東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

お見送り①

2016-10-30 | 人生の気づき
私の毎日の散歩コースで、素敵なお見送りの場面に出逢います。決まった時刻決まった場所で、二つの感動的な出来事に出逢うのです。でも、最初のうちはその凄さに気づかず、何となく見過ごしていました。

まず一つ目のご紹介です。お母さんが中学生の子供の登校を見送るのですが、150メートル向こうの角を曲がって見えなくなるまで、息子さんの姿を見送るのです。障害を持ったお子さんでもなく普通の子供さんですが、その後姿をずっと見ている姿は、母親の強い愛情を感じました。

見えなくなるまで目で追い、慈しんでいる姿に、多くの学びを頂きます。私も子供や孫に対して愛情をもって接しているつもりですが、ここまでの想いはないと思われます。街のふとした光景にも、学ぶ場は潜んでいるのですね。

気持ちの良い朝

2016-10-28 | 雑談
朝の散歩は私の日課です。先日、横断歩道を渡りかけたとき、まだ距離がある段階で一台の車が私の歩行を邪魔しないように止まってくれました。道路幅の広い横断歩道でしたから、はるか手前なのですが、私を見つけて止まって待ってくれてるのです。この気持ち有り難いです。

私は、車を運転するとき、横断歩道の方向者がゆっくりと歩いていると、自分以外のものに気配りの少ない人を見て、ついイラっとします。したがって、私は何時も横断歩道を急いで渡るのですが、今回の車両の待たれ方、本当に嬉しかったです。小さな出来事ですが、嬉しい朝のスタートでした。

働く意味③

2016-10-26 | 経営の気づき
家庭では自分の思い通りに行動できるのと異なり、会社では色々な規制があり思い通りにならないのが常です。ましてや、一般社員だと上司から色々な指示が飛びます。これらの他からの要請が、自分磨きに役立ちます。知識や技術のレベルアップを求められ、実績の積み重ねが要求せられます。ここで自己研さんしたり、会社での研修によって色々な力が向上します。

会社はまさに人間道場であり、収入を得るための手段でもありますが、仕事することの一番大きな意味は、知識・技術のほか、人間力までも向上させられるチャンスの場なんです。したがって、働かないと人間としての向上はないし、働くときの意識の持ち方によって、その向上力に差が現れるということでしょうか。

働く意味②

2016-10-24 | 経営の気づき
人事制度の改善に際し、社長とこんな話をしました。社員の皆さんは、働くことの意味をどのように考えているのでしょうね。私たちは、二つの意味を指摘しました。一つは、社会における分業の一端を担うという位置づけです。社会で色々な仕事を分担していますが、その分担した仕事の一翼を担うことによって、社会が成り立ち、正しく世の中が回っていくわけです。そして、大切なのは次回に述べる「人としての修業」の位置づけです。

働く意味①

2016-10-22 | 経営の気づき
いまある会社で人事制度の見直しをしています。そのしょっぱなに手掛けたのが組織風土診断。会社の色々な膿がみつかりました。そこで、根っこにある大きな問題として見えたのが、「会社と社員の歩むべき道が一体化していない」ということでした。したがって、このことを最大の課題として、解決のための仕組みを作っていきます。久々に大きなテーマに巡り合いました。面白い仕事になりそうです。

意思力を高める

2016-10-20 | 人生の気づき
最近、意思力を高めることが気になり、様々な本を読みあさっています。一つひとつ知識が増えていく中で、最近の発見は、呼吸と運動との関連です。例えば、一分間に12回以内程度の長い呼吸とか、毎日の軽い運動が非常に効果的なようです。ということで、毎朝50分の朝の散歩はこれからも続けていくことにしました。そして、しばらく休んでいた座禅を二日前から復活させました。

意思力の強い私ですが、もっともっと高めたいのです。

「楽しく仕事する工夫」24

2016-10-18 | 経営の気づき
ただ忙しく動いても、その仕事から付加価値は生まれません。会社に付加価値は生じません。

何らかの付加価値を生ませるためには、単に動くのではなく、働かないといけません。頭を働かせて、付加価値を生むような仕事をすれば、自ずと楽しくなります。

動く意味を作って付加価値を作り上げる行動。そのような働きに従事すると、仕事は楽しいのです。

「楽しく仕事する工夫」23

2016-10-16 | 経営の気づき
「巧遅(こうち)」とは、考え方としては素晴らしいが、実行までに時間がかかること。「拙速(せっそく)」とは、出来栄えは今ひとつだが、とにかく速いこと。

仕事に取り組む場合は、後者を選択すべきです。なぜ、内容以上にスピードを重視するのか。それは、行動をしないと何も始まらないからです。

やってみて悪ければ、元に戻せばいいのです。また、いったん簡単な改善をやっておき、より根本的な改善はそのあとにすればいいのです。熟考していると、その間に状況はどんどん悪化し、あるいは、せっかく練り上げたプランも現状に沿わないものになっているかもしれません。

早く効果を出す方が、仕事も楽しいですし。

「楽しく仕事をする工夫」22

2016-10-14 | 経営の気づき
社内で何かミスに出逢ったとき、そのミスを犯した人を責めるのが普通です。しかし、その時に、その人を責めるのではなく、仕事の仕組み自体を見直す観点から、仕組みの誤りをチェックしましょう。

そうすると、人間関係においても問題なくことが納まります。一方で、「仕組みを責める」の観点に立つと、会社全体が成長の方向に向かえます。

「楽しく仕事をする工夫」21

2016-10-12 | 経営の気づき
仕事後に、自分へのご褒美を準備しておくこともとても大切なことです。例えば、仕事をする前に「今日はここまで仕事を進めることができたらご飯を豪華にしよう」というように、日頃から自分へのご褒美を設定しておきましょう。

そうすると、仕事に対してのモチベーションも上がり、”ササッ”と仕事を片付けられます。その結果、仕事のスピードも上がります。
私のご褒美は酒関係が多いですね。「仮面パーティー」とか「ポトラックパーティー」とか。この企画をすること自体を楽しんでいます。

「楽しく仕事をする工夫」⑳

2016-10-10 | 経営の気づき
楽しく仕事をする工夫の連載も今日で二十本目。継続するとそれこそ楽しみになります。

自分でテーマを決めてコツコツ積み重ねると、そこに小さな幸せが訪れます。そのことを幸せだと感じとれる心、その心の存在がありがたいです。

さて今日で終わりになるか、次回も続くか、読者の方の反応に待ちたいと思います。(笑)

「楽しく仕事をする工夫」⑲

2016-10-08 | 経営の気づき

仕事を楽しむための根本的な秘訣は、「没頭する」ということです。でも、辛い仕事であれば没頭出来る訳もなく、どのようにすれば没頭できるのでしょう。

没頭するには二つのキーワードがあります。「創意工夫を凝らす」「遠くを見ない」この二つです。

成果を出すためには創意工夫が必要であり、その創意工夫によって生産性が上がったりすると、仕事自体が楽しくなります。創意工夫は必需品です。
もう一つは、すぐに成果が見える近い目標を立てるということです。もちろん、長期目標は必要なのですが、その前にたくさんの短期目標を設定します。

「楽しく仕事をする工夫」⑱

2016-10-06 | 人生の気づき
何かアイディアを思いついた時は、品質の良し悪しは別にして、とにかく記録しておきます。私が記録するのは、月日・分野・内容などです。

しばらく日にちが経過してから、アイディアの品質をチェックし、効果がありそうなときは実施に移します。

現在、結構ユニークなアイディアをたくさん在庫していますので、この先が楽しみです。要は、工夫とチャレンジの継続ということです。

「楽しく仕事をする工夫」⑰

2016-10-04 | 経営の気づき
時間を細かく区切って、スケジュール通りにこなしていくことは大切ですが、仕事中にハッピーでいるためには、ちょっとした「遊びの時間」をつくることも必要です。

あなたが真面目な人であれば、10分間だけFacebookやYouTubeを見たり、同僚と冗談まじりの会話をしていたりしても、問題はないでしょう。ただし、遊びの時間は午後4時以降、頭の働きがにぶってきたときにすべきです。

「楽しく仕事をする工夫」⑯

2016-10-02 | 経営の気づき

組み立てて完成するガンダムチックなシャーペンをご存知ですか。簡単な事務作業も自分の趣味に合った文房具を使うと、使うこと自体が楽しくなります。

白黒約20個に分かれた細かいパーツを組み合わせることで完成するパズルなシャープペンシル。接着剤なしで組み立てられる仕組みですので、分解、組み立てを繰り返し遊ぶことができます。

ゴツゴツとしたフォルムがどこかモビルスーツ感ありな、ギーク向きのおもちゃです。¥945