東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

吉田松陰に学ぶ

2016-12-30 | 雑談
吉田松陰は若くして亡くなったが、松下村塾の門下生たちは、彼亡き後もお互いに教えあうという教えを受け継ぎ守ったがために、多くの偉人が育った。

要するに、教える立場にある者も生徒からなにがしかを吸収して学ぶという教育の根本姿勢を、階級制度が根深く存在した江戸時代にあって徹底したのであるから、その哲学はさすがである。

今の学校教育でも、この考え方を貫き通してほしいものである。先生が生徒を敬うという精神、その謙虚さは、現代においては欠けているのでなかろうか。

ご縁の重さ

2016-12-28 | 人生の気づき
五円玉の重さは3.75グラムです。では、ご縁の重さは如何ほどでしょうか。五円玉とは異なり、当事者が認識するご縁の大切さの程度によって差は現れると思います。

この歳になってやっとご縁の重みが分かった私ですから、以前の私は3.75グラムにも及ばなかったかもしれません。人生において、大損をしていることに気づきました。

ありのままの自分

2016-12-26 | 人生の気づき
自分を過小評価したり過大評価したり、それぞれによってタイプは異なるのでしょうが。私は過大評価している自分に気づきました。本当はさほどのものでないのですが、よい本を読んだり肩書のある自分に迷わされて、過大評価していることに気づきました。

ということは、仕事や生活において謙虚さが不足しているわけですから、これから日々自覚しなければなりません。このことを気づいた自分に感謝です。

引き出す

2016-12-24 | 雑談
エデュケーション(教育)の語源はエデュカーレ(引き出す)とか。要するに、教育の本質は、教えて詰め込むことではなく、本人の持っている力を引き出すことにあるらしいです。基本の力は本人が持っているということが、教育の基本なのでしょうか。

気力で整える

2016-12-22 | 人生の気づき
大切な仕事がある時は、気力が充実しているためか寝込むこともありません。その点、気が緩んでいると、色々な事故が起こったりします。しかし、気が張り過ぎるのもよくないし、適度なゆるみが必要ですよね。いわゆる自然体の気の在り方、なかなか難しいものです。

気が充実していると、素敵な出逢いがあったりして、運命も変わりますから。

良書の出逢い

2016-12-20 | 人生の気づき
人間はなかなか自分を変えることが出来ません。強い決意があったとしても、いつか障害に乗り上げるのが常でしょうか。その時に大きな助けになるのが、人の出逢い、良書の出逢いです。前もってたくらんだ出会いではなく、偶然の出逢いに大いなるはからいのパワーと出逢うわけです。

実は、私も最近巡り合った本に感化されて、人間改造を進めています。この本に出合わなかったら貴重な気づきは得られなかったことでしょう。出逢いに感謝です。

働くことの意味

2016-12-18 | 人生の気づき
「働く」の意味を辞書で調べると、「目的にかなう結果を生ずる行為・作用をする」とありました。しかし、私の定義づけはもっと簡単です。「人のために動くこと」です。自分のためではなく、人様のために何らかの価値を提供すべく動くということです。

自分のためではないということがポイントです。したがって、私の定義づけによると、報酬をもらうために動く場合は自分のためですから、「働く」ことになりません。報酬をもらうからではなく、その方のためになるという思いの存在が必要なのです。

自分本位

2016-12-16 | 人生の気づき
仕事も私生活も自分本位になると、事がうまく運びません。その反対も言えます。問題が生じて窮しているときは、自分本位になっていることが多いということ。私の過去の出来事からの反省です。

人間は、つい自分本位に物事を考えがちですが、成功するためには、順調に事を進めるためには、自分本位にならないということですね。自分本位にならないということを別の表現をすれば、謙虚に身を慎むということです。両者の意味は異なりますが、相通じるものがあります。

気づき力の低下

2016-12-14 | 人生の気づき
私の年齢は67歳です。認めたくないものの、気づき力が落ちていることを実感します。アイディアも若い時に比べると、湧きだす力が衰えています。気づき力の低下に気づいた私は、数ではなく質で勝負することにしました。まだまだ出来るはず。

逆転

2016-12-12 | 雑談
以前の私は、一週間に設定した休肝日は一日でした。でも昨年からは、飲酒日が週に二日でして、五日は休肝日です。記憶力は落ちてきた私ですが、飲酒量は落ちていません。しかし、健康の気遣い度が上がってきて、あえて休肝日を増やしています。

わがままな人間

2016-12-10 | 人生の気づき
社会に縛られたくない、自分の思うがままに生きたいと願う現代人は、色々なしがらみからは抜け出しやすくなりましたが、その分、個人の責任範囲が広がりました。おかげでストレスが増え、社会の流れのままに生きればよい昔と異なり、自分で道を開かなければいけなくなりました。

ストレス社会といわれる所以であり、自律神経を損なった人たちは多くいます。私もその一人でして、過去において体を壊しました。いまは、ストレスを流してしまうすべを覚えましたから、ストレスの抵抗力も強くなりました。

でもまだまだ・・・。わがままな人間は、いつも何かを求めていますが、その求めているものを得ますと、実は失っているものもあるのですね。

諦める力

2016-12-08 | 人生の気づき
文明が高度化し、昔出来なかったことが技術の発展によって色々と出来るようになりました。おかげで、寒さや暑さに耐える必要もなく、快適な生活を送れるようになりました。その代償として衰えてきた力が「忍耐力」です。文明の利器でもって、耐える必要性がなくなったおかげで、耐える力が衰えました。

そしてもう一つ。それが「諦める力」です。忍耐力の延長線上にあるとも言えますが、文明の利器でなんでも願いが叶えられるようになったため、ついつい諦めきれず新しい利器に頼ろうとします。おかけで、命が亡くなることの諦め、別れの諦め、自分の力が衰えることの諦めなどが弱ってます。

実は、諦め力が高まると、人間の器が一段と大きくなるらしいです。

私の弱点

2016-12-07 | 経営の気づき
私の仕事の弱点は詰めが甘いこと。それで、改善するために心がけていることは次の事柄です。

プラス思考もほどほどに
情報を過信しない
報告をしっかり取り付ける
途中経過を真剣にチェックする

押して引く

2016-12-05 | 人生の気づき
恋愛のテクニックとして、「押してダメなときはひいてみる」というテクニックがあります。しかし、確実な方法は、押して押してそれでもダメなときにひくべきで、先ず、押して押しての押しまくりが序段に必要です。私の場合は、押すと避けられ、引くと忘れ去られました。

ビジネスの場合は、ひくケースはまずありえないですね。押しの一点張りでしょうか。ただし、気力で押すだけでは駄目です。企画力での押しが必要です。

器と果実

2016-12-03 | 人生の気づき
会社を大きくするには、トップの人間的器を大きくしなければなりません。これは、会社経営に限らず、人生においても当てはまります。

戴きものを入れる器が小さいと、戴き物の全てを収めきれないのと一緒です。人間の器の大きさが収容量を規制するわけですから、我々は器をコントロールすべきなのですが、ついつい器を無視して果実の方のみ目を向けてしまいます。