東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

へんてこりんなアンテナ

2013-01-31 | 私流
私に埋め込まれているアンテナは、少し変わっている。これまで経験していないことを探し求めて、新たな方向を探知しようとする。昨日、前回、昨年、あるいは「これまで全て」をチェックして、異なる匂いを嗅ぎつけると、それを選んでしまう。

あまのじゃくという習性と好奇心旺盛という性格が影響しているようだ。おかげで、楽しい人生を送れている。(写真の、ちょっと変わったパーティーに参加出来たのも、このレーダーのおかげだ)

陰の褒め言葉

2013-01-30 | 私の師匠
陰口は慎まなければならないが、陰の悪口と違って、陰の褒め言葉はどんどん言うべきだ。以前、タクシーに乗った時、同乗者の人に私の恩人を褒めてたら、翌日、タクシー会社の社長から聞いたと、その恩人から電話がかかってきた。私が褒め称えたのが嬉しかったらしい。普段、本人に対しても称賛の言葉を発していたが、本人に本人を称える言葉を発しても、おべんちゃらと受け取られる。

しかし、陰で褒めると、その内容が伝わった時、しっかりと喜んで頂ける。反対に陰口の場合は、怒りも倍加するのであろう。陰口は厳禁に対して、陰の褒め言葉は多用すべきだ。

まだまだ元気だよ

2013-01-29 | 雑談
一か月前に戴いたバラが、まだまだ元気だよ。水を注ぐだけで保つこの生命力はすごいね。

私の場合は、食事以外に酒の継続的補充が必要だから、バラ以上に手間が要る。手間が要るから貴重品だという説明の手もあるが、止めておこう。笑

転機

2013-01-28 | 経営の気づき
ある出来事や人との出会いをきっかけに、視界がぱっと開けたり、自分に自信が持てるようになったりする。今年は、私にとって、大きな転機になりそうだ。

「いい転機」のきっかけは人それぞれだが、私が大病した時も一つの転機になった。通常はネガティブに捉えられがちな出来事が「いい転機」になることも結構ある。いい転機とは、ある出来事で自分の価値観や考え方などが変わり、それが自分の成長につながった、と感じられる経験である。

私の場合、昨年に減少した仕事の代わりを埋めるため動いていたら、新しいものが次々と掘り起こされた。したがって、消えていくものは、無理して追わなくても良いという気づきも得られた。むしろ、何かの変化が良い転機になるように、目利きを整えて、しっかりと将来を見据えることだ。

人間を飾る調味料

2013-01-27 | 雑談
我が家で水炊きをした際に気づいたことが一つある。それは、調味料は不要だという話。

最初は、鶏肉や魚あるいは野菜などの味がスープにしみだしていないから、ポン酢が必要だ。しかし、時間の経過とともに美味しいエキス成分がスープ自体に流れ込んでくる。すると、ポン酢は無くても良い。それだけで立派な味を調えている。

これって、人間の成長過程にも当てはまる内容だ。ビジネスマンとしてのひよっこの時には、身なりやマナーなどを整えて、自分の人間的魅力の欠如をカバーする。言ってみれば、身なりやマナーが調味料である。相手方の人間力に力がない場合は、これでかなりのごまかしが効く。

しかし、成長してきて人間力に幅と厚みが出てくると、調味料は不要となる。本物の味をアピールするには、むしろ調味料はない方がいいかも知れない。

「出会い」と「出逢い」

2013-01-26 | 私の師匠
「会う」は、日時を決めて段取りを整えた出会いに対して、「逢う」は運命的な出会いであり、両者の意味は違う。その意味では、私がこれまでの人生で「会った人」は数多くいるが、「逢った人」は少ない。後者の人たちを思い起こしてみると、次のような方たちがいることに気づき、懐かしくなった。

・私が開業した時に応援して頂いた税理士さんは、酒の飲み方も教わった、仕事と遊びの師匠である
・人としての道をお教えいただいた和尚様は、智慧の師匠である
・両親に出逢ったからこそ私の今があり、まさに両親は命の導師である

考えないで反応

2013-01-25 | 初体験の気づき
昨年の春から英会話を習っているが、9か月を超えて色々と分かってきたことがある。その一つは、考えてはいけない、反応しなければいけないということ。学生時代は、記憶と思考の「考える」作業によって、「英語で回答する」答えを見つけていた。

しかし、いま我々が習っている方法は、その方法ではない。体の中にしみこませて、「考える」作業を飛び越して「反応する」ことによって、英語で応えるようにしている。確かに語学はこうでなければいけないのだろう。

いや語学だけでなく、ビジネスの場でも、高度な臨機応変的な対応は、考えないで反応することによる対応も求められる。もちろん、時間があるときは熟慮することも必要だが、即座の対応が必要な時は、日ごろの経験から編み出した「反応」が必要である。

優しすぎる

2013-01-24 | 私の師匠
私の尊敬しているある社長さんが退任された。その去り際が見事である。自分の取り分を取ることなく、社員のためにひたすら、残してあげるものを手配している。

私だったら、ここまで出来ない。全く私心の無い、見事な去り方である。いつか私も同じような日を迎える時、是非見習いたいものだ。

おかげさま

2013-01-23 | 人生の気づき
日本には素晴らしい言葉がいくつも残っているが、中でも「おかげさまで」という言葉が好きだ。年配者の方はよく使われるが、最近の若い方が用いるのは少ない。

自分ひとりの力でなしたわけではなく、「おかげ」の力を借りる事で、できましたという言葉。ちゃんと、自分以外の力をいつも考えていることが嬉しい。
 
その「おかげさま」ということを言う習慣が出来ているはずなのに、なぜか、事が起こったときには「自分の力」のみに頼ろうとしてしまうのはなぜだろう。もっと様々な人の力を借りることを最初から考えてもいい。
 
「かげ」の力だから、当然見えない。具体的に見えてしまえば、おかげさまではない。見えない、大きな力に頼ることは、自分が誰かに頼まれれば、もちろん応援する覚悟が出来ているからだ。

私のペース

2013-01-22 | 私流
週0・・・休日の数(目標は月1だが、昨年の達成率は5割かな)
週1・・・酒を飲まない休肝日(多くの人は私に休肝日が無いと思っているが、確実に確保できている)
週2・・・今月の新年会の参加(来月からはペースを落として、週1にする予定だ)
週3・・・時に達成できる休肝日(2~3か月に1回は達成できる)
週4・・・ポカミス(記憶力と集中力が落ちてきたので、うっかりミスが増えてきた)
週5・・・新しい出会い(仕事柄、新しい人との出会いが多く、人と出会えるありがたい仕事に感謝している)
週6・・・孫の急襲(二人の娘が孫を引き連れ、たびたび急襲するため、食費がかさんでいる)
週7・・・髪の抜け落ち(毎日抜け落ちる髪を見て、あと何年もつかと心配だ)

楽・得・格好よく

2013-01-21 | 雑談
楽をして得をして格好よく過ごせれば、人間は幸せなのか。勝手すぎるこの生き方をみんなが求めると、地上は乱れに乱れる。しかし、楽をしなくても良い、損をしても良い、格好はどうでもよいという、この様な賢者がまだいるから救われている。

出来れば、楽・得・格好よくとは無縁の政治家が現れて欲しいものだ。

楽な道の反対側に幸せの道あり

2013-01-20 | 人生の気づき
友人に山登りの好きな人がいる。彼は「山は苦労して登るから楽しいので、楽して登れば、登頂後の幸せ感は何もない」と言う。言われればなんとなく分かる。途中まで車で行く方法や山頂までヘリコプターで行く方法を用いれば、楽な反面、幸せ感は乏しいだろう。皆無かもしれない。

人間は、何事においても楽な道を選ぶが、途中の過程において苦労する方が達成感は大きく、幸せ度も大きいはずだ。とすると、ビジネスの場に置き換えても、同様のことが当てはまるのだろうか。

ある目的を達成するために、困難な方法と簡単な方法があるとすれば、幸せ感を得るためには、困難な方法を選ぶ方が良い。しかし、残念ながらビジネスの場合は、幸福感の達成が目的ではなく、利益追求の観点からは相容れないものがある。

しかし、利益を度外視した「やりがいの幸福度」という視点からは、時に難しい方を選択させても良いのであろう。これが、遊び心のある経営者の粋な計らいというものだ。さらに、難しい方法でやり遂げれば、他社の追随を許さない独自の手法も確立できる。

頭のメモ帳

2013-01-19 | 私流
私のメモ帳でもある、脳の機能低下が著しい。朝起きて思いついた面白い切り口とストーリーが、いざブログを書くために椅子に座ると、全ての記憶が消えている。わずか20分の間隔だからとメモしなかったのだが、真っ白になっている。

しかし、記憶から消えるということも一つの機能だ。おかげで嫌な体験も忘れることが出来る。記憶から消そうと努力してもできるものではないが、自然と消えるという一つの機能によって、消すことが出来る。ということは、今回の失敗も、自分を責める必要はない。おかげで一つの記事を作成できた。

ゼロになればたいしたもの

2013-01-18 | 人生の気づき
人間は、ゼロという数字を忌み嫌う。しかし、ゼロという数字は危機感を張り巡らさせ、やる気を高めさせるその原動力になることもある。

例えば、雑念があると素晴らしい智慧が生じないが、雑念がゼロになると、とてつもない智慧がわき出る。このように考えると、ゼロは忌み嫌うべきものではなくなる。要するに、満点でも0点でもどちらでもよいのだ。

諦めない力

2013-01-17 | 経営の気づき
自分のことに関しては、自分で出した解決策に容易に妥協する。さらにひと踏ん張りして考え込むことはまずない。しかし、クライアントのことになると、安易な妥協はしない。解決策が出ても、もっと良い考えがないか、いつも一ひねりの労を提供している。

不思議なものだ。諦めない力は、自分に対してよりも、クライアントに尽くす時の方が大きい。ということは、私自身に大きな問題が降りかかった時、この諦めない力を活かせば、大きなことにも立ち向かうことが出来る。一つの自信として自覚しておこう。自分に感謝。