東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

生の執着

2019-06-30 | 人生の気づき
歳を重ねると、体力とともに一部の仕事力も落ちてきます。若いころに比べれば、記憶力やアイディア力はずいぶん低下したかもしれません。しかし、説得力や根回し力は若いころよりも数段上回ってますから、力の衰えはさほどないと思いたいです。

とは言え、力の衰えがあるからこそ、生の執着が弱くなって、いずれかの時期に訪れる「死」を受け入れる気持ちが整いつつあります。そのように考えると、力が衰えるということは、「死の訪れ」を受け入れるための良い手段なのですね。

気配り

2019-06-02 | 人生の気づき
気配りのできる人かどうかを見分けるシーンは、私の場合、横断歩道です。車が、横断している人を待っていようがいまいが、スマホを片手に操作して、ゆっくり歩く人。こういう人はだめです。仕事の後工程や前工程の都合など、全く考えないでしょうね。こういう人は、小売店で接客して、お客様を気遣っているふりをしていても、自分の売上の成績のために頑張っていて、お客様の都合など全く考えない人だと思います。

ということは、このような横断歩道のシーンをよく見かけますから、お客様本位で仕事をしているビジネス・パーソンは少ないのでしょうか。非情な事件がニュース報道される最近、自分のことしか考えない人が増えているのは残念です。しかも、政治家もこういう人が増えているのが世界の現状ですから、これからの世界の動きが心配です。

せめて、自分の周りくらいは、温かい人たちで固めて、心の暖をとりましょう。