東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

感情の癖

2015-11-30 | 人生の気づき
一人ひとり性格が異なるように、感情にも個性があります。同じ出来事に出会っても、人それぞれの個性によって感じる内容が異なります。例えば、自動車とぶつかりそうになるヒヤッとした出来事に対しても、相手の運転手に対する怒りを感じる人もあれば、怒りというよりも無事に事なきを得たことを感謝する人もいます。

要するに、それぞれが感じ方の個性があるわけです。ということは、その感情の動きを見守るもう一人の自分をセッティングして、感情の動きをコントロールすることによって、よりよい性格に変えることが出来るということでしょう。

入院できない

2015-11-25 | 初体験の気づき
妻は、腰椎椎間板ヘルニアにて救急車で病院に運ばれましたが、なんと入院できないのです。「救急病院は救急措置をする病院なので、疼痛緩和のための入院は出来ません」と医師から言われました。しかし、立つことも座ることも出来ない状態で、すぐに退去してくれとは、残酷な話です。であれば、そのまま家にいた方がよかったわけです。我が家は、事務所が一階にあり、二階と三階が住まいですから、帰宅したら二階までの階段をのぼらなければいけません。

非人道的なことを行う医療機関がまかり通るとは、現代社会の欠陥ともいえますね。

局所最適

2015-11-23 | 経営の気づき
経営において大切なのは「全体最適」です。一部署なり一個人の都合を重んじる局所最適よりも、全体経営を見つめることが必要です。例えば、あるべき経営方針のもと築き上げた経営風土になじまない、トップセールスマンが退職する危機を迎えるときにおいても、経営風土を守る根底作業の重要性を意識すべきです。経営風土を築く年数は、トップセールスマンを採用・育成するよりも、はるかに多く、重たいのですから。

局所最適よりも全体最適、この戒めを忘れてはいけません。

個と全体

2015-11-21 | 人生の気づき
世の中にある宗教は、生まれの違いこそはあれ、どれも同じことを言ってると私は考えます。それが「個と全体の一体化」です。しかも、私たちは、その個と全体が一体になるような習慣を、知らず知らずの間にしています。

挨拶、助け合い、協力、愛し合う、才能を生かして生きる。こうしたことは、どれもが、個と全体が1つになるための素晴らしい習慣なのです。

人生時間

2015-11-19 | 人生の気づき
私の一生を、仮に一日の24時間と捉えた場合、私の残り時間は4時間程度でしょうか。その4時間をどう過ごすかで、私の一生の価値も決まります。要は、最後の生きざま、死ぬときに「自分の一生をどのように評点出来るか」なのでしょうね。したがって、あと4時間を、これまで以上に時間価値を重く受け止めるつもりです。一瞬一瞬を生き切るつもりです。

時間はまさに命

2015-11-17 | 人生の気づき
時間は何かと言えば、まさに命そのものであり、人生の構成要素だともいえます。そこで、時間に関する格言を探して並べてみました。

時間の使い方の最も下手なものが、まずその短さについて苦情を言う。 ラ・ブリュイエール

一番多忙な人間が一番多くの時間をもつ。 アレクサンドル・ピネ

時間がないというのは嘘である。 時間は十分過ぎるほどある。 リチャード・コッチ

忙しくするだけなら蟻でもできます。問題は「何に忙しくするか」なのです。- Henry David Thoreau

明日はなんとかなると思う馬鹿者。 今日でさえ遅すぎるのだ。 賢者はもう昨日済ましている。 クーリー

個の尊厳

2015-11-15 | 経営の気づき
集団主義と違って、個人主義の基本はお互いの個を尊重しあう精神。きちんと相手を一個の人格として尊び、認める事が必要です。そして、自分も一個の人格として認識して貰います。その個の立たせあいにおいて人を気遣う。そこに、ルールとは異なるモラルの存在意義があります。要するに、モラルのある人は、他の方に対して尊厳の意識があるということです。

最近、モラルのない社員をどのように育成すべきかの相談を受ける中で、「個の尊厳」の必要性を感じた次第です。

道徳心があれば 年収もアップ

2015-11-13 | 経営の気づき
社員のしつけ大切ですが、実は、モラルが出来ている人は、年収も高いという統計結果をご存知てすか。4つの基本的なモラルとして、「うそをつかない」「他人に親切にする」「ルールを守る」「勉強をする」が挙げられますが、基本的なモラルの躾をすべて受けた者はそうでない者よりも約57万円多く所得を得ていることが示されています。さらに、4つの基本的なモラルの躾をすべて受けた者と、すべて受けていない者との間で比較すると、約86万円の所得差があるそうです。

モラルがある人に仕事を任せるし、任せられることによって業績も上げられますから、当然と言えば当然かもしれません。

独りよがりの強み

2015-11-11 | 経営の気づき
会社が考えている強みは、結構、独りよがりのものが多いです。本来の差別化できるほどの強みは、「会社のできること」と「お客様の求めること」の重なる部分ですが、さらに加えて、競合先が出来ないことでなければならないのです。この三つの範囲が重なったり重ならなかったりして、差別化できる強み、即ち「コア・コンピタンス」が決まります。

強みのブラッシュアップ

2015-11-09 | 経営の気づき
会社の強みは、三つのタイプに分けられます。一つは、資産など目に見える強みですが、このタイプは使えば使うほど消耗しますので、「消耗型の強み」に分類されます。二つ目は、目に見えない強みです。このタイプは、ノウハウや人脈など目に見えないものですが、使えば使うほど増殖しますので「増殖型の強み」と言われています。そして最後は、特許権や独占的販売権など、防衛に有効な「排他的な強み」です。

いずれの強みも威力を発揮しますが、特に持ちたいのは「増殖型の強み」でしょうか。

気づく前

2015-11-07 | 人生の気づき
私たちは、身体に痛みを感じるとき、あるいは、心に痛みを感じるときがあります。このどちらもが、実は、何かの気づきを得るチャンスなのではないでしょうか。病があると、不快感や痛みがあり、死に向かって直接誘導する前に、本人へ信号発信するわけです。心に痛みや悩みがあるときも、実は、本人が向かおうとする方向のずれを感じての、信号発信なのでしょうか。とすれば、これらの信号を軽視せず、面と向かい合う必要があります。

信号無視は、慎むべきです。

人生最大の大失態

2015-11-05 | 失敗の気づき
酒で仕事を失敗したことは、かつてなかったのですが、先日初めての体験をしました。久しぶりに飲む酒でしたので、今夜は大いに飲むぞと意気込んでいました。その意気込みのせいか、深酒をしてしまい、翌朝10時からのセミナーに1時間遅れて到着。家族が誰もいない状態でしたので、酒のにおいがプンプンしているにもかかわらず、自分で運転して会場に行く始末。

何とも後味の悪いことです。人は、失敗をして色々なことに気づくものですから、時に失敗の経験も必要なのですが、少し代償の大きすぎる失敗でした。これから深酒は慎みます。

心を見つめる

2015-11-03 | 人生の気づき
身体が喜ぶことは、どうも不健康なことが多いようです。例えば、美味しいものを食べる、満腹になるまで食べる、寒暖に耐えることなく居心地の良いところにいるなど。思いつくものは全て、その世界に浸っていると、不健康なものばかり。

一方、心が喜ぶものは、健康的なものが多いのです。例えば、座禅を組んで心を落ち着かせたり、周囲の人に喜んでもらうためのボランティア活動や、良い本を読んだりと、これらはいずれも健康的です。

よーし、これからは体が喜ぶものではなく、心が喜ぶものに目を向けることにしましょう。

何を待ってますか

2015-11-01 | 人生の気づき
貴方は何を待ってますか。たなぼたを待っていると、なかなか巡り合えませんよ。自分以外の何かを待つのではなく、自分のアイディア、自分の行動を待つべきでしょうね。とにかく、頼りになるのは自分のみです。もちろん、他人様の応援をしていると、時に応援してもらえることもありますが、そのことをあてにするのはまずいです。やはり、自分を待つべきです。