東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

お金持ちと早起きの関係

2015-12-30 | 雑談
お金と早起きは一見何の関係もないように思えますが、実はこの二つには大きな関連性があるらしい。何故か、お金持ちには早起きの人が多いのです。であれば、私たちも生活習慣を変えていけば、お金持ちになれるのではないでしょうか。そう思うのは自然な流れです。

多くの人がお金に対する不安と不満を持つ時代だからこそ、身につけたい「お金持ちの習慣」。気になる方は、田口智隆さんの「お金を生み出す”朝30分”の習慣」という本を読んでみましょう。

遊びと仕事のメリハリ

2015-12-28 | 経営の気づき
ドイツの1人当たりの平均年間労働時間は日本より350時間ほど短い。それなのに1時間当たりの労働生産性は日本のほぼ1.5倍です。いったいドイツの人たちはどんな働き方をしているのでしょうか。ここ一番という勝負どころではとことん働き成果をあげながら、休息をしっかり取る。そんな働き方が定着しているドイツを見習いたいものです。

ということで、私の来年の目標は、仕事と遊びのメリハリづけです。感性を磨くための遊び時間をしっかり確保したうえで、仕事の生産性をあげるつもりです。ダラダラ仕事をしないように注意しないと・・・。

脳機能を高める散歩

2015-12-26 | 雑談
頭の回転を速くするために、特別なトレーニングや特別な機材を用意する必要はないとのことです。実は、子供からお年寄りまで、誰にでも簡単に実践できる頭の回転を速くする方法があり、それが散歩らしいのです。

散歩中は、不思議とアイデアが浮かんだり、深く考えることができます。運動して体中の筋肉を動かすことで、脳へ流れる血液の量が増え、活発になりますので、歩くと頭の回転が速くなるそうです。脳へ流れる血液量が増え、脳の機能のすべてが向上するとか。思考力や記憶力をはじめ、理解力、想像力、発想力、構想力が向上すると聞けば、今続けている散歩に一層の力が入ります。

遊びが育てる力

2015-12-24 | 雑談
子供が屋外で遊ばなくなった昨今、遊びが育てる三つの力を考えてみました。それは、「他者と関わる力」「想像する力」「自分を表現する力」の三つです。最近は、屋内で一人でゲームなどしますから、他者と関わる力が衰え、与えられた玩具で遊びますから、遊びを考え出す想像する力が衰えます。そして、既成の玩具で遊ぶ子供たちには、踊ったり絵を描いたりといった、自分の表現力が衰えています。

もっと自由に遊ばせないと、これらの力の衰えは、大人になってからの社会構成に欠陥を生み出すことにならないでしょうか。今日も又、余計な心配、余計なおせっかいをしたのでしょうか。

脳にダメージを与えるアルコール

2015-12-22 | 雑談
人の脳は、20歳を過ぎれば、1日に10万個の神経細胞が壊れていると言われます。脳の神経細胞には、ストレスという弱点があります。ストレスは、脳の神経細胞にダメージを与えるため、神経細胞の減り方が加速するようです。
 
さて、脳の弱点はストレスのほかに、もう一つあります。それはアルコール。脳には、あらゆる有害物質から身を守る仕組みが備わっていますが、アルコールだけは、すり抜けて脳に届きます。もともと人の脳には、アルコールから身を守るフィルターがないため、影響を受けやすいのです。

アルコールを取りすぎると、脳の神経細胞がダメージを受け、神経細胞の減少が加速します。要するに、ストレスとアルコールは、脳にとっての大敵なのです。したがって、仕事の疲れをお酒で解消させようとするのは、よくないということになります。脳の健康からいえば、これほど悪いことはないのです。

以上、アルコールの悪を列挙して、自分への戒めとしました。(笑)

会話の脱線

2015-12-20 | 雑談
コンサル支援をさせて頂くとき、必ずプロジェクトチームを結成して、そのメンバーに色々と考えてもらいます。私が答えを出すのではなく、答えを出すのは当事者である経営陣や幹部社員の方たちです。そのプロジェクトチームに女性の割合が多い時、必ずと言っていいほど、討議のテーマから脱線します。しかし、脱線することによって、とんでもない答えが見つかったり、新しい経営課題が見つかったりします。

その意味では、真剣な討議が雑談に変身するという、脱線状態は面白い展開なのです。男社会と違って、女社会では、この井戸端会議のような雑談の中で、面白い答えが見つかります。もしすると、男たちも井戸端会議が必要かもしれませんね。




心理学活用の折衝術向上⑦

2015-12-18 | 経営の気づき
ミラーリングでラポールを築きましょう。

会話をするときに、「相手の声のトーンや口調、姿勢などをさりげなく真似る」「相手と呼吸を合わせる」この二つを意識します。すると、ラポールの構築がしやすい、つまり、相手と心が通い信頼してもらえます。相手に自分と気が合う、仲間だ、と思われるだけでなく、こちらも相手の気持ちがわかるようになります。

たとえば、イライラしている人がグチを言ってきたときを想像してみてください。私は逆に、妙に冷静ぶって「まぁまぁ…」なんて言ってしまいそうですが、それだと逆に火に油を注ぐようなもの。相手の状態に合わせてみるのはとても大切です。

心理学活用の折衝術向上⑥

2015-12-16 | 経営の気づき
おとり効果で価値観を操作しましょう。
                   
この方法は、マーケティングにも関連するのですが、お得感や価値観に大きな影響を与えます。例えば、ある飲食店のランチメニューで1,200円と1,500円のコースしかなければ、多くの人が1,200円のコースしか選ばないでしょう。ですが、この上に1,800円のコースを付けるとどうなるでしょう? 多くの人が中間の1,500円のコースを頼むようになるのです。

1,800円では高過ぎるし、かと言って1,200円のコースは1,800円のコースが増える事でみすぼらしく感じて来るのです。多くの人の中で当初は高いと思っていた1,500円のコースは途端に無難なコースと変化します。内容も価格も同じにも関わらず、新たな選択肢の設定によって誘導しやすくなります。

心理学活用の折衝術向上⑤

2015-12-14 | 経営の気づき
バンドワゴン効果で支持を誘発しましょう。バンドワゴン効果とは、ある製品・サービスを消費する人が多ければ多いほど、顧客がその製品・サービスによって得る満足・安心感が増加する効果のこと。 群集心理における同調現象のひとつです。                                 

心理学で人を動かす時、それがポピュラーな事で有るかどうかを判断させるために、バンドワゴン効果が効果を発揮します。現実的にそうであるかは別として、そう思わせることで多数派、支持が多いと感じさせることで安心してもらえます。

心理学活用の折衝術向上④

2015-12-12 | 経営の気づき
プライミング効果で想定の答えを導きましょう。

後の導き出したい答えの為に、予め連想の為の刷り込みをする方法です。例えば、人工物を連想させた後に、飛ぶものは何かと尋ねると、人工物である飛行機を選択するケースが格段に上がります。心理学で人を動かす一つの方法です。                                 

自身が導き出したい答えの為に、直接的に尋ねるのではなく、先にその答えが出るであろう話をしておくのです。

心理学活用の折衝術向上③

2015-12-10 | 人生の気づき
カリギュラ効果とは、禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる心理のことです。アメリカでこの映画を公開した際に、余りの過激さにカットされた部分が多い事で、逆に人の気に留まりヒットししましたが、そのことを言っています。多くの人は、隠されれば隠されるほど、それを知りたくなります。            

日本でも、映画など非常に規制が多いのですが、それは、逆にそれを見たいと熱望させる事につながっています。つまり、オープンにしながらも、必ず秘密を持つ事、また、色々な事を隠す事で、人の関心を誘い、他人はあなたを無視出来なくなります。

心理学活用の折衝術向上②

2015-12-08 | 経営の気づき
バーナム効果とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象。いわゆる、占い師や自称霊能力者などが用いる技術です。心理学で人を動かす初歩的なものです。この方法で、直接人を動かす事が出来る訳ではありませんが、人は不思議なもので、自身を理解してくれる人に絶大な信頼を寄せるものです。一度深く信頼されれば、大抵の事は言う事を聞くようになります。

バーナム効果を実際に使用する時は、ほとんどの人に当てはまる事を、さもその人特有のものの様に話す事です。また、相手が、自身の事を知らず知らずに話している事を、言葉や言い方を変えて、如何にも当てた様に相手に伝える事です。それだけで、折衝相手はあなたを信頼に足る人間だと勘違いしてしまいます。

心理学活用の折衝術向上➀

2015-12-06 | 経営の気づき
心理学には、ハロー効果と言うものがあります。ハローと言うのは、光輪、後光などの意味。仏像などで後光などがあると、よりありがたみを感じると言うところから来た言葉です。                  

これは、権威主義にも似ています。名のある人だから、地位の高い人が言うのだから間違いないと思いこむ事にも通じます。情報過多の時代に入って、人は自身で精査する事無く、ハロー効果に陥り易くなっています。         

この効果を得るためには、たった一つで良いので、得意分野を作る事が必要です。例えば、字の上手な人を見ると、他にも長けていると思い込む、字がうまい=文系が強い、と勝手に思い込むのです。

気づき力

2015-12-04 | 私流
「感じる」とは「刺激や出来事によって、自然に心に生じること」です。一方、「考える」は、「判断や評価の答えを出したいために、答えを意図的に筋道立てて導き出そうとすること」です。

「感じる」は、受身的で自然に生じる『状態』であり、「考える」は目的を持った意図的な『行為』です。例えば、上司から叱責を受けた時、不満という感情を自然に感じます。次に、なぜ叱責を受けたのか「答え」を考える。両者の関係性は、上記の例のように「感じる」ことから「考える」ことに繋がることがあります。また、上記例で、上司が自分の成長を思って助言してくれたのだという答えを導き出した結果、前向きな気持ちを「感じる」ことがあります。このように、「考える」ことから「感じる」ことに繋がることもあります。

重要なのは、「何を感じるか」の感じ方の問題です。ここに、その人の人間性が、「考える」こと以上に左右します。考える道筋による差異よりも、感じ方による差異の方が、答えにたどり着くブレが大きいはずです。したがって、私は、その人の感じ方は、人生を左右する程の重要性を持っていると思っていのす。

学校教育では、「考える力」を重要視していますが、私は、「感じる力」をもっと大切にすべきだと感じています。したがって、私は、社会や家庭そして企業に対して、「感じる力を大切に育てよう」と言いたいのです。

苦しみ克服のチャンス

2015-12-02 | 人生の気づき
苦しみや悩みを抱えているときは、それを克服するチャンスであるともいえます。したがって、苦しみや悩みと対峙するときに、なにがしかの意識を持つことが必要です。

自分の意識を確保しながら、以下の3つの問いに答えてみてください。
(1)その苦しみがもし自分自身のエゴや思い込みによってもたらされているのだとすると、それはどんなエゴや思い込みがありそうかを考え、書き出してみる。
(2)その苦しみから何か学べるものがあるとするなら、どんな学びがありそうかを書き出してみる。
(3)その学びが、苦しみを克服するのに本当に有効かどうかを検証するためには、どんな行動をとってみると良さそうかを考え、書き出してみる。