東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

複眼的思考

2015-10-30 | 私流
若いころの私と違って、歳を重ねたいまは、短絡的に答えを求めることはありません。反対意見があれば、素直にその意見を聞き、仮説として、その意見を組み入れて私の意見をアレンジします。いつもこのように、複眼的に考えてると、問題解決力もレベルアップします。

薬は嫌い

2015-10-28 | 私流
私は薬が大嫌いです。味が嫌いだからではなく、別の問題があるから。病は、その人の生活習慣の間違いを知らせるためのシグナルだと考えています。その注意信号を、安易に薬を飲むことで乗り越えることに、納得ではないわけです。私もある信号を頂いたのですが、薬を飲んで、本来食べてはいけないものも普通に食べ続けることに納得できません。したがって、自分自身で食事制限をし、毎日の散歩を始めるなど、生活習慣を変えつつあります。

おかげで、体重が4キロ減り、スマートになりました。血圧も正常値に近づきつつあります。

慣れの功罪

2015-10-26 | 人生の気づき
経営コンサルタントを開業したのが31年前です。当初は、講演を頼まれても聴衆を感動させるような講話はできませんでした。しかし、色々な成功体験を得て、話し慣れるとともに、多くの方から評価されるようになりました。もちろん素質という問題もありますが、場慣れという経験は必ず必要です。

一方、講演に慣れてくると、準備が怠慢になることもあり、そのようなときは、感銘を受ける聴衆も少ないかいない状態となります。慣れなければいけないという課題と、慣れ過ぎによる怠慢の課題、どちらも気をつけなければいけませんね。

裏の性格を覗いてみる

2015-10-24 | 人生の気づき
人間には、本人が自覚している表の性格と、本人自身も気づいていない裏の性格があります。その裏の性格に気づいてみようという試みが、マスクパーティー。耳と心を研ぎ澄まして、自分に潜んでいる裏の性格をチェックしましたよ。昨年に引き続いてのイベントですが、来年も開催することを決定しました。

人間改造

2015-10-22 | 私流
2カ月に一回開催している気づき塾ですが、来月は「自分改造」がテーマです。自分の感情の癖を把握して悪い癖を治す意識を持つのが第一のテーマ、そして第二のテーマが「自分がワクワクすることは何かを突き止めて、自分の存在意義の確認」を行います。わずか一時間半のセミナーですから、どちらか一方に重点をおくことになりますが、それを決めるのは参加者です。参加者の多数決によって、セミナーは進行します。

恐るべし祖谷

2015-10-20 | 経営の気づき
先日、愛媛県中小企業診断士協会にて、祖谷の宿泊施設を視察してきました。何しろ、JTBの施設評価において、90点以上の高得点をとっているのは、四国で5施設。そのうちの3施設が祖谷にあるのです。どうもそのパワーを作り上げた源は、地域事業者の協力関係、ネットワークにあるようです。タクシー業者や宿泊業者などが、それぞれが処理できないお客様を回しあうシステムなど、見事な連携体制が整っています。

営利追及と公共性の調和

2015-10-18 | 私流
私の早朝散歩は、何も考えずにぼうっと歩くのが半分、そして半分は、感性を磨くためにその日の探索テーマを決めて、問題意識を持って歩いています。先日のテーマは、「赤色を探す」でした。その結果気づいたのは、なんと看板に用いられている色に赤が多いことか。注視度の高い赤色は、看板に向いています。しかし、街の景観に関してはまずい色と言えます。

最近、松山市でも、景観にそぐわない看板があれば、持ち主の会社に対して、その変更を要請することもあるとか。営利追及を求める企業としては、公共性にも協力しなければならず、難しいところです。

経営塾ドリーム&パワー

2015-10-16 | 雑談
私が20年前に設立した異業種交流会が、20年を迎えます。その記念式典が、10月23日の記念パーティーです。会の名称は「経営塾ドリーム&パワー」。入会資格は、将来の大きな夢を持ち、夢の実現化に向けて頑張る仲間を応援できる人です。過去20年間、毎月の定例会は一回も欠かすことなく、台風が上陸した時も決行しました。あの時、二次会を終えて空を見上げた時、満天の星が浮かんでいたのが、今もしっかりと記憶しています。

問題解決力のトレーニング

2015-10-14 | 経営の気づき
ビジネス・パーソンにとって、問題解決力を保持しているか否かで、周囲の人たちと大きな差がつきます。そこで、そのトレーニング法についていくつかご紹介しましょう。意識的に挑戦していると、必ず底力が向上するでしょう。

➀一歩先を見る
例えば、テレビニュースで何かの報道がなされた時、アナウンサーの言ったことを素直に受け取ってそこで終了することなく、伝えていない裏側を推測したり、アナウンサーの解釈と異なる解釈を考えたり、一歩先を見る努力をしましょう。

②事実と意見を分けて着目する
例えば、話し相手が「うちの会社の会議はつまらなくて、時間も長い」と話していたとします。これは、相手の主観であり、「意見」。
さらに話を聞いて、なぜそんな感想を持つのかを探っていくと、「議事の説明に時間が費やされすぎて、創造的な提案や意見が出ない」と相手が言ったとすると、これこそが「事実」であり、本当の問題だと気づきます。本当の問題が分かれば、あとは対処するだけです。

➂他の意見を批判しない
自分と異なる意見に出会ったときは、その意見を否定して耳をふさぐのではなく、そういう考え方もあるのかと、その考え方で組み立てなおしてみると、より正しい意見に組み立てられることがあります。

悔いのない人生

2015-10-12 | 人生の気づき
後悔しない人生を送るためには、後悔することを恐れないことが第一の関所です。後悔することを恐れると、リスクのあることには何もトライしない人間になります。何事に対しても思い切って望めば、その習性が付くことによって、後ろ向きの考えが必ず減ります。この習性が付けば、万々歳。まさに悔いのない人生をおくれるはずです。

仮面パーティー

2015-10-10 | 雑談
昨年初めて開いた仮面パーティー、好評につき今年も開催します。開催日は10月23日、場所はジャズバーのムーングロウ。全員が仮面をつけて、顔だけでなく、性格まで変えて新しい自分を楽しみます。皆様も参加されませんか。

そこそこで満足

2015-10-08 | 人生の気づき
若いころは頂点を目指してひたすら頑張りましたが、最近はある程度で満足する自分を感じています。しゃかりきに頑張るよりも、頑張り度を抑えて、完成度が低くても満足する、そのような自分に満足しています。腹八分の食生活が健康体を作ることからも、人生は腹八分の道もあるということがやっと分かりました。これは楽です。歳を重ねたから到達した域でしょうか。

腹八分の人生

2015-10-06 | 人生の気づき
痛風を患ってから食生活を変えました。何しろ、私の生活方針は、「病を患ったときは出来る限り薬に頼らず、悪い生活習慣を変える」ことにしていましたから、早速変更です。プリン体を出来る限り抑制するとともに、腹八分の食事量に変えました。一か月を超えて、やっと慣れてきました。腹八分ですと、食事が終わって1時間か2時間たつと、もう腹が減ってくるのです。でも、食事の際は、これまで好きでなかったものを含めて、何を食べてもおいしいのです。この食生活は、絶対に体に良いはずです。

この食生活の変更を試みて感じるのは、食事だけでなく、人生何事においても腹八分にすべきなのかも知れません。働き過ぎず、儲け過ぎず、何事もほどほどに抑える、この中庸の生活がベストかもしれませんね。

「恋愛の口説き」と「経営の口説き」➂

2015-10-02 | 経営の気づき
目的の提案があるとき、その提案レベルよりもさらに障害の高い提案を先にしてから、目的の提案を出しますと、二つ目の提案はストーレートに出すよりも通りやすくなります。

例えば、「今度の日曜日、一緒に音楽会に行って、そのあと食事してもらえませんか」と申し出が断られた時。「いつか空いているときに、一緒にランチしてもらえませんか」とレベルを下げて申し出ると、続けて二つの申し出を断りにくく、二つ目の申し出には、つい「いいわよ」と答えてしまうのです。