東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

「楽し」の語源

2019-10-23 | 雑談
読書は素晴らしいですね。色々な知識が得られます。最近の収穫は、「楽し」の語源です。

胎児は、ずうっと手足をすぼめて窮屈に胎内にとどまっています。そして、出産のときに「手を伸ばし」ます。この「手伸ばし」を縮めて「てのし」がさらに「たのし」に変化したようです。縮めていることは窮屈ですから、縮めている世界から解放され「楽しい」世界を作り出す。納得しました。

幸せの定義

2019-10-19 | 人生の気づき
歳を重ねてくると、「幸せ」の定義が随分変化したことに気づきます。

子供のころは、「やりたいことしたいことが叶えられること」でした。
青年時代は、「何がしたいか、何が幸せか、全く不明」でした、

中年のころは、「自分の名前を高めたい、大きな仕事をしたいという、自分の野望が叶えられること」でした。、
そして今は、「周囲の人たちに幸せを感じてもらえるように、何かのきっかけを提供したり貢献をさせて頂くこと」になりました。

今の考え方を持てるようになったのは、これまでの経験の積み重ねからですが、どのような体験をしてきたか、簡単に経緯を述べましょう。当初目指した「名誉」や「お金」がある程度できてくると、より以上に嬉しい戴き物が、「有難う」という感謝の言葉なんです。その言葉は、感謝の度合いによって、感情が込められ方も違ってきますので、感極まったお礼の言葉は、何物にも代えがたいものとなるわけです。

その方の心の奥底まで入り込めた関係になることは、1等の宝くじが当たった以上の喜びなのです。目に見えるものよりも、目に見えないものに価値のあるがよく分かった結果かもしれません。