東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

私の目指すもの

2016-01-31 | 人生の気づき
人間をはじめとして万物は皆、生まれたときは柔らかく、終わりに近づくにつれて、即ち、死に向かうにしたがって固くなります。物理的にも中身的にも言えます。例えば、人間は、歳を重ねて経験知が増えるにしたがって、柔軟発想が出来なくなります。高齢者は腰が固くなるだけでなく、考え方もかたくなに自説を曲げることなく、頭が固くなります。これが通常ですから、私としては、頭の柔らかい高齢者を目指します。

馬鹿になれ謙虚になれ

2016-01-29 | 人生の気づき
自分の強さを誇示すると、相手は警戒します。しかし、ちょっと抜けたところを作り馬鹿になれば、相手は鎧を脱ぎます。馬鹿になれないにしても、謙虚に慎ましくしていれば、相手は兜を脱ぎます。お互いが戦闘態勢でいては、本物の意思交流は出来ないということでしょうか。若い時はなかなかできないことも、歳を重ねると馬鹿になれるものです。

探し物発見テクニック

2016-01-27 | 私流
加齢現象の一つが「忘れる」ということ。私も最近物を無くすことが多く苦労していますが、その分、探し物を探すテクニックのようなものを身に着けるようになりました。

①なくしものをした時の行動を思い出し、一つひとつ確認します。
②まだ見つからない場合は、最初に思い当たった場所をもう一度探し、なければその周辺も探します。すみっこや何かの下に挟まっていたりと、最初に思い当たる勘は当たっていることが多いのです。
③そこにあるはずがないと勝手に思い込んでいるゾーンでも、時々発見します。油断大敵です。
④その品物の名を呼びながら、見つかるイメージを大切にして、沈着冷静に動きましょう。
⑤日を改めて行動しますと、新しいイメージがわくことがあり、そのイメージを活かします。

今日が最後

2016-01-25 | 人生の気づき
先日、これから一緒に活動しようという身近な仲間が亡くなりました。連絡が取れないと思ってたら、なんと急死されたとのこと。知り合ったのは一昨年なのですが、非常に楽しい方で尊敬していました。振り返ると、もっと会話しておけばよかった、もっと一緒に飲んでおけばよかったと、悔やむことしきりです。

人間は明日のことが分かりません。したがって、毎日の一日一日が、きょうが最後と思って生活しなければならないのですが、頭では理解してても、実行できませんでした。しかし、今回の出来事に巡り合って、いまから必ず実行しようと決意したのです。今日が最後。今日が最期。もう次の日はないと思って、真剣に生きることとします。

決断の時期

2016-01-23 | 経営の気づき
経営再建のお手伝いをさせて頂いて感じるのは、多くの方が経営相談に来られる時期が遅いということです。遅れれば遅れるほど、改善に向けての選択肢が減り、改善の可能性も減ってきます。

あるいは、経営再建をあきらめて整理するにしても、決断が遅れると色々な不利が生じます。支払い不能になってからでは遅いのです。倒産を決断する時期は、少なくても支払不能の状態になる2ケ月前です。倒産までの期間が2ケ月あれば、倒産準備や「倒産手続き費用・家族の生活を守る費用」等の捻出が必ずできます。

脳を鍛える

2016-01-21 | 雑談
脳は一生成長する可能性を持っているそうです。勿論使わなければ退化しますが、使えば鍛えられるそうです。例えば、いつもテーマを決めて何かを探したり、自分しか知らないことで一人ほくそ笑んだり、自分を褒めまくったりと、簡単な方法はいろいろあるようです。このブログのように、簡単な文章を考えるのもその一つに入るのでしょうか。

一番を目指す

2016-01-19 | 経営の気づき
全国一を目指すのは難しい目標ですが、出来ないことではありません。それは、ターゲットを小さくブレークダウンさせるのがコツ。私であれば、全国一のコンサルを目指すのは難しいとしても、「営業日報活用による業績アップ」といった具合にテーマを絞れば、日本一も夢ではありません。ということで、私が目指すのが、演劇を絡ませた社員教育の日本一です。

自分との約束

2016-01-17 | 私流
約束とは、他者に対して現在あるいは未来の事について先に宣言し、実行を保証することす。したがって、通常は自分以外の誰かが登場するのですが、他の人とかわす約束よりももっと重要なのは、自分との約束ではないでしょうか。この時は約束という言葉を使わないで、「自分で決める」と表現します。しかし、人間は弱いですから、その決心したとおりに実行できるかというと、なかなか難しいと思われます。

私は、その決心を必ず実行するための便法として、もう一人の自分と約束することにしています。私を監視しているもう一人の自分とかわす約束ですから、行動の監視はより厳しくなるわけです。

バランス調整

2016-01-13 | 人生の気づき
人それぞれに主義というか哲学があります。私の場合は、何かのバランスが崩れた場合は、私自身を見直し私を変えていくという主義です。したがって、生活習慣病になった場合は、薬に頼るのではなく、私の生活を見直します。昨年9月からは、肉と魚を減らし野菜中心の食事と腹八分の節制。食事を終えた段階でも腹が減っているわけです。最初は辛いですが、慣れれば何のことはありません。

どのような粗末な食事でも美味しく味わえるという、副産物まで戴けました。薬に頼りますと、副産物ではなく薬の副作用をもらうのですから、えらい違いです。さらに、毎日の一時間の散歩もいまだに続いています。自分を変えれば、健康を保たれます。自分に頼るかほかのものに頼るかは大きな違いです。

人間関係においても同様のことが言えます。誰かとの仲がうまくいかないのであれば、その方は変えようがないわけですから、自分が変わるしかありません。謙虚に下でになるとか、相手の望みは出来る限り叶えてあげるとか、何かを変えるとスムーズにいくかもしれません。

業績チェック

2016-01-11 | 経営の気づき
会社の業績数字の評価基準にはいろいろありますが、一般的には対前年度比で伸びたか伸びていないかがポイントです。そして、伸びたとすればどれくらいの「率」で伸びたのか、あるいはどれくらいの「額」が伸びたのかで判断されます。そのときに「率」は相対評価でなされ、「額」は絶対評価で判断します。

そして、もう一つは、業界における位置づけ。業界の経営指標と比較してどの程度の位置づけにいるかを知っておくべくです。例えば、利益が計上されると、毎回、従業員の決算賞与で支給したり、消耗品を一括購入したりと内部留保を怠っていますと、自己資本が充実できず自己資本率が低いままの低空飛行となります。あるいは、売掛金などの回収を怠っていると、債券回転率が悪くなります。


自分との競争

2016-01-09 | 私流
人間は、多くの人が他の人と自分を比較しながら、競争をしています。ビジネス社会では特にその傾向があるのですが、果たして、競争すべき相手は他人様でしょうか。いいえ、競争する相手は他人様ではなく、自分とのせめぎあいです。例えば、昨年の自分よりも今年もっと精進しなければといった具合です。

興味を持つべきは、自分の成長であるべきです。もちろん、競争の視点ではなく、他人様の成長の支援をさせて頂くのであれば、自分以外にも目を向けていいのでしょうが。

コミュニケーション

2016-01-07 | 人生の気づき
現代の若い人たちは、他の人とコミュニケーションをとることが苦手な人が増えています。時には、そのことが仕事で成果を出しづらくしていることもあるものの、本人はそのことに気づいていません。

昔は、コミュニケーションは、生きていくうえで必要不可欠なものでした。天災、飢餓、猛獣、感染症などの人類の脅威に対抗するためには、群れを作って立ち向かうことが生存に有利だったからです。そのために、人はコミュニケーション手段をどんどん発達させていきました。でも昨今、特に都市部では一人で生きていけるようになりました。

すると、コミュニケーションをとる必然性はなくなったのです。逆に、下手にコミュニケーションをとると危害を加えられかねないという、人類史上始まって以来の難しい時代がきてしまいました。本当に変な世の中です。

灯っていない門灯

2016-01-05 | 雑談
ほぼ毎日行っている早朝散歩は、私の感性を磨く場として、いつも何らかの課題を作って歩いています。先日の課題は、「民家の門灯はどの程度灯っているか」でした。まだ日の出前の暗い時に見て回ったのですが、灯りがついているのはせいぜい2%です。皆さん消している家が多いのですね。

確かに電気代の節約とか、資源の節約を考えれば、消すべきかもしれませんが、節約一辺倒の生活はなんか寂しいですね。せめて、私くらいは無駄遣いしてもいいのかな・・・。

子供バージョンの気づき塾

2016-01-03 | 人生の気づき
4年前から開講している人間力アップの気づき塾ですが、今年は、子供バージョンの塾を開講する予定です。受講生は私の孫の5人。3歳から8歳までの五人ですから、ちょっと早い気もするのですが、月一回、20分程度試してみようと思います。最近の学校の教え方では人間力が身につかないという危機感からの一念発起です。

立派な大人になるためには、「やり遂げる信念と情熱」が必要であることからこの要素を磨くとともに、補助輪としての「優しさ」と「探求心」も鍛えるつもりです。まずは一年間、試行錯誤してみます。