東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

恨めしい天候

2012-09-30 | 私流
雨が降ろうが晴れであろうが、普段なら何ら差し支えない。しかし、行事があるときは、何とか晴れて欲しいと思うのが人情。中秋の名月の今夜は、本来は観月会の行事がある。重要文化財の旧家にて、ヴァイオリンを聴きながらの宴である。

しかし、台風襲来の今夜は、開宴が難しい。奇跡よおこれ。私の命を抑え込むことはしないで欲しい。・・・何とも人間は勝手である。笑

(写真は同場所での花見会の演奏風景)

裏を見れば真実が分かる

2012-09-29 | 人生の気づき
人間は、他の動物とは異なり、体裁を繕う動物だ。したがって、表の顔を見ても、その人の本性は分からない。本性を掴もうとすれば、裏の顔を見なければならない。私が、様々な人と酒を酌み交わすのは、その方の本性を見るためでもある。一緒に酒を飲んで2時間も過ごせば、裏の顔が見えてくる。

ちなみに、私の名刺の裏には、「竹林を流れる風の如く」という言葉が入っている。これは、私の生き方のテーマでもある。一番さわやかな風は、竹林を流れる風だと思っている私は、その風をイメージしながら生きている。したがって、名刺の裏には、私の様々な肩書を並べるのではなく、私自身の生きざまを描いてみた。

一枚の絵

2012-09-28 | 経営の気づき
私の事務所の名刺は、男女それぞれが若干異なっており、二つを合わせると一枚の絵になる。こういうタイプの名刺って、珍しいでしょ。

やはり、経営コンサルタントは、いつも新しい情報を発信しなければ・・・。

領土争いの解決法

2012-09-27 | 私流
領土争いは、かなり根が深い。双方に主張の言い分があり、真実を知らない者にとっては、どちらも正しいと感じられる。したがって、その裁断が難しいが、私なりに解決方法を考えてみた。

この方法は、紛争地は全て国連が没収し、貧民や難民のために活用するというもの。世界70億人の人口の中で、飢えている人が数多くいるが、その人たちを救う資金源として活用する。とすれば、没収される前に自主的な解決しようという志向が働くかもしれない。

もちろん、実際に実施するとなると数多くの課題があるだろうが、とにかく戦争の絶対防止を目指さなければならない。

人脈の広がり

2012-09-26 | 経営の気づき
経営コンサルタントという仕事をしていると、様々な業界の人と知り合う。さらに、昨年からはフェイスブックを活用し始めたものだから、人脈の広がりは加速度的になってきた。加速度的に広がってくると、その広がりがさらにパワーアップする。

家から出ない、会社から出ない、行動範囲の狭い人は、引きこもりではないにしても、人脈の広がりは薄い。やはり現代において、力を発揮するのは、自分の弱いところを補ってもらえるような人をどれだけ知っているかである。困ったときにヘルプののろしが上がれば、誰かが助けてくれる。そういう助っ人が何人いるかで、仕事の出来栄えも違ってくる。

写真は、私が主宰している「気づき塾」の様子だが、この会に参加するだけでもネットワーク形成が強化されるので、是非ご活用いただきたい。

フラダンス

2012-09-25 | 初体験の気づき
先日、間近にフラダンスを見た。数メートルの距離で間近に見るのはこれで二度目だが、別にフラダンスのファンではないが、音楽が大好きな私のことだから、見ているだけで楽しくなる。見た場所は、エステのヴァンサンカン。この会社では、定期的に様々なイベントを開催していて、その一つに参加させてもらった。

そのフラダンスを見て気づいたことがある。ダンスの上手な人は、笑顔が素晴らしいという共通点。全員が笑っているが、作り笑いではなく、心の底から楽しんでいるという素敵な笑顔である。多分、踊りにしても、技術的なもの以上に楽しんでいるということが、表現法の重要テクニックなのであろう。

どの分野でも一緒だ。際立った技術を持っている人は、そのことを真から楽しんでいる。

無縁社会よさらば

2012-09-24 | 雑談
現代は、損得関係のない人についてはあまり関わりたくないという「無縁社会」と言われている。しかし、一方では、同じ趣味・同じ価値観・同じ方向を向いている人とは、強力に関わりあいたいという、無縁社会とは真逆の流れもある。

したがって、ネットを常時利用している人は、関わりを強く持つ人がたくさんいるのに対して、ネットと別世界で暮らしている人は、無縁社会のままで暮らす人もいる。このアンバランスが気になるが、全くの無縁社会でないということに一抹の救いを感じる。

出来れば、ネット外の世界でも、人と人がつながる社会になって欲しい。

名前を覚えてもらう方法

2012-09-23 | 雑談
会合にて初対面の人が出会ったとき、順番に自己紹介することがある。しかし、少数ならまだしも、10名を超えると、全員の名前を覚えるのは難しい。ということは、自分の名前も忘れ去られているということだ。では、確実に自分の名前を覚えてもらうためには、どのようにすればよいか。方法は簡単である。

参加者にとって、自分がどのように役立つかをお知らせしておけばよい。人間は自分が得することには真剣になるからだ。したがって、自己紹介の最後に「メールで問い合わせて頂ければ、ビジネスのお困り事に対応させて頂きます。ひがしやは、ビジネス何でも屋ですから」といった具合た。

おしゃれな質屋

2012-09-22 | 経営の気づき
昔と今と随分イメージ変わった店と言えば、その筆頭格に上げられるのが、質屋であろう。質屋は、品物を担保にしてお金を貸し付けるお店だが、始まりは鎌倉時代だといわれ、時代ごとに世間のニーズにあった商品を取り扱ってきた。

質屋が消費者金融と違う点は、その預ける品物の価値の範囲内でお金を貸すこと。また、期限内に元金+質料(利息)を支払うことで、預けた商品が戻ってくる質預けのシステムも、質屋ならではだろう。

以前までは質屋というと「お金に困っている」とか「古くさい店」というイメージがあったが、最近は不用品を買い取ってくれるお店、流行の商品を安く販売しているお店というイメージが大きくなり、利用している方が多くなった。

店舗も時代の変化に合わせて、古く暗いイメージを払拭するような、明るく利用しやすい店舗が増えてきた。なかでも女性が足を運びやすい、オシャレな外観の質屋が人気を集めている。世の中は変わり、店も色々と変わってきた。私も大きく変わりたいものだ。


プロポーズの言葉

2012-09-21 | 私流
私のプロポーズの言葉は、確か「ずーっと、みそ汁を作ってもらえませんか」だったと思う。そして、プロポーズする気になったのが、デートの時に、そろそろ薄くなりかけた私の髪が、風に吹かれてなびいた時。その時、そろそろ潮時かなと、自由で大らかな独身生活を諦めた。

人生の移り変わり、そのターニングポイントに影響を与えたことというのは、大概このくらいいい加減な出来事が影響しているのであろう。したがって、重い荷物を背負っている人生だが、あまり深刻に構えなくてよい。簡単に気の向くまま行動すればよい。

とにかく、自分の気持ちに正直でさえあれば。

フット・イン・ザ・ドア・テクニック

2012-09-20 | 経営の気づき
難しい頼みごとをする場合の秘訣がある。それは、いきなり本題に入らずに、相手方がYESと必ず答える質問を並べて、YESと言うことに慣れてから、本題に切り込むという方法だ。

心理学の実験では、いきなり紋切り型の依頼では20%だったYESの回答率が、先ほどの方法を組み込むと、53%にまで成功率が高まった例もある。

例えば、「今度一緒に酒を飲みませんか」「いいよ」「あなたはワインが好きだから、ワインの美味しい○○○に行こうか」「そうだね」「そのときに連れを連れて行ってもいいかい」「別にいいよ」「実は、あなたにもそろそろ独身時代を卒業してもらおうと思って、紹介したい人がいるんだ」・・・と切り込めば、YESの確率は、53%だ。

この話法はビジネスでも使用できるから、営業の時には絶対に用いるべきだ。

シャット・ザ・ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

2012-09-19 | 人生の気づき
今回も前回に引き続いて説得話法の紹介だ。

相手が、今回の依頼を「NO」というのを見越して、わざと大きな要請をする。最初の大きい要請を拒否させておいて、次の小さな要請に応じさせようとする方法だ。

大きな要請を断られた人が、次に小さな要請を出されると、頼まれた方は「相手が譲歩した」と考える。譲歩してくれたお礼として、せめて二つ目の依頼には応じてあげたくなるという心理を利用している。

例えば、「いま事業に行き詰まってて資金繰りで苦しんでいるんだけど、300万円貸してもらえないか」と持ちかける。すると「いま子供が大学進学前だから、ちょっと難しいなあ」と答えた。

今度は要請額を下げて、「それじゃ無理を言えないなあ。では他の人にも順にあたってみるから、せめて30万円工面してくれないだろうか」「その程度だったら・・・」となるのだ。



悲しい暴徒

2012-09-18 | 雑談
一人で主張できない人たちは、群れをなして行動する。
主張を論理的に語れないから、不満をぶつけて暴力をふるう。
説得力のない言葉を隠すために、ただ暴れるだけ。

如何なる国であっても、尊ぶべき国旗は、絶対に傷つけてはいけない。
そのようなことさえ分からない、貧しい哲学の持ち主の暴徒は、本当に悲しい。

東日本大震災に遭遇しても、一人の暴徒も現れなかった日本は、まことに見事だ。
その日本の見事さを際立たせてくれた中国の暴徒たちよ。

悲しむべき暴徒たちは、実は、自分自身を傷つけていることに気づいていない。
職場を失くしている多くの同胞がいることに、早く気づいて欲しい。

そして、気を付けなければならないのは、暴徒はほんの一部の人間しかいないということ。
ほとんどの中国人は、暴徒の存在を悲しんでおり、友である日本人を食事に誘う気遣いもある。
いまは、我々日本人も自制しなければならない。

クレーム処理の話法

2012-09-17 | 経営の気づき
苦情を持ちこまれた時、普通の方は、こちらの事情を説明して、納得してもらおうと考える。しかし、主眼は「言い訳」に向けるべきではない。実は、その苦情をじっくり聞いてあげれば、それだけで解消することが多い。

言いたいことを好きなだけ言わせて上げることには、次の3つの効果がある。
①話しているうちに、自分は何を問題にしているのかがはっきりしてくる。場合によっては、たいした問題ではないということに、自分自身で気がつくこともある。
②話すことで気持ちがすっきりする。言いたいことを言ってしまうと、「もうどうでもいい」という気持ちになることがある。
③じっくり聞いてくれた相手に好意を持つこともある。苦情をいう人の話しを遮って、事情を説明すると、火に油を注ぐことになりかねない。しかし、不満の油を完全に燃やしてあげれば、怒りが自然におさまる。

このことは、夫婦喧嘩にも通じる。とにかく相手の言い分はさえぎらず、すべて聞き終えるということが第一目標になる。その間に、お互いの高ぶった気持ちも落ち着いてくる。

出るを企む

2012-09-16 | 私流
経営を守るとか、健康を守るとかいった場合、入出の管理が重要である。しかし、どちらかと言えば、「入る」方よりも「出る」方に気を使わなければならない。多分、何事においてもそうなのだろう。

例えば、経営改善を行う場合は、売り上げをどのようにあげるべきかを中心に検討することが多いが、「入る」方の企みは、そう簡単には実現しにくい。うまくいっても、ある程度の時間経過が必要だ。その点、「出る」方すなわち経費節減は、即自的効果がありその効用は大きい。

健康にしても、食べる量を制限すること、即ち「入る」方を企む人が多いが、運動などカロリー消費のバランスを見逃すと、成果が出にくい。

脳の場合も同様である。ほとんどの人が「入る」方、即ち、知識の蓄積のみに気を使うが、「出る」方を企んでいないと、脳の成長は期待出来ない。知識は用いる(出す)ことによって、脳が耕され活性化する。記憶によって知識を増やすだけでは意味がないと私は考えている。

得た知識を活用すればするほど、自分のノウハウとして、自分の人間性を膨らますというのは、私の実感である。