東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

円よりも縁②

2014-12-31 | 人生の気づき
円を追いかけると、縁は逃げます。
縁を追いかけると、円がついてきます。
このことが分からない目先ばかりを追う経営者は、私の応援したい経営者ではありません。

私の応援したい経営者は、縁でつながることに幸せ感を感じる方達です。

円よりも縁

2014-12-30 | 私流
戴く縁 繋いで差し上げる縁
偶然に出逢った縁 計画的に準備しても会えない縁
幸せをもたらす縁 不幸に繋がる縁

絡み合って幸せを大きくする縁 絡み合って不幸を大きくする縁
待望の縁 出会いたくなかった縁
広がる縁 すぼんで消えてしまう縁

色々な縁がありますが、来年も素敵なご縁を頂きたいものです。
 


理不尽に囲まれた社会

2014-12-29 | 人生の気づき
学校を卒業して社会に出た時、誰もが悩むのが、理不尽な出来事との出会いです。学校で勉強することは全て、模範解答的なストーリーで展開し、出された問題には必ず正解の答えが控えています。しかし、社会はそうではありません。上司が不正を働いていて、そのことを会社に伝えると、証拠がないということから会社からは白い目で見られ、上司からもいじめが始まったりします。

このような理不尽なことは、社会には頻繁に発生しています。学校で教えられた模範解答はなかなか通用しないのです。したがって、そのような理不尽な出来事にたくさん出会って乗り越えた人は、人間の器も多きなりますが、そのことに耐えきれなくて潰れてしまった人は、社会の荒波に乗り切れません。

真っ白な純粋な心を持っている人は、そのような理不尽さの対応に戸惑うのでしょうね。果たして、現代の社会に適合していなくても、純なままでいていいのか、たくましく善悪の両面を用いるべきなのか、私自身戸惑っている次第です。

見えすぎ化の罠

2014-12-28 | 経営の気づき
的確にオペレーションするためには、「見える化」は必要なテクニックです。担当者だけでなく、全スタッフも重要事項が分かっていれば、自ずと業務処理も円滑に行われます。しかし、戒めなければならないのは、「見えすぎ化」の弊害です。ITが進化したことによって、「見える化」は各事業所で上手に用いていますが、必要以上の処理に進んでしまいますと、それは「見えすぎ化」の問題を生じさせることになります。

要するにオペレーションを的確に行おうとして、戦略的間違いに踏み込むことになるのです。不必要な情報を多量に製造することは、余計に手間取るとともに、コスト増にもなります。

キャストが決まりました

2014-12-27 | 雑談
来年出演する演劇のキャストが、先日発表されました。最年長の私ですから、台本を見ていて、この人かなと想定していましたが予定通りです。セリフの数は少ないのですが、ストーリーの中では重要な役どころです。これから来年の5月まで、役作りに励みます。演劇の稽古の最初は発声練習から入りますが、配役が決まって、なお本気になってきました。

演劇の稽古をしていて驚くのは、演出家の一言の指導で、演技がまるっきり変わるということです。企業でも、社長の一言でこれほどまでに変身すれば見事なのですが、経営の世界ではなかなか難しいようです。その原因の一つは、経営者たる力を持った人のみが経営者ではないということです。

伝染する笑顔

2014-12-26 | 人生の気づき
インフルエンザの季節になると、ついウィルスの伝染が気になります。しかし、伝染するものは、ウィルスのような悪いものだけでなく、良いものも伝染します。例えば、笑顔です。

他の人が笑うと周りの人も笑います。笑いというものは、連鎖的に周りへもうつるものです。目の前で友達が笑っていると自分までおかしくなって笑ってしまいます。「笑う」という行為は自分を幸せにして、尚且つ、周りの人をも幸せにしてくれます。

したがって、暗い職場では、誰かが笑顔の伝染を起こさせることを意識すべきでしょう。こんな簡単なことで生産性が変わるとすれば、経営者もうかうか見過ごすことが出来ません。

肯定系の誓い

2014-12-24 | 私流
心理学によると、「・・・しない」という否定形の誓いよりも、肯定系の誓いの方が実現化の力が大きいらしい。そこで、最近の2週間の断酒体験を得て、来年は、「飲酒は週3回までに抑制する」目標を立てることにした。誓いではなく目標であることと、難関度の低い目標に気付かれて、読者の皆様、失笑されないようにして下さいね。

2週間ぶりの飲酒

2014-12-23 | 私流
体調を壊して2週間の禁酒をしていましたが、久しぶりに日本酒を飲みました。飲みたいと思うようになったのは、体調が復活してきた証ですが、でもたくさん飲みたい気にならなかったのは、未だ万全でない証拠です。したがって、1合ほど飲んで止めました。体が気づいたことは、素直に受け入れます。これが長生きのコツかも。

リーダーは気象予報士

2014-12-22 | 経営の気づき
松下幸之助さんの教えの中に、「人は雨が降ると傘をさす」という一節があります。つまり、環境の変化を察知すれば即座にその対応が必要であり、傘をさすというような環境対応の行動が求められます。要するに、リーダーは気象予報士的な能力が必要ということでしょう。

生き残り経営

2014-12-21 | 経営の気づき
ダーウィンの言葉に「もっとも強い者が生き残ったわけではない。もっとも賢い者が生き残ったわけでもない。もっとも変化に対応できる者が生き残ったのだ」というのがある。この言葉は経営にも当てはまることから、経営の場面を想定して、もう少し深く考えてみた。

変化に強いビジネスパーソンは、どのような条件が備わっておかなければならないかと考えると、今の私には3つのことが思い浮かぶ。一つの重要な要素は、「学ぶのが早い」ことがあげられる。環境のめまぐるしい変化に対応すべく、必要な技能と知識を習得しなければならない。

次に「アイディアが湧く」ことだろう。経験したこともない試練の前にしたときには、誰も何も教えてはくれないし、自身の知識や経験も役に立たないだろう。そんなときには、自身の「閃き」以外には何も助けてはくれない。

最後には「管理力」がある。あるいは一般的に言う「実行力」と言ってもよい。つまりは、構想を具体的なものに仕上げてゆく能力である。あるいは「調整力」でもよい。スケジュールを調整したり、人間関係での便宜を図る能力と言ってよいと思う。時間やカネ、人という資源のコントロール能力である。


何故かな

2014-12-20 | 雑談
先日、愛媛県が共働き世帯を応援する活動を起こすことになりました。何故?

共働き世帯の女性は0.5人しか出生していなくて、専業主婦は2人出生しているから、少子高齢化社会に対応する施策ではなさそうです。では何のためなのか、もう一度新聞を読まなくっちゃ。

微笑の意味

2014-12-19 | 雑談
先日のNHKラジオで、赤ちゃんの微笑の説明を聞きました。生後1週間は「生理的微笑」ということで、本人の自覚のないまま微笑を形作ります。しかし、この微笑を見て周りの人も笑ってしまいます。

その後7か月後までは「社会的微笑」に変わるようです。次が「社会的選択的微笑」でして、徐々にその意味合いが変わるとのこと。赤ちゃんの微笑に対して母親の反応がないと、自分の世界に閉じこもり、精神的にまずい状態になるとのことです。

微笑みには微笑みで返さなければなりませんね。

ひたすら精進

2014-12-17 | 人生の気づき
どんなツマラナイ仕事でも、試されていると思って取り組むことですね。ルーチン業務や作業こそ、試されていると思って取り組むことが大事です。ある人は、皿洗いを頼まれた際、「日本一スピードの速い皿洗いになろう!」と思って、血眼になってやっていたとか。

ひたすら精進していれば、いつか報われるというものです。

無いものが欲しい

2014-12-16 | 人生の気づき
最近、体調が芳しくありません。普段当たり前にできていたことも今は出来ない、その歯がゆさが有難いですね。いつもあるものには感謝の気持ちが現れませんが、無くなって初めて分かるこの状態。健康を損なう意味は、ここにあるのでしょうね。

健康を取り戻して後、いつまでそのことを覚えているか、ずっと覚えていれば、健康を損なうこともないのでしょう。病は、まさに自分に対する戒めです。