がこもりやすい。このためクーラーが必需品で、これがさらに屋外の気温を上げて冷えにくくする悪循環をもたらしている。

④熱エネルギー
都市気温の上昇の原因としてエネルギー消費の増加も原因の一つだろう。消費された各種エネルギーは、最終的には全て熱になる。現代の都市では単位面積あたりのエネルギー消費量、言い換えれば熱の発生量は相当なものだ。これが都市気温を押し上げていることは間違いがない。


事務所の会話

2013-07-17 | 私流
一日の仕事が終わって、そろそろ帰宅する時刻の事務所の様子。

スタッフ「先生、エアコンを切っていいですか」
私も仕事を終えるころだったが、メールをチェックしていた。
私「私は我慢強いから、切ってもいいよ」
スタッフ「そう言うと思っていました」
私「あなた中心の、考えのとおりにしてください」
スタッフは爆笑。

何でもないのどかな会話が出来るということは、大きな問題は起こっていないという証でもある。
何事もなく過ごせる毎日に感謝。