東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

たまるって楽しい

2013-02-28 | 私流
色々な方からの戴き物は、殆どが酒。その理由は、講演のときとかチャンスがあるごとに酒の話をしているから。おかげで甘いものを戴くことはない。

ちなみに、現在たまっている戴き物の酒を並べてみた。しまった、あと2本ワインがあるのだが、今回の写真はこれで良しとしよう。

重要な仕事に時間を使っていますか

2013-02-27 | 経営の気づき
ピーター・ドラッカーは、「記憶に頼って時間を把握することはできない。時間の使い方は記録して初めて分かる」と言っている。

自分が何にどれだけ時間を使っているかは、記録してみて初めて気付くことが多い。そこで、最も重要な事に使った時間だけ記録することを提案したい。一日やったことを全部記録してしまうと、なんとなく、全ての時間が埋まるので、上手に時間を使っている気分になる。

しかし、重要なことをした時だけ記録すると、如何に何もしていないかがよく分かる。それに気づけば、ここからが改善のスタートだ。

イメージトレーニング

2013-02-26 | 経営の気づき
私は、講演の時はレジメを作成した後、前日くらいに、10~20分程度イメージトレーニングをしている。あらすじを確認した後、どこで盛り上げるか、重要なポイントはどこかを、聴衆者の反応も予想しながらイメージに焼き付けている。ここで一番聴衆者がひきつけられるであろうことを、自分で確信できることによって、訴える力も大きくなる。

スポーツの世界だけでなく、経営の世界でもイメージトレーニングは必要だ。自分が納得しないことは人様も納得しないので、先ずは自分を納得させるためにイメージトレーニングする。イメージの世界は潜在意識とつながっているので、効果は大きい。


ブルーマンデー症候群

2013-02-25 | 失敗の気づき
私が事務所を開業して30年になるが、その前は普通のサラリーマンであった。いま思い返すと、サラリーマンの頃は、日曜日の夕方になると、明日の月曜日は嫌だなあとよく思っていた。しかし、いまは何曜日であろうといつも爽快である。

多分、以前は依存性が強く主体性が無かったのであろうと、反省している。あるいは、休みの土曜日曜日も、ゴロゴロと家にいるだけで、何の楽しみをも創ろうとしなかったと反省だ。歳を重ねて、むしろ若い考え方になったことは喜ばしい。このまま歳を重ねると、何歳まで若返るのか楽しみでもある。

抽象化の効用

2013-02-24 | 失敗の気づき
私は、会社やビジネスマンが行動を起こすにためは、具体化することをお奨めしている。例えば、新規事業を興したいと考えておられる経営者がおられれば、「希望を語るだけでなく、具体的プランを作成してください」とお願いしている。具体化しなければ物事は前進しない。しかし、場面を変えた場合には、抽象化する方が良いこともある。

例えば、毎日多くのメール処理に追われているときは、「くだらないメールでも全部見なければならない」と考えるのではなく、「お客様満足度を上げるために、丁寧にフォローさせてもらっている」と抽象化させた方がストレスにならない。抽象化させると不思議とストレスが減る。

現実を直視しないで、物事を大きく捉え直すことが必要なのだろう。

(写真のダイアリーには仕事の予定がたくさん記載されている。「納期が記載されたスケジュールを見るのはつらい」と考えるか。あるいは抽象化して「お客様との約束事が分からないと困る」と捉え直して、気楽に付き合うか。考え方次第だ)



鼻の高さ

2013-02-23 | 経営の気づき
新しい仕事に就いた時は、全員が謙虚だ。私も、お年を召された経営者の方から「先生」と言われて、尻がこそばい感じであった。内心は「とんでもありません。あなた様の方が色々とご存知です」と思っていた。しかし、経験を踏むとともに、これまで低かった腰がそうでくなくなり、物理的には低い鼻が、精神的には高い鼻に変わっていく。

この変わりように反省があるといいのだが、高い鼻のままでは問題だ。人間はいつも謙虚でなければならないから、鼻が高くなったと感じたら、全てを反省し見直さなければならない。大きな失敗をすると高い鼻もくじけるから、大きな失敗を待つのも一つの手だが、自主的な改革をするのが理想的である。

私の場合は、小さな失敗によって気づいたから、まだましかもしれない。

先ずは提供すること

2013-02-22 | 経営の気づき
昨年にいくつかの仕事が終了し、仕事量が大きく減って危機感を感じていた。しかし、取り敢えずはボランティア的に、様々な方たちの応援をさせてもらっていると、そこから新しい仕事の広がりが出始めた。さらに、これまで全くしていなかった営業も少し努力してみると、100%何らかの成果が出てきた。

お陰様で新しい形の仕事が整ってきた。とにかく動くこと、提供させて頂くこと、そうすれば成果はおのずとついてくると、開業したころの初心を思い出した。

これ、なーんだ?

2013-02-21 | 雑談
上から見れば丸い形、横から見れば長方形、砕いてしまうとガラス。これは一体なんだろうか。簡単なクイズだが、答えはグラス。

一つの方向から見ただけでは、実物を掴めない。一つの事実をもって、勝手に断定してしまうと、事実と異なる判定を下してしまうことになる。人間にしろ、何事にしろ、色々な方向から眺めてみないと、本当のことは分からない。と言うか、見ただけでは分かんないんだよね。

「幸せ」と鬼ごっこ

2013-02-20 | 人生の気づき
寒い冬が苦手な私だが、寒さに震えた外出から帰っての入浴は、幸せ感はこの上ない。暑い夏は、例えば汗水たらしての墓掃除は疲れも倍加する。しかし、掃除を終えた後の木陰の涼は、幸せ感はこの上ない。

雨にずぶぬれになっての歩行は、これから出かけなきゃと思っただけでも嫌になる。しかし、雨が止んでふと見上げた空に虹が浮かんでいると、幸福が一度に舞い降りた錯覚さえ覚える。

要するに、ゆっくり考えてみると、どこにでも幸せは潜んでいるということだ。一見まずいことと思われることでも、その裏には、あるいは通り過ぎた一瞬に幸せが舞い込む。

幸せとの鬼ごっこは、自分の心がけ次第で、鬼ごっこに勝つことが出来る。

アンテナの調整

2013-02-19 | 人生の気づき
人間のアンテナは、「損得」をチェックするアンテナは感度が良いのだが、この感度はむしろレベルを落とした方が良い。一方、「幸福」をチェックするアンテナは、一般的に感度が弱いので力を強めなければならない。例えば「幸せを感じる力」が大きければ、感謝の気持ちが大きくなり、幸福な生活を送ることが出来る。

反対に、「不幸せを感じる力」は感度が弱い方が望ましい。給与が安いことを嘆かずに、いま自分の仕事があることに感謝すれば、その人の幸福度は高まるはずだ。

福を招くコツ

2013-02-18 | 人生の気づき
自分の好きな事をしている人は、幸せエネルギーに包まれているから、輝いている。一方、嫌いなことをしていると思っていると、自分を不幸と思い込み、ますます不幸を引き寄せてしまう。したがって、いつも幸福感に浸っていることが、幸福を呼び寄せるコツでもある。

ということは、私はいつも酒を飲んでいなければならない。ちょっとヤバイなあ。

業務連携

2013-02-17 | 雑談
中小企業円滑化法が3月にて失効するに当たり、過大な借入金がある会社は、ある意味、対応が難しくなるとも言える。そのような環境下、私の属する(社)愛媛県中小企業診断士協会では県下の金融機関と業務連携を締結させてもらった。お互いの情報交換はもとより、要望があれば金融機関のお取引先の企業にも診断士を派遣できるという連携だ。

金融機関におかれては専門的知識を持つ方たちの人手が足りないことから、その応援をさせて頂くという連携である。お互いに愛媛県経済の活性化を願っている者としては、有意義な連携となりそうである。

隠し録り

2013-02-16 | 雑談
一般的に、録音テープは証拠価値が高いと認識されているようだが、そうとは限らない。他人の人格権を侵害してとられたようなものでない限り、基本的にどんなものでも証拠として採用される。しかも、証拠にはその真贋もさることながら、むしろ裁判官を「説得する力」の有無が問われる。しかし、録音テープには特有の弱点がある。

その証拠によって裁判官が「確かにそうだな」と思うかどうかが問題なわけで、それを証明力と呼ぶが、テープは意外に証明力が弱い。何故ならば、一般的に会話は結構いい加減な内容になっていることが多いからだ。会話では、その場しのぎやうろ覚えでデタラメを口にすることが多いし、ソレとかアレとか、何を指しているのか分からない言葉も出てくる。その点、文章の証拠の方が説得力がある。

先日も、ある経営者の方に、社員との会話を隠し録りすることをお奨めしたが、決定的な証拠となりうるかどうかは不明だ。社会保険労務士の仕事は、時に悩ましい相談もあり、不本意ながらこの手を使うこともある。


嬉しい一言

2013-02-15 | 初体験の気づき
先日は5年ぶりの運転免許の更新手続き。本来ならば何の問題もない手続きだが、メガネの度が合っていないと感じているため、更新手続きの前にメガネを新調すべきか迷っていた。しかし、メガネを買いに行く時間がないため、先に手続きをさせてもらった。おかげで、視力検査の時はドキドキ。

私は弱みがあるものだから、その検視をされる方が非常に気になる。優しい方なのかめんどい方なのか。でもその方は、悪い方の目が一つ見えなかったものだから、一つ大きいのを指してくれ、それで難なく通り過ぎた。「はい、よろしいですよ」という何でもないその一言が、私にとっては天からの恵みの一言であった。

人間というのは、何が嬉しい言葉になるのか、人それぞれ異なるということか。何でもない言葉でも、喜んでもらえることがある。とすれば、一語一句を心して発しなければならない。

交わりの楽しさ

2013-02-14 | 人生の気づき
仕事柄いろいろな人との交流がある。さらに最近はフェイスブックによって、その交流が加速度的に増えている。交流が増えると、色々な情報が入るとともに戴き物も増えてくる。そして、これらの交わりがさらに新しい何かを芽生えさせてくれる。

先日は、知人が高知で釣った鯛を、松山に帰ってすぐに届けてくれた。酒と魚が好きなことは皆さんにお伝えしているから、自然と甘いもの系ではなく、辛い系の戴き物が多い。私の顔のほころび度も違うから、自ずと辛いもの系に集中する。有難い有難い。