東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

地酒店みやおか

2009-04-30 | 雑談
昨日は、初めての店での楽しい買い物をしました。とは言っても、私のことですから、楽しいといえば「酒」です。松山市土居田町にある「地酒店みやおか」ですが、なかなか洒落てます。
(写真に写っているのは、特注陳列棚ですが、もちろん、販売商品は別の場所でしっかりと冷蔵管理しています)

フローリングと木の陳列棚が一体になって、並みの酒屋さんとは違い、良いムードを醸し出しています。店主の宮岡さんと奥さんのお二人が酒好きのためか、店奥は台所兼イベント空間です。イベント空間って、多分、飲み会の場所でしょうね。

昨日の購入品は、亀岡酒造の「しずく酒」「i-sole」酒六酒造の「隠し剣」一ノ蔵酒造の「一ノ蔵」、合計8,660円でした。

次はワインを購入する予定です。コストパフォーマンスのある優れものを発見しましたから・・・

春爛漫

2009-04-29 | 人生の気づき
私の仕事は、例年、何故か春は量が少なく、年間で最も落ち着けるときです。しかし、今年は、すでに山のように押し寄せてきました。これで、来年の春まで、ゆっくりした時間もしばしお別れです。


人間は「無いものねだり」が得意です。暇だと仕事が欲しいと仕事をねだり、忙しいと時間が欲しいと暇をねだり、いつも無いものねだりです。無いものを探さないで、あるものを数える努力はしているつもりですが・・・

何しろ、凡人ですから。

ミーティングの活性化

2009-04-28 | 経営の気づき
会議が多すぎる場合の解決方法は・・・
「無駄な会議をするな」このようなボードを会議室に貼り付けましょう。意識改革が広がるはずです。あるいは、全社の会議の棚卸しを進めて、一定数の会議を減らすことを前提に「生産性の上がらない会議」「必要性のない会議」を強制的に廃止しましょう。社員に会議の必要性を考えさせて、正当な意見を述べる社員については、「会議の出席拒否権」を持たせることも意義があります。

意見が出ない場合の解決方法は・・・
会議資料の事前配布を徹底して、必ず意見をもって会議に出席する体質を育てましょう。部下の発言を押さえてしまう上司は、議長役に就けないことも一つの方法です。会議の開始前に役割と目的を宣言してから始めることも必要です。あるいは、バーカウンターで、輪になって会議するのも面白いですね。缶ビール1本を手にして進める会議、ほろ酔いトークは「新しいアイディア」を生むかも知れません。そして、若い人達にうけるのが、ゲーム方式です。賛成派と反対派に分かれてディスカッションを進めれば、議論も白熱してきます。

結論が出ない場合の解決方法は・・・
だらだら会議しないで、必ず終了時間を守りましょう。そして、必ず結論づけることを、銘々が自覚しましょう。社内に会議を進めるプロを育てることも必要です。普通、考えられるのは議長役の育成ですが、実は、書記役が非常に重要なのです。会議の内容をPCにて、ビジュアルにまとめる(コラジェクタ)技術を持っていると、議論が行き詰まったときに、新しい展開が開ける可能性があります。まとめた内容をプロジェクタで見ることによって、新しいアイディアが湧いてきます。

無痛文明論

2009-04-27 | 人生の気づき
「現代文明は、人間の苦しみやつらさを排除しようという方向で進んできた」と「無痛文明論」(著 : 森岡正博)に記載されています。確かに、苦しみや辛さのない文明は、人類の理想のように思えます。しかし、「快」に満ち溢れた社会の中で、人々はかえって「喜び」を見失い、生きる意味を忘却してしまったのではないか、というのが本書の筋です。

例えば、医学の発展によって、痛みがあればその痛みを和らげる薬がすぐに与えられます。そうすると、不摂生の意味が軽んじられることになり、正しく生きるという生活意欲がわきにくくなります。

あるいは、女性の家事も、次々と新しい家電製品の登場によって、楽に家事をこなすことができだしました。おかげで、手間隙かけて作る母親の製作物の意味合いも減り、母親の愛に感激する場面が減少してきました。

辛い、苦しい場面に出会う回数が減少した分、それを乗り越えたときの感動の場面も減少したようです。このように考えてみると、学校教育や社員教育などにおいて、まだまだ苦しむ場の与え方が少ないと反省すべきかもしれません。


幸せのモノサシ

2009-04-26 | 人生の気づき
人間は幸福を望み、不幸を忌み嫌います。しかし、人間を苦しめているのは、不幸そのものではなく、自分を不幸だと思うその考え方自体です。


同じ状況にあっても、考え方次第で、不幸にもなり幸福にもなります。例えば、会社の仕事で大きなミスを犯した場合、落胆によって仕事のやる気を喪失することがあります。しかし、「失敗があってこそ、自分の成長につながる」と考えることが出来れば、失敗がかえってバネとなり、次の仕事に向かってのエネルギーとなります。

自分を追い詰めているのは、自分自身なのです。もっと気楽に生きましょう。幸せを量る物差しを小さくすれば、人生が大いに楽しくなるはずです。実は、私の今の目標は、「幸せを量る物差し探し」なのです。


執筆開始

2009-04-25 | 私流
先日、共同執筆者と打ち合わせを済ませ、今日、執筆を開始しました。予定では、来春に出版予定です。私の26年間のコンサル生活の集大成にもなりますが、人生の大きな区切り目となります。

題名とキャッチコピーは次の通り。

勇気のわく経営書
「社会の常識は私の非常識」

輝ける職場、輝ける仕事、輝ける人生をつくるために
いままでの常識を点検してみませんか
何を求めて何をすべきなのか

ダイエット・ダービー

2009-04-24 | 雑談
私の関わっている薬品メーカー、松田薬品工業㈱のHPで、女子社員がダイエット・ダービーを開始しました。4名の女性が、会社の商品である健康食品をそれぞれ別のものを使って、ダイエットに挑戦。これは、見逃せません。
http://matsuken-shop.com/

その体重の減量状況を、努力状況とともに紹介してくれるようです。皆様方のご声援をお願いします。

ディズニー流教育法③

2009-04-23 | 経営の気づき
ディズニーには、意外と思われるかもしれませんが、接客マニュアルが存在しません。その代わりにあるのが、四つの行動基準です。それは、SCSE。

安全・礼儀正しさ・ショー・効率の頭文字をとったもので、これらの行動基準があるからこそ、マニュアルを作っていません。しかも、優先順位が決まっていて、最も重要視しているのが安全、その次が礼儀正しさといった具合です。

ガイドラインは教育され指導されるものの、細かい部分は自分で考えて行動しなさいということでしょうか。

ディズニー流教育法②

2009-04-22 | 経営の気づき
ディズニーでは、仕事に興味とやる気を持ってもらうため、例えば、清掃業務を「ショーのステージを作る仕事」と表現しています。汚れたところをきれいにするという、単なる清掃ではではなく、ワクワクする単語を色々綴って、各自のミッションを明確化しているわけです。

我々の職場の仕事も、業務自体が楽しくなるような、ミッションとしての定義づけの工夫が必要かもしれません。

ディズニー流教育法①

2009-04-21 | 経営の気づき
ディズニーでは様々な優れた教育法がありますが、次にご紹介する方法も簡単ですが、効果的です。それは、「褒める・指導改善・褒める」のサンドイッチ法です。

例えば、「いつも笑顔が素敵だね。笑顔が素敵だから、先導して声を出して挨拶してくれると、職場ももっと明るく変身できるかも。Aさんの笑顔で、多くの営業マンが癒されているそうだよ」といった具合です。

改善して欲しいことだけをストレートに伝えるのではなく、褒め言葉で挟むことによって、聞き手も受け入れやすくなります。

お礼参り

2009-04-20 | 経営の気づき
お寺や神社に願い事をしたとき、願い事が叶えられれば、お礼参りに行くことがあります。あるいは、人に何かを依頼したとき、お礼の意味をこめて、その経過報告をすることもあります。

しかし、経営コンサルタントの仕事を長年していますが、成果が出たことのお礼に来られる方は僅かであり、いつもその後の経過が気になっています。時々、喜び勇んだ元気の良い経過報告もありますが、全体の1割にも満たない状況です。

要するに、経営上の問題が生じる会社は、道を外れている会社が多いため、お礼報告が少ないのでしょうか。あるべき道を歩んでいれば、自ずと道は開けてくるはずなのですが。


日曜の朝、氏神様に娘の安産のお礼に行った帰りの、感想です。

提案です

2009-04-19 | 私流
官公庁からくる文章は味気なく殺風景ですね。だから、読む気もなく、斜め読みにして捨ててしまいます。もっと、工夫してもらいたいものです。固い言葉ではなく、柔らかくユーモアを交えて語っていただけると、少しは眉間のしわも減るのでしょうが・・・

官公庁だけでなく、NTTや保険会社なども、官公庁タイプの硬い言葉で、しかも小さな文字を絨毯のように敷き詰めた説明は、読む気がしません。

もしかすると、公的文書を読みやすい文書に翻訳する仕事は、新しいビジネスとして成り立つのではないでしょうか。どなたか挑戦していただくと、私を含めて多くの人が暗黒の世界から脱せられるのですが、如何でしょうか。

ただいま11人

2009-04-18 | 人生の気づき
かなり昔の話ですが、TVのホームドラマで「ただいま11人」という番組がありました。大家族の何気ない日々を綴ったものですが、私の好きな番組の一つとしてほぼ毎週みていました。

その番組内容が私たち家族に影響を与えた一つが、平成6年の新築時の部屋の間取りです。当時、小学生と中学生の子ども部屋の間取りに番組を参考にさせて頂き、二人の部屋を一つにまとめました。

ただし、背の低い壁を真ん中に設置し、姉や妹の独立を守りながらも、お互いの息遣いが感じられる空間を作りました。いまは、二人とも嫁ぎ、一つの部屋は物置に、もう一つの部屋は、私の座禅用の部屋となりました。

二人が嫁いだ今、「ただいま4人」の高齢者家族となりましたが、昔が懐かしく思い返されます。

表と裏

2009-04-17 | 経営の気づき
経営危機のときこそ、チャンスがあります。先日出会った経営者も、「売上が8割減少したために、必死で取り組んだことが大ヒットにつながった。全国初の新製品が出来た」と喜ばれていました。

確かに、必死で頑張らなければならない環境に落ち込まないと、人間は死に物狂いにならないでしょう。ただ、追い込まれたときに、発揮しなければならない能力をどれほど蓄えているかが問題です。これが、日ごろの精進が問われる所以です。

成長の絶好機には、いつか訪れるであろう経営危機が待ち構えているのと反対に、経営の危機の際には、日ごろ精進していれば、チャンスが急遽訪れるかもしれません。悲観しないで、とにかく精進しましょう。


ちくわ人間

2009-04-16 | 雑談
福岡伸一著作の「動的平衡」によると、人間はちくわの管のようなものですって。実は、口から肛門まで、一つの管でつながっているから、胃の中といえども、言ってみれば体外にあると言ってよいとか。なるほど、面白い理屈ですね。

我々の身体はちくわであって、その中を「中空の穴」が通っている。したがって、外部とつながっている穴は、身体ではなく外部そのものだと。

見方、視点が変わると、一気に理論展開が変わりますから、物事をどの方向で見るか読み取るかと言うことは重要ですね。