東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

心の免疫力

2015-08-31 | 人生の気づき
病気になる人とならない人がいるのはなぜでしょう。同じ病気でも、早く治る人と治りにくい人がいるのはなぜでしょう。体が病気から回復するのに必要な力は、医療と薬が一に対して、体に備わった「内なる治癒力」は九です。内なる治癒力こそ主役です。したがって、自分の意志である程度までコントロールできる「生活習慣」によって、病気からの回復スピードを左右することができます。

慢性ストレスは病気を引き起こしますすが、急性ストレスは免疫力をむしろ高めます。その意味では、急性ストレスは自分を鍛えるものであり、急性ストレスを恐れる必要はありません。むしろ、時々は呼び寄せたいものとも言えます。

職人を育てる価値

2015-08-29 | 経営の気づき
近年、さまざまな業界で[職人むといわれる人たちが激減しています。これは、職人になりたいという人が減っていることとともに、現在職人として働いている人の高齢化による引退などの原因が挙げられます。

しかし、その本当の理由は、職人を育成しようと考えている会社や職人をしっかりと育成できる会社がほとんどないからでしょう。職人を自前で育成するには、時間や費用がかかるため、自社で職人を育成しようという発想がないのです。だからといって、どんなに世の中が不況で、なかなか利益が上がらない状態でも、職人育成に力を入れることをやめようと考えてはいけません。

それは、卓越した職人の技術を必要とするお客様が、必ずいるからです。

心を鍛える

2015-08-27 | 人生の気づき
心を強くするためには、武道の教えを参考にするとよいでしょう。私が参考にしているのは、驚かない・恐れない・疑わない・迷わない、この「四戒」です。でも未だにできていません。特に私の弱いのが「疑わない」。職業病とでも言いますか、いつも何かをチェックし、何かを疑っている私の弱点です。

  

わっ 痛風?

2015-08-25 | 失敗の気づき
いま体調を壊してる間に、ストレスも加わって、免疫力が低下しています。そんなとき・・・足の親指の付け根が痛くなりました。やばい、痛風かな。大好きな酒を飲めなくなる前に、これから食生活で予防線を張ります。酒の量も減らさなければならないな・・・。自分で決めたことは絶対に事項する私ですが、一か月後、どのようになっているでしょうか。

マドンナ経営倶楽部

2015-08-23 | 雑談
昨年の4月立ち上げたマドンナ経営倶楽部。2カ月に1回開催していますが、早くも第9回目となりました。今回はこじんまりと出席者は5名でした。でも、皆さんは、お互いに話ができますから、少ない方がいいねと今回の人数規模を大歓迎です。

伸びる企業の条件

2015-08-21 | 経営の気づき
伸びる企業とそうでない企業の違いは“数値とその活用”ではないでしょうか。伸びている企業の経営者なり幹部社員に、重要な数字を尋ねると、ほぼ全てそれらの数字を教えてくれます。しかし、経営状況が厳しい企業は、何を尋ねても答えてもらえません。答えてもらえないということは、その対策が打てませんから、まず最初の仕事がデータどりになります。この時点でワンテンポ遅れるわけです。

要するに何が重要ポイントかを認識していて、その数字の変化をチェックしているのですから、企業の健康診断を常時しているわけです。2~3年ごとにドックに入って大きな診断をするのではなく、常時こまめにチェックしてすぐに路線修正するこの細やかさが、伸びている原因ではないでしょうか。




頼み事は、忙しい人に

2015-08-19 | 失敗の気づき
何かの頼みごとをする場合、忙しい人と暇な人がいれば、忙しい人にお願いする方が確実に物事が進みます。何しろ、忙しい人は自分自身の宿題を増やさないために、頼まれごとをすぐさまこなしてしまうからです。

しかし、注意しなければならないのは、忙しい人かどうかを見分ける判断基準です。実は、「忙しい」が口癖の人ほど、自分を忙しく見せるテクニシャンだったり、頼まれごとの逃げ口上に使ったり、仕事が遅いだけだったりします。仕事が遅い人は、仕事の段取りや要領が悪く、ムダな時間が多いから「忙しい」を連発するようになります。

本当に忙しい人は、「忙しい」という言葉を連発しませんから、その見分け方に注意しましょう。


気になる仕事と好きな仕事

2015-08-17 | 雑談
気になる仕事は、大いに関心はあるし、非常に気にかかっているのだけど、それが本当にしたい仕事なのかどうかはっきりしていない状態です。一方、好きな仕事は、気になる状態の葛藤の末、したい仕事と認めざるを得なくなった状態、もしくは日々こなしていて、楽しくて仕方ない仕事です。まさに、気になる人と好きな人の違いと一緒ですね。

私のこなしている今の仕事は、ほぼ好きな仕事でして、嫌いな仕事はないです。これが自由業のありがたいところです。嫌いな仕事は受けませんから。

ラインが乗っ取られそうに

2015-08-16 | 初体験の気づき
ラインはあまり活用していないのですが、時々、連絡手段として使用していました。ところが、ラインから次のような意味のメッセージが入りました。「お客様は、最近パソコンで設定にアクセスしましたか。もしされていないのであれば、早急にパスワードを変更してください」と。

私は、パソコンと連動させていませんので、すぐさま、パスワードを変更しました。一か月前に変更したばかりだし、他の機器のパスワードは異なるものにしていますし、でもこういうことが起こるのですね。という危機的状況を体験したものですから、すぐにラインのアプリを削除しました。コンサルは信用が第一ですから、リスクが予想されるものは使用しない方がいいです。

FBの威力

2015-08-14 | 経営の気づき
ホームページ、ブログ、フェイスブックなど次々と新しいツールが登場していますが、私の仕事においては、フェイスブックの活躍が目覚ましいです。ショップなどであればラインがよいのでしょうが、私の業態の場合はフェイスブックです。

先日も、英字新聞を活用した雑貨づくりを趣味にしている方から相談があり、早速にフェイスブックに載せましたら、講師の依頼やら講習会が開かれれば参加したいとか、いくつかの問い合わせがありました。リアルタイムでつながるこの世界は、ブログの弱いところです。

NPO法人の立ち上げ

2015-08-11 | 私流
仕事が少し減ってきたので、新たな仕掛けを施すことにしました。人材バンク的なNPO法人の立ち上げです。参加者は、国家資格取得者以外に、芸術関係・技能関係・職人関係など、とにかく自分はこの道のプロだと自負している人を想定しています。自分自身を輝かせるとともに、社会貢献にも尽くしたい方、こぞってご参加ください。

今から準備しますので、正式な立ち上げは来年の春になろうかと思います。

人生の宿題

2015-08-07 | 人生の気づき
いまは、周囲の人で嫌いな人はいませんが、古くさかのぼればさかのぼるほど、たくさんの人がいたような気がします。その嫌いな人が減って、いまは全くいないということは、私自身の成長を意味すると思うのです。嫌いな人は、何らかの面で、自分への人生の宿題として課題を与える人なのでしょう。

別にその人を好きにならなくてもいいのですが、その人との何かの価値観が合わなかったために嫌いになったのでしょうから、その根っこの部分に自分の問題があると思うべきです。と考えて、30年前、20年前、10年前に嫌いだった人を思い出しますと、自分のあら探しが出来ます。そのような材料を与えて頂いたことに感謝です。

「ありがとう」の反対は「当たり前」

2015-08-06 | 人生の気づき
ありがとうの反対語は、以外と思うかもしれませんが、「当たり前」です。「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」で、「有難(ありがた)し」という意味です。そのままあるというのは難しいことから、「有難う」というようになりました。

我々は、毎日起こる出来事を、当たり前だと思って過ごしています。歩けるのが、あたりまえ。目が見え、耳が聞こえるのが、あたりまえ。毎朝目覚めるのが、あたりまえ。食事ができるのが、あたりまえ。生きているのが、あたりまえ。

しかし、次のような出来事があったとすれば、その考えの間違いに気づくのです。

晩酌の時、いつも無口の夫が、「ちょっと、お酌してくれないか?」と珍しく妻に言いました。台所の片付けをしていた妻は、「今、忙しいから自分でやって」と答えました。夫は少し寂しそうだったのですが、手酌で酒をついでいました。その、2~3時間後、夫は急に倒れ、救急車で病院に運ばれ、帰らぬ人となりました。

それから、妻は、何故あの時、夫にお酌をしてあげなかったのかと、ずっと悔やみます。あの時何故、もっと優しい言葉で、こぼれるような笑顔で、感謝の言葉で、接することができなかったのか…誰しも、今日と同じ日が明日も繰り返されると思います。今日、誰かと出逢い、話し、笑い、食事をして、仕事ができる。こんな当たり前だと思うことが、本当は奇跡の連続なのです。

「有ること難し」生きて、出逢う、という奇跡の連続に、「ありがとう」を言わずにいられません。

人生を振り返って

2015-08-03 | 人生の気づき
私の今があるのは、振り返ってみると、30歳代の時に精進したためだと思われます。多分、他の人との差が開くのは、30歳代が最も大きいのでしょう。歯を食いしばって、血の小便が出るほど勉強し、中小企業診断士の資格を取ったのが30歳代の始めです。その頃、私のお師匠様となる人との出逢いがあり、色々な良い習慣が身に付きました。大きな失敗もしましたが、その失敗が私の人生に大きな肥やしとなりました。

30歳代の皆様、将来をよりよく生きるためにも、遊びはほどほどにして正しい努力をしましょう。この10年間の充電のあるなしが、その後に大きく影響するのですから。