日本酒の消費量が限りなく減少している。しかし、私は、悲観していない。日本酒には明るい未来があると信じている。ただし、明るい未来を信じてよいのは、美味い酒を造る蔵に限定される。
何故ならば、潜在顧客の8割が、日本酒の本来の味に接していない人たちで構成されているからである。工業用アルコールをふんだんに使ったまずい日本酒を、日本酒と思い込んでいる人が、如何に多いことか。したがって、良い酒を作っている蔵は、眠っている消費者を目覚めさせなければならない。
私は、10数年前。新潟に出張する前に、新潟の酒を買い込んで我が家で試し、少し目覚めた。しかも、新潟滞在の間、5日間、毎晩飲んだ〆張鶴によって、完全に日本酒ファンになった。
潜在客を如何に目覚めさせるか、この単純で難しい作業が、業界のミッションである。
何故ならば、潜在顧客の8割が、日本酒の本来の味に接していない人たちで構成されているからである。工業用アルコールをふんだんに使ったまずい日本酒を、日本酒と思い込んでいる人が、如何に多いことか。したがって、良い酒を作っている蔵は、眠っている消費者を目覚めさせなければならない。
私は、10数年前。新潟に出張する前に、新潟の酒を買い込んで我が家で試し、少し目覚めた。しかも、新潟滞在の間、5日間、毎晩飲んだ〆張鶴によって、完全に日本酒ファンになった。
潜在客を如何に目覚めさせるか、この単純で難しい作業が、業界のミッションである。