東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

雑草の発する信号

2013-04-30 | 失敗の気づき
事務所の裏に、小さな庭を造っている。以前は芝生を植えていたが、手入れが大変なので、たま砂利をまいて雑草が生えないようにした。しかし、雑草の防御は完ぺきではない。砂利の間から、しぶとく伸びてくる。小さな石を潜り抜けて伸びるその根性は、見上げたものである。我々もここまで物事に徹底すれば、何事も貫徹できるのであろうと、感心させられる。

お察しの通り、雑草取りの手間を惜しんで砂利をまいのだが、完全な手間消去は果たせられなかった。多分、こちらにも関心を向けてくださいよと、庭と雑草が協力して、私にシグナルを送っているのだろう。そのコラボレーションの技に私は負けてしまった。一昨日、雑草を抜く作業に従事して、相手方の思惑に陥ったのである。しかし、心地よい負けっぷりである。

与えられた寿命

2013-04-29 | 人生の気づき
いつの時代になっても、人間の憧れは長寿だが、一つの前提条件が備わっていないと、その長寿が苦しみに変わる。即ち、健康な状態を前提にした長寿である。命を永らえることばかりに執着し、欲をだし、恥を忘れて美意識をなくすと、 人間は、苦しみを持続する長寿の世界に居続けなければならなくなる。

このように考えると、長寿を望むべきか否か迷ってしまうので、もっと単純に考えるべきだろう。持って生まれた寿命を生ききればそれで良し。短命か長命かは、その人の宿命として割り切り、長さに関係なく充実した日を遅れればそれでよいと考えたいものだ。

奇跡の体験談

2013-04-28 | 雑談
私の知人の方が奇跡的な体験に遭遇した。彼は、四国88カ所を自転車にて巡っているとき、夜の暗い道を道路と間違えて、3メートル下の田んぼに転落。そこで、頸椎を骨折して身動きが取れなくなった。その時は、「もう自分は必要されなくなったのか。これで命はおしまいか」と思ったそうである。しかし、その後次々と奇跡が続いた。

最初の軌跡は、ケータイが手元にあったことだ。直前に奥さんとケータイで会話したため、いつものかばんの中ではなく、着用していた服のポケットにあった。そこで電話をして、救急車がかけつけた。しかし、真っ暗な人通りのない畑の中なので、救急車が自分を発見できなかった。すると、本来は持っていないはずのペンライトがポケットに入っていることに気づく。

そのペンライトを振り回して、救急隊員に発見してもらうのである。さらに奇跡が続く。担ぎ込まれた病院に、頸椎の外科手術の権威者がたまたま病院にいた。そこで、すぐに専門的な手術が施された。あり得ないことが連続して繋がったがために、奇跡的に命をとどめたどころか、3か月後には健康な状態に戻って退院した。

ドクター曰く「奇跡だ。ここまで回復するとは奇跡だ」と。このあと彼は、これまでの価値観人生観は大きく異なるものとなり、何も恐れるものはなくなったという。ある会社の研修責任者である彼は、とにかく人を育てることによって、世の中に貢献しようと、これまで以上に精進するようになったとか。

その体験談を語ってくれた彼は、「世の中は何事も必然なのですね。今回の事故も偶然ではないと感じています。おかげさまで、大きなはからいに生かされている自分に気づかされました。生きているのではなく、生かされているのです」と。このような貴重な体験談を聞かせて頂いたことに感謝です。


素人療法

2013-04-27 | 雑談
現在の私は、体調調整に用いる手法は気功と整体。以前は、愛媛県立病院の東洋医学治療所に通ったこともあるが、いま頼っているのは副作用もなく費用も要らない「気功」がメインである。

先日、足の具合が悪い家内が、自分で抑えて痛いところをツボだと解釈して、勝手にツボを決めお灸をしている。それを発見した私は、慌てて止めた。ツボの取り方とお灸の回数を間違えると、逆効果になることを聞いていたため、素人療法を中止させた。とは言え、私の説得力が弱いこともあって、なかなか中止してくれない。

そこで、インターネットで次の記載欄を探し出し、この資料を見てもらってやっと納得してもらった。
◎ ツボを選ぶにはツボの数が少ないほど治療効果は大きい
◎ 漢方薬同様に「証」が大切。何何に効くツボという取り方はダメ。日々刻々と変化する病気の性質状態や体質差からツボを選ぶべきである。
◎ 効果は諸刃の剣であること。ツボや与える刺激の種類と量、方法を間違うと作用は逆転し悪化することになる恐れがある。
◎ ツボは名称にその効果を暗示していることを利用すること。
◎ 気の流れを考慮。万歳の形で陽気は陽経を上から下に、陰気は陰経を下から上に身体の表面を流れる(気の流れ)を考慮する事が肝心。
◎「経穴(ツボ)」の組み合わせが重要。        
◎ ツボ療法の代表は鍼灸(ハリ・キュウ)療法。
◎ 正しくツボを取ることが何より大切。 

趣味ランキング

2013-04-26 | 私流
ある調査によると、女性がドン引きする趣味のランキングは、次の通りだった。幸い、私の趣味はいずれも入ってなかったので、ドン引きされることはなさそうだ。

1位 アイドルオタク
2位 フィギュア集め
3位 パチンコ
4位 編み物
5位 競馬
6位 作詩
7位 カード収集
8位 アニメ鑑賞
9位 刺繍
10位 ケーキ作り


FB記事の作成法

2013-04-25 | 私流
特に自営業の方にお勧めしているのが、FBの活用である。そして、何を書いてよいか分からないという方のために、実際にその方に寄り添って、何本か記事を作成してみた。その体験によって、周りにいくらでもネタが潜んでいることに気づいてもらった。難しく考える必要はない。ブログにしてもFBにしても、ネタはいくらでもある。

接骨院の場合だと、例えばこんな具合だ。「女性と男性と比較すると、どちらが患者さんが多いですか」との私の質問に対して、彼は「男は頭で考えて答えをだし、動かないタイプが多い。一方、女性は、早く楽になりたいとすぐに接骨院に来られる。だから、自然と女性患者が多いですね」と答える。「これって、一つの記事になりますよね」「あっそうか」

「患者さんはどのような年齢層の人が多いのですか」「私の院は、私が若いこともあって、他に比べると若い人が多いです」「では、そのことをもっと知ってもらって、若い患者さんをさらに増やしましょう。FBで情報発信しましょう」「あそうか」と、私の質問に対して一つひとつ答えてもらうことによって、いくつもの記事が作成できた。

体験談や知識をまとめるだけで、FB記事はどんどん仕上がる。文章力を気にせず、ただ思うがままに書けば、他の人が欲しい情報がいくつも仕上がる。簡単かんたん・・・。

人脈づくり

2013-04-24 | 経営の気づき
毎日15時間働いて寝る暇もない経営者もおられれば、一方、結構自分の自由な時間を楽しみながら、着実に業績を上げている経営者もおられる。その差を一言で表現すると、人脈の広がりの違いであろうか。実は、人脈の広い方は情報力を持ち、営業にもつながることが多く、想像以上の経営貢献度あることに注目したい。そこで、今回は、人脈を広げるための心構えについて整理してみた。

①まず打算を捨てる・・・ビジネスのうえで求められる人脈であるからこそ、損得を抜きに考え接しよう。
②即効性を求めない・・・すぐに自分に見返りがあることを期待しないこと。長いスパンで考えてこそ、効果も大きくなる。
③得るより前に与える・・・ギブ・アンド・テイクの考え方は大切だが、一方的に求めるだけの人間関係は長続きしない。テイクの前にギブを。
④縁を大切にする・・・人間が一生の間に知り合える人の数などたかがしれたもの。まずは量よりも一つ一つの縁を大切にしよう。
⑤相手を思いやる・・・相手があってこその自分なのだという気持ちを忘れない。
⑥柔軟性を持つ・・・人脈は自分とは異質の人間がいてはじめて成立するもの。したがって、異質な他人とつきあえるだけの柔軟性を身に付けなければならない。
⑦積極人間になる・・・次のステップに進む勇気を持つ。
⑧自分をつくる・・・自分とつくるとは、他人から見て魅力的な人間になること。人脈づくりとは自らを磨くことでもある。
⑨ふれあいを大切にする・・・精神的な「近さ」を大切にするために、相手を尊ぶこと。
⑩人間を好きになる・・・相手に好意を持てば、その意思は自然に相手に伝わる。それがいい人間関係へと発展する下地をつくる。


色っぽい咳

2013-04-23 | 雑談
昔から、色っぽさを表す代名詞として「目病み女に風邪引き男」という言葉がある。なぜそうなのか調べてみたら、色々と面白いことが分かった。

まず「目病み女」がなぜ色っぽいか。それは、ウルウル状態の目が色っぽいのではない。この言葉は江戸時代のもので、
目を病むと、江戸時代には真っ赤な綿の眼帯を用いた。色白の肌に赤い眼帯が目立ち、そして目を隠しているということ自体が色気があったらしい。隠されると見たくなるのは男の心理である。それで色っぽいといわれたようだ。

では、「風邪引き男」は如何に。これは、ゴホンゴホンと強い咳を指しているのではない。コホコホという軽いものでなければならない。このコホコホという感じは、細身でちょっと体の弱いイメージがある。今でいうタッキーがコホコホいってるイメージだろうか、これがたまらなく母性本能をくすぐるらしい。

したがって、私のように強烈な咳は色気が全くないことになる。ということで、これから少し軽い咳の練習をしてみようという気になった。

忙しいのが幸せ

2013-04-21 | 人生の気づき
昨夜はビジネススクール。そして今夜は日曜経営塾。土曜も日曜も曜日の区別なく忙しい私は、夜もスケジュールがぴっしりだ。風邪が抜けなくて体調の悪い日が続く最近は、せめて夜はゆっくりとしたいのだが、私の出番が期待されると、つい休みにくくなる。

務めるべき使命があるということは、本当に幸せ者の私である。明日の月曜経営クラブ、明後日の火曜経営クラブも楽しみましょう。

小事にこだわらない人生

2013-04-20 | 人生の気づき
「人生は短かすぎる。小事にこだわっていられない」という有名な言葉がある。まさにこのことが実践できれば、素晴らしい人生を送れると思う。小事にこだわっていては、大事に費やす時間を増やせられず、大事を完成出来ない。

しかし、一方で、大事をなす人は、小さなことも一つひとつ確実に成し遂げているという実態を見る時、「小事にこだわる」ことの是非を考えてみた。

先ず、小事にこだわることの弊害の存在である。小事にこだわることの弊害は、時間の浪費だけではない。現代人の持つ病の多くは、悩みによるストレスが原因であるといわれている。1年もすれば皆から忘れられてしまうことにこだわることで、健康まで害してしまってはもとも子もない。

大事に重点を置き、小事にこだわらない仕事、生活によって、多分、小事の出来栄えも良くなるのであろうと、簡単な考察ではあったが、私的には納得できた。

環境 対 智慧

2013-04-19 | 経営の気づき
科学のいまだ進歩していない昔は、人間の細やかな智慧で不便さを補っていた。例えば、値打ちものの着物には、身体にとって良い成分が染料の中に含まれていたり、人里離れたところで胃腸の調子が悪いときは、着物の染料に薬草も含まれているので、その着物を噛めば調子が回復する。現代人でも驚くような智慧は、科学技術がないからこそ求められていたのであろう。

しかし、高度な科学技術があらゆる生活環境を覆ってしまった現代は、我々市民は何も考えようとしなくなった。考える必要がないから智慧がわかない。便利な世の中になると、反比例的に徐々に消えていくものがあるが、その一つが「智慧」かもしれない。

FM愛媛に出演

2013-04-18 | 初体験の気づき
これまでテレビやラジオに私が出演した経験は次の通りだ。テレビ東京では志垣太郎さんとの対談で、大街道をロケ隊を従えて歩いた。あいテレビは、出版した本がベストセラーになったことから、東矢バーも撮影してもらった。愛媛CATVは私が主宰している「気づき塾」を2回放映してもらった。一方、ラジオは、これまでに南海放送に出たが、何の番組だったかは忘れた。

そして今回は、EHIME FOOD STYLEという番組にて、私のライフスタイルや食生活についていろいろ尋ねられた。放送は5月25日の19時と6月1日の同時刻だ。当日は風邪を引いていて38度の高熱と咳に悩まされていたが、収録時間中は一切咳をしなかった。何事も努力すれば出来るもんだ。

タクシーからのお届け物

2013-04-17 | 初体験の気づき
酔ってタクシーに乗った時は、色々と忘れ物をする。当然のこととして、運転手さんも心当たりがないから、会社のしかるべきところに格納されてそのままになる。あるいは警察に届けられるのだろうか。

先日は、「三味線と小唄」の初のレッスン日。みんなで飲みに出た後、タクシーに乗ったものだから、また忘れ物をしてしまった。それは先生の唄を録音したCD。すると深夜遅く、運転手さんが自宅まで届けて頂いた。これは初体験だ。家内曰く「お財布でなかったから届いたんだよね」

私は「自宅まで届けてくれる人であれば、お財布でも届けてくれると思うよ。奇特な方だね」と反論した。松山タクシーさん、本当にありがとうございました。

新しい趣味「小唄」

2013-04-16 | 初体験の気づき
私は音楽が大好きで、これまで、クラシックギター・マンドリン・サックスと色々と習ってきたが、今度挑戦したのは「三味線」と「小唄」。やはり歳を重ねると、こういう枯れた芸も楽しみたくなる。NHKカルチャセンターの6回コースにトライしたが、早くも最終日には座敷にて酒を飲みながら発表会を開くことに決まった。

ご要望があれば、同席も可能だ。皆様方は我々の下手な小唄と三味線を聞くという荒行をこなさないといけない。しかし、酒を飲んでその苦しみから逃げればそう難しくもないだろう。