東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

上手な怒り方

2011-05-31 | 人生の気づき
普通は、感情的に怒ってはダメと言われるが、本当にそうだろうか。怒るべき時には、怒ることも必要だ。それが、義憤である。道義が外れたことに対しては、そのまま黙らないで、怒りの意思表示をすべきだ。

「私的な欲望」よりも「公的な正義」の心を尊重すれば、自ずと、大きな計らいが応援してくれる。したがって、大きな権力に対しても、立ち向かうべきだ。

私的な怒りによって、私の血圧は上がるが、義憤の場合は、何故か血圧はあがらない。これが自然の摂理なのであろう。


大金をゲット

2011-05-30 | 初体験の気づき
先日、息子(娘婿)が、1億円の宝くじを当てた私の夢を見た。そして、翌朝、すぐに電話があり、私に宝くじを買うように勧めた。しかも、「お母さんが買いに行ったのでは駄目だよ。お父さんが買わないと当たらないよ」との念押しをされた。無精者の私が、宝くじを自分で買いに行くはずがないと思っての、念押しである。笑

そこで、生まれて初めて、宝くじを買い求めに行った。買い方は、家内と母の二人から教わった。何しろ、何にも知らないのだから、仕方がない。

果たして、1億円が当たるか否か。発表の日までは、手に入ったお金をどのように使うかを決めておかなければならない。とりあえずは、大きな夢を求めての小さなアクションである。


今がチャンス

2011-05-29 | 経営の気づき
先日、友人である不動産業の経営者と飲んでいた時、「今がチャンス」と語っていた。「集客する仕掛けを作りさえすれば、物件はどんどん売れる。一番の問題は、精神力。次に、工夫」

「当社より強い会社に追い付き、当社より弱い会社と差を開けるためには、今が絶好のチャンス。多くの会社が、経営環境の厳しさに恐れをなして、立ちすくんでいる。しかし、量は減っているものの、確実に物件は動いている。したがって、他社のシェアを取れば何ら問題は無い」

やはり、経営姿勢によって、業績に差が現れる。同じ環境下にいる我々だが、それぞれが考え方と対処法が違うのは、面白いね。

女性の目

2011-05-28 | 雑談
ビジネスマンの多くは、スーツ姿をビチッと決めたいと思っている。しかし、女性はどのように捉えているのか。女性の好む、男性のスーツ姿を何人かに聞いてみた。その中で、気になる意見を載せてみよう。

「女だったら頭の先からつま先まで、一瞬でチェックしますよ。業種と職種にもよりますが、流行を追っかけすぎているのは嫌い。流行のタイトシルエットやネクタイのノットが太すぎると、幼稚に感じられる」

「ベーシックなタイプ、ブランドでいうとブルックスブラザースとかを今のテイストをちょっと足して着こなしている人がカッコいいですね。私がまず目にいくのは、スーツの素材としわやホコリがないかということ。そしてシルエットがいいか。あとはネクタイとワイシャツが派手すぎず清潔かどうか。こんな感じです」

なーるほど、女性は一瞬に判断しているのか。怖い怖い。


熱い男と組み交わす酒

2011-05-27 | 雑談
先日、楽しく高松の夜を過ごした。それは、熱い男たちと組み交わす、熱い酒を堪能したためだ。

1時30分から5時30分まで、色々な専門家が集まって、事業の改善について熱く語り合った。お世話をして頂いた職員の方も、限りなく熱い。普通は、公務員の方たちは、冷静に業務し、熱くなることは少ないが、この方たちは熱い。だから、好きだ。

その会議が終わってのちの懇親会も、参加者20数名が同じ方向を向いているから、空間が本当に居心地が良い。飲み放題のコースだから、良い酒はなかったが、四国経済を良くしようと、熱く語り合う仲間がいたから、楽しかった。

帰る車中にて思ったのは、四国の優秀な方が集まる会に参加出来る、今の自分の環境の感謝である。他の方の素晴らしい意見を聞いていると、自分の能力の無さに気づかされ、劣等感さえ感じる。しかし、それ以上に、そのような方たちと交流できることの感謝である。本当に有難い。

「有難い」の意味は、そのことを当然のことと受け取らないという、「有ること難し」ということだが、今回はつくづくその有難さを感じられた。

お奨めの資格

2011-05-26 | 私流
私が所有している資格は、中小企業診断士・社会保険労務士・ITコーディネータの三つである。しかし、様々な資格取得者と幅広い交流があるので、どの資格を取得すべきかのアドバイスは出来る。人それぞれに能力と好みが異なるので、自分に合った資格を選ばなければならない。今回は、その簡単なアドバイスをさせて頂く。

先ず、チェックすべきは、自分は右脳系か左脳系かの把握だ。もちろん、その前に、自分が好きな世界は何か、何を目指したいかがあるだろうが、その次の関門が、自分の脳の把握である。超難易度の高い弁護士や公認会計士は別にすると、知能指数よりも、むしろヒラメキ系の右脳が優れているか、論理系の左脳が優れているかを、押さえておくべきだ。

殆どの資格は、左脳系の方に適しているが、右脳系の方に向いている数少ない資格の一つが、中小企業診断士である。一次試験に対しては、左脳をフル回転しなければならないが、二次試験は、右脳が回らない人は受からない。いくら記憶力が良くても、右脳を使うのが苦手な人は、二次試験か三次試験で落ちる。したがって、右脳を活かしたい人向きの資格試験が中小企業診断士であるとも言える。

そして・・・・ワインと日本酒の好きな私が、次に目指す資格取得は、「ソムリエ」か「利き酒師」かな?多分、この資格も右脳が必要だと思うので、私にぴったりだろう。笑


ミイラ取りがミイラに

2011-05-25 | 初体験の気づき
支援先の文具店「バロン」での出来事。先日、売上拡大を目指して色々な仕掛けを施したが、POP改善も2点試みた。

一つは、いまお客様に買って頂きたい品はどれかの観点から選んだ商品「バッグ・イン・バッグ」。もう一つは、文具提案の観点からの商品「高級ルーズリーフ/LIFE」。この二つを選んだ上で、POPの作成をアドバイスさせて頂いた。もちろん、商品を知りつくさないといけないから、商品誕生の背景とか商品の特徴を教えて頂いた。

すると、「高級ルーズリーフ/LIFE」については、次のように説明してもらった。「文字がにじまないので、裏写りもない」「滑らかに筆記具が滑るので、文字を書くこと自体が楽しくなる」「中性紙なので長期保存に適している」「クリーム色で目に優しい」

だとすれば、私に向いていると感じた。私が高級品を好むのは、酒の世界での話だったが、そう言えば、もっと自分の仕事に対しても投資しないといけないと反省。そこで、POP作成の指導をするだけのみならず、この商品も買ってしまった。併せて、ノートカバーも購入したのだが、さすが、良い品はいいね。本当に、文字を書くことが楽しくなりそう・・・

万年筆やボールペンなど、筆記具にこだわる人は多いが、紙へのこだわりは割合少ない。しかし、この紙を選ぶことによって、きれいな文字、楽しく書ける文字が整う。何事も経験だね。

迷いの人生

2011-05-24 | 私流
私が今迷っていることを並べてみた。

ワインセラーを買うべきか、それとも、その金額分、ワインを買いだめすべきか。(美味しく飲むためには、温度管理をしっかり確保したい。でも、そのお金で、良いワインがいっぱい買えるから、もったいないなあと迷う)

サックス教室を辞めて久しいが、復活すべきか、独習で続けるべきか。(先生につく方がしっかりと上達するのだが、マイペースでやるのも楽しいと迷う)

日本酒の新しい銘柄は、何を楽しもうか。(美味しい酒は飲みつくしたから、新しい銘柄を見つけたい。でも、新しい酒を探すためには、何回かの失敗が必要だ。失敗したくないなあとアレコレ迷う)

いずれも下らない悩みだね。笑
仕事に関しては何の悩みもないけど、下らないことに関しては山のようにある。
これが人間なのだ。笑

トミー藤山

2011-05-23 | 初体験の気づき
一昨日は、カントリーウェスタンのライブを楽しんだ。ライブはよく出かけるが、このジャンルは初めて。

トミー藤山さんをご存知だろうか。ナッシュビルで活躍した、71歳の女性歌手。日本ではあまり知られていないが、アメリカではカントリーウェスタン・ファンなら誰でも知っている。とにかく元気で、声量はいいし、吉本系並みによく喋る。やはり、優れた技を持つ人は、陽気な人が多い。プラス発想が、精神力と腕を磨くのだろう。

彼女はギターも上手く、早弾きの腕も超一流。彼女曰く、「早弾きのときは、呼吸をしない。だから、終わったあとは疲れる」と。その元気な彼女から少しでもパワーを貰おうと、真ん中の最前列に陣取った。おかげで、演奏途中の水分補給役が、私に回ってきた。何回か、グラスに注いだ水を手渡しさせてもらうのである。感謝感激。

3周年記念

2011-05-22 | 雑談
ブログをスタートして、ちょうど3年経過した。3年間ほぼ毎日記載し、休んだ日は、合計しても10日ないと思う。おかげで、愛読者の方が増えた。愛読者からの励みの言葉をもらうと、つい力が入ってしまう。しかし、本音は、さほど力んでいない。自然体で気軽に続けられている。

おかげで、私の日常行動がバレバレだ。特に、私のものの考え方が、よく分かってもらえるようになった。私流の人生論とか経営論は、長く語らなければならないが、このブログを読んで頂くことによって、私がどのような人間かを説明する必要がなくなった。無口な私は、無口なままで、私を示せられるようになった。これは大助かりだ。笑

さて・・・
3年分ブログがたまったので、そろそろ本にまとめて、出版する。仕事にもう少しゆとりが出来て、時間が出来れば、出版社と打ち合わせに入ろうかな。

帝王学

2011-05-21 | 経営の気づき
先日、一緒に酒を酌み交わした方は、愛媛県の高額納税者のトップククラスに常連で入っていた方のお孫さんだ。その方の祖父に当たる方は、私の仕事の大先輩でもあり、我々業界全体から見ても恩人になる。その時にお聞きした話を、許可を得たので、一部ご紹介する。帝王学の生きた教材として、参考にして頂けるとありがたい。

「祖父には、小さいときから厳しく育てられた。世のおじいさんたちは、孫を甘やかせるけど、私の祖父は全くそうではなかった。例えば、家族で食事するときも、特注の食べ物を自分だけが食べる。私が欲しがると、働いていないあなたは、まだ早い。働きだしてから、自分で食べなさいと言われた」

多分、働くことの尊さを伝えようとしたのであろう。それと、「どれだけの成果をのこせるかによって報酬が異なるから、人様以上に頑張りなさい」と言いたかったのではなかろうか。

「こんなこともあった。会社に帰ってみると、祖父が幹部社員全員を大きな声で叱っている。声の荒立て方は、並大抵ではなかった。社員は皆、祖父の厳しさに震え上がっていたが、でも、厳しいけれども優しい人だったと言ってくれる。私から見れば、さほど優しいとは思えないが、普段、厳しくしているだけに、少し優しい言葉をかけるだけで、感極まるくらい嬉しいようだ」
「祖父が、私がかつて見たことのない様相で怒ってた、この場面にめぐり合えたことは幸運だった。祖父のあの激怒の姿を見たことは、私の人生にとって、凄く印象的だ」

要するに、人間は、優しいだけでは駄目。普段は厳しく事に当たり、必要に応じて、優しい心根で接する。基本姿勢は厳しく、時に応じて優しくというのが正しい。普段優しくしていて、難しい問題が舞い込んだときに、厳しくと言うのでは、誰もついてこない。これがトップのあり方なのだろう。

このお話を聞いて、私との器の差を感じた。私が小船だとすれば、その方のおじいさんは、写真のような威風堂々とした帆船かな。

熊の肉を食べちゃった

2011-05-20 | 初体験の気づき
一昨日の夜、熊の肉を食べた。そのときは、酔っていたので、二度目の体験だと思ったが、よく考えると初体験だ。イノシシ・イノブタ・キジは何度も経験あるが、北海道産の熊は初めて。手の部分だけど、高級食材だけに、松山ではなかなかチャンスにめぐり合わない。しかも、食べられるのは右手だけらしい。(facebookの友達の話では、右手と左手では、値段が10倍違うらしい)

そして、お酒は、「佐平次」や「醸し人九平次」をタップリ堪能した。良い酒と良い料理、そして、静かな部屋での、気のあった人との歓談は、時間の経過も早い。最後の締めのジャズライブが終わると、久しぶりにシンデレラ・タイムになっていた。

我が家では、いくら遅くなっても、何回飲み会が続いても、誰からもクレームが出ない。その理由は、私の教育が行き届いているからではない。

以前、こんなことがあった。私が体調を壊したとき、10日間、酒を絶った。そのとき、私は「酒がなくても大丈夫だったから、この際、酒を止めようかな」と言うと、家内は、「駄目。人生の楽しみの酒を絶っては駄目。楽しみは置いておきまょうよ」と言ってくれた。本当に良い妻でしょ。笑

(写真は撮り忘れたので、その時の気持ちをイメージ化して、満開の桜を載せちゃいました/笑)

職業病

2011-05-19 | 経営の気づき
人は、長年従事した仕事によって、ものの見方や考え方が変わってくる。先日、私の息子(娘婿)と飲みに行って、そのことが本当に実感できた。ことの内容は次のとおりだ。

二次会のバーに行って、いつもの席に着席すると、左前方で、ボトルが青白く光っている。私は、どこから光を照らしているのかと、周囲を見回した。その様子を見た息子は、「お父さんどうしたの?」と尋ねる。私が状況を説明すると、彼は、「触ってみればいいよ。動かせば何か分かるよ」と言う。

なるほどと、私がそのボトルを動かすと、下から光が出ているのが分かった。原因はこれだった。

彼の仕事は、機械をいじる仕事であり、ものを分解したり組み立てたりするのが仕事だ。一方、私は、動くと言うよりも考えるのが仕事。頭で答えを導き出す癖があるため、すぐに体を動かそうとしない。この二人の差が現れた今回の出来事。面白いものだね。

ビジネス・チャンス

2011-05-18 | 経営の気づき
社会が成熟するとともに、個性化、細分化が進み、誰にでも分かりやすい流行は生まれにくくなった。したがって、これからは、無数に生まれる小さな流行から、ビジネス・チャンスを見つけなければならない。

しかし、例外的な事象の一つ、B級グルメの台頭は、分かりやすい大きな流れである。B級グルメとは、贅沢でなく、安価で日常的に食される庶民的な飲食物でありながら、美味しいもの。このB級は、食べ物以外の世界でも、もてはやされている。

安く手近に行ける観光地が人気があるのも、まさにB級志向の現れであり、ユニクロが流行るのも、B級志向の現われと見れないこともない。

それに比べて、私のような、A級のコンサルタントは、庶民からすれば、手が届きにくいかも・・・(誰も言ってくれないから自分で言っちゃった)笑

自分にご褒美

2011-05-17 | 初体験の気づき
昨日は、ヴァンサンカンにて、初のエステ体験が出来た。エステと言えば、女の園のイメージがあり、男子禁制と思っていた。まさか、私が、そのエステで施術してもらうとは・・・

ヴァンサンカンの5階で、夢のような2時間を過ごしたおかげで、女性がエステにのめりこむ理由がよく分かった。特に、エステの凄さは、外見を綺麗にすると言うよりも、「内面から綺麗にするという健康志向」の方が、私には嬉しい。

私は、「いつも考えている仕事」のおかげで、頭や頚椎はガチガチ。今回は、それを緩めることに力を化して頂いた気がする。

もともと、エステの発生地であるフランスでは、体の全体バランスを整える考え方の基に生まれたもの。対処療法ではなく、全体バランスの調整である。しかし、今の日本では、肌を綺麗にするための施術とか、部分的なところに目が向き、間違った風潮がある。その意味では、正統派のエステを体験できて、非常に良かった。何事も勉強だ。