東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

いまさらノストラダムス

2013-08-31 | 雑談
私がある理髪店に行っていた時、いつも待ち時間に読んでいた本が「ノストラダムスの大予言」。ノストラダムスが書いた詩には、未来が予言されているとして、色々な人が解釈をしている。私の読んだ本は誰が書いたものか覚えていないが、殆どの予言が当たっていることに今更ながら驚かされる。そこで、現在までで当たっていることと、これからのことを分けて整理してみた。

【当たっていたこと】
子供が不遇な目に合う・・・虐待やいじめを指しているのだろう。
東北にて、人が逃げ惑う・・・多分、東北大震災のこと。
アメリカに黒人の大統領が誕生する。
日本の気候は、雨の降るところと降らないところが部分的に固まり、そして移動し、異常気象が広がる。

【未来のこと】
ヨーロッパに緑の党が誕生して、最初は素晴らしい活動をしているが(ここまではすでに起きている事象)、後にナチスのような過激な党に変貌する。
海に魚がいなくなる。
日本では自衛隊のクーデターが起きる。
ヨーロッパで火の玉が落ちて、大被害が生じる。(人工衛星の類の落下ではなかろうか)
世界第三次大戦の始まりは、イスラエルかシリアが絡むことによって生じ、1年間の内戦にアメリカとロシアが絡んできて、世界大戦へと広がる。

未来に書かれていることは厳しいことばかりだが、このような社会にならないことを祈りたい。

看板のない店

2013-08-30 | 経営の気づき
道後温泉本館の近くに、看板のない料理店がある。私は知らなかったが、特にフグが有名で、一見客お断りの店らしい。その店に、知人が連れて行ってくれた。なんと、もう年内は予約客で満杯だとか。当日も、我々4人がカウンターに座り、座敷も10数人の予約客があり満席であった。

看板がなくても常連客は来る。問題は料理の品質だろう。値段は安くないが、品質とのバランスは取れている。その意味では値ごろ感がある。

看板が無いことが噂になり看板になるというこの手法、計算されたものであれば見事である。

貯める人 貯めない人

2013-08-29 | 雑談
あるアンケートが面白かったので、気になるところを抜き書きしてみた。それは、貯蓄出来る人と出来ない人との性格の差である。両者を分けるのはいったいなんだろうか? 

「貯金上手」と「貯金下手」で回答結果に大きな差が出たのは「掃除・片付け」に関する質問。「貯金上手」では、「掃除・片付けが得意」と答えた人が58.2%だったのに対し、「貯金下手」では39.4%にとどまった。また、「ギャンブル好きかどうか」の回答状況は、「貯金上手」は「好き」が34.3%、「貯金下手」は54.5%となった。これはイメージ通りの結果といえる。

やや意外だったのは「趣味の多さ」。多趣味な人は出費が多く、貯金は少なめかと思いきや、調査では逆の結果になっている。「多趣味」と答えたのは「貯金上手」だと41.8%に上る一方、「貯金下手」では30.3%にとどまった。お金があるからこそいろんな趣味に手を出せるのか?はたまた日々を満喫しながら上手にお金を貯めているのか?

詩の朗読会

2013-08-27 | 初体験の気づき
知人に誘われて、詩の朗読会に参加した。初体験は期待するものが大きいが、予想通り楽しめた。ただ、感動の度合いは期待したほどのものではなかった。それは、朗読された詩が、いまの私にはなじまなかったため。私がいま悩んでいること、障害になっていることとダブるような詩であれば、魂を大きく揺さぶったと思うのだが・・・。

しかし、いつもの如く、たまたま座ってた席近くの人と親しくなり、新しいつながりが出来た。その共通点はノンベェー。早速に、私の主宰している気づき塾をご案内して参加いただくことになった。ご縁とは、本当に不思議なものである。

(写真は開演15分前の誰もいない会場)

薬 対 自然治癒力

2013-08-26 | 私流
私は、医学よりも何よりも、私自身の身体の生命力を信頼している。したがって、薬を飲むことはほとんどない。何しろ、薬を飲めば飲むほど、人間が本来持っている自然治癒力や免疫力や抵抗力を低下させ、かえって自己免疫疾患を引き起こす可能性もあるから。

ある医療関係者から次の話を聞いたことがある。「生活習慣病で通院している場合でも、薬を飲む必要のない人がたくさんいるはずです。そもそも、薬でなんとかしてもらおうという受け身の姿勢が問題。その姿勢が間違いなのです。薬はあくまで補助的なものという意識をもって、飲んだほうがいい。年をとれば高血圧になるのは当たり前で、それを薬で無理やり血圧を下げるのは、不自然です」

以前に、厚生労働省は、医療費の支払いを定額制にした老人病院で、薬の量を60%減らしたら、患者が元気になり、活気づいてきたという結果を発表したことがある。このことをみても、薬をたくさん飲むことが必ずしも健康にいいとはいえない。

今日限りの命

2013-08-25 | 人生の気づき
もし私の命が今日限りだとすれば、なにをするだろう。ふと気になって、一日の行動のスケジュールを組み立てた。

先ずいつものように、仏壇の前の読経が一日のスタートだろう。今日が最期だと思えば、多分、無の心境になって、読経も長めになる。そして、朝食。いつも手を合わせて感謝の気持ちを唱えているが、これも普段よりも丁寧になるだろう。あとは、これまでにお世話になった方々のところへ、あいさつ回りかな。

もちろん、残った家族の生活が心配だから、私亡き後の暮らし方をレクチャーする。そして、最後の晩酌は、これまでに経験したことのないほどの最高の酔い心地を体験できるかもしれない。そして、夜の読経。

こんな落ち着いた一日を送ることが出来れば、達人の域だが、このようにうまく事は運ばないとも思う。しかし、自分でまとめてみて感じるのは、「如何に繰り返しの普段の生活」が大切かということだ。

油断大敵

2013-08-24 | 雑談
私が発起人になってつくった会はたくさんあるが、その中の一つが「千代の亀101」。日本酒の好きな会員を101名集めようという目標で立ち上げたが、現在は130名を超えている。自然増殖的に会員が増えるものだから、最近は会員増強に努めていなかった。

その意識の欠如からか、先日の定例会は20名程度の参加者しかいない。これは大ごとだということで、次回からはみんなで声掛けをすることになった。私の自主的なノルマは20人。新規会員を含めて20名を集めるつもりだが、私の周囲にはノンベェーが多いから簡単だ。

最後を意識しよう

2013-08-23 | 経営の気づき
会社を設立するときは経営を維持することのみに注力して、最後のクロージングは何も考えていない。それは当然だが、少なくても第三セクターの場合は、どのような状態になれば閉めるか、その基準を定めておくべきだ。

例えば、いま問題になっている橋梁施設にしても同様だ。新設と同時に劣化が始まるのだが、当面のメンテナンス程度は意識しても、寿命が尽きるころは自分の責任にならないこともあって、完全に意識から抜けている。

人間の生命も同様。いずれ消えてなくなる命だが、どのように、お世話になった方たちから分かれていくかなど、意識していない人が多い。しかし、何事も、終わりよければ全て良しの感があり、落としどころは十二分に計画していなければならない。私も人生の後半に突入しており、そろそろ終わり方をイメージしている。

酒浸りの人生もほどほどに・・・。

おいしい仕事

2013-08-22 | 経営の気づき
私の嫌いな言葉は「おいしい仕事」。労力の少ない割に収入がいいという意味だろうが、私にこの言葉を使うと、私はいらだつことになるのでご注意ください。私の仕事の仕方は、戴く報酬以上の価値を創出することにあるので、反対のことを言われると嬉しくない。

もちろん、安すぎる報酬も問題だが、「おいしい仕事」という表現は大嫌いだ。win winの関係ならよいが、片方がおいしいという関係は、何か合点がいかない。

そして今日も

2013-08-21 | 私流
今日は、ブログを開設してから1918日目。その後、フェイスブックを2年前から初め、1週間前からラインも始めた。色々なツールを手にするようになったが、ブログを手放すわけにもいかず、ひたすら記事を書いている。一番苦労が多いブログだが、その分、実りも大きい。

目に見えない雑草

2013-08-20 | 人生の気づき
油断するとすぐに生えてくるのが、雑草。事務所の裏の小さな庭に玉砂利を敷いて雑草が生えにくい状態にしているが、それでも確実に生えてくる。その生命力の大きさには舌を巻く。しかし、目に見える雑草はまだよい。見苦しいからと、つい重たい腰を動かす。

問題は目に映らない雑草だ。油断・怠慢・傲慢など、心の中に潜む雑草は、その成長ぶりも自覚できないから、庭に生える雑草以上に被害が大きい。心と身体に錆が充満し、いざというとき素早い行動がとれなくなる。したがって、心の眼で、じっくり監視しないといけない。

(写真は島根県の名刹「一畑薬師寺」。さすが庫裡の庭には草一つ生えていない)

負けることの大切さ

2013-08-19 | 人生の気づき
徳川家康の言葉に「勝つことばかり知りて、負くるを知らざれば、害その身に至る」という言葉がある。要するに、柔道において受け身の練習をしていなければ、大きな怪我をする如く、失敗したり負ける経験を積んでいなければ、それが人生の破局に及ぶほどの重大事になるということだ。


親の背中を見て育つ子供

2013-08-18 | 人生の気づき
子供が努力しないのは、「努力が報われない社会だから」と親が考えているから。子供が勝負しないのは、「負けたら終わりの社会だから」と親が考えているから。子供が信用しないのは、「裏切るのが当然の社会だから」と親が考えているから。子供が挑戦しないのは、「夢を馬鹿にされる社会だから」と親が考えているから。

だから、親の考え方が変わると子供も変わってくる。学校教育よりも何よりも、子供の成長の責任は全て親にあると言っても過言ではない。ただ、親がしっかりしていない場合の二次的な防波堤が学校教育になるだろうか。

法事にて

2013-08-17 | 私の師匠
先日、私の義理の弟の法事に参加した。なかなかの好人物であったが、皆に酒が入って、故人の懐かしい話に及ぶと、私が知らなかった話もたくさん登場した。

彼は、親分肌にて、小学校では、唯一、名前の呼び捨てがされていなかったらしい。いつも「○○くん」とか「○○さん」とか呼ばれていた。したがって、弱い子、いじめられっ子たちは、彼に守ってもらうために、彼の周りに群がってくる。人から頼られると断れないたちだから、弱い立場の仲間を守る、そういうガキ大将だった。

その性格は成人してからも変わることはなかった。後輩たちには、誰にでもふるまうものだから、家計を担う妹は苦労した。しかし、その親分肌が故に、目上の人にもずいぶん可愛がられた。多分、純粋にその方たちの懐に入っていくのだろう。おかげで、営業マンである彼は独自の販売ルートを開拓し、いまだに社内では「〇〇ルート」と語り伝えられている。

その頑張り屋の彼は、上場企業の役員にまで出世したが、地元に帰れば、甲子園にも出場した大英雄として迎えられる。周囲に優しい心遣いを持つ彼は、東京の葬儀では千人の参列者を超えたが、地元でも400人以上の参列者がいた。優しい心を持つ人間の力、その偉大さを教えられた葬儀だったが、法事においてもさらに新しいことが分かった。

本当に素晴らしい人だ。