東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

仕事納め

2010-12-31 | 雑談
28日は、事務所の仕事納めだった。今年一年の垢を落として、来年に備える。しかし、私は一人、黙々と仕事を続ける。何しろ、元旦以外は、年末年始も仕事だ。大掃除の応援をしたいが、先ずはたまっている仕事の整理だ。

年末年始の仕事の予定は次のとおり。
経営再建計画の修正/顧問先の定例経営会議の事前準備/1月の5件のセミナーの準備/某社の経営支援の準備/演劇手法を組み入れた新タイプの教育講座の改善策の検討

ただし、夜は仕事をしないので、ノノミニケーションの連絡が入れば、お付き合いいたします。

連絡お待ちしています。

いま最大のピンチ

2010-12-30 | 雑談
コンサルタント業を開業して27年経った。開業した頃の事務所の経営課題は、クライアントの獲得であった。しかし、今は、仕事先を獲るということよりも、「クライアントの要求の完成」に変わってきた。そして、これまで、全て課題は達してきたが、いま抱えている仕事はつまづいている。

約1年関わってきた会社だが、まだ先が見えない。このようなことは初めてだ。果たして、今後どのように攻めるか、正月休みを利用して、じっくりと解決策を練らなければならない。

来年こそは、正月にゆっくり休もうと考えていたが、今回もこの夢は叶えられない。私の所定休日は、来年も1月1日のみである。

今年の五大ニュース

2010-12-29 | 雑談
私にとっての、今年の五大ニュースは次のとおり。

○2月に腸を悪くして入院。10日間の絶食を経て食事をしたときの美味しさが忘れられず、生きるための食事の意味合いを再認識できた。

○坊っちゃん劇場とのコラボによる、新タイプの社員教育カリキュラムの開発。おかげで、役者の方たちとの交流ができ、人間力を高めるための気付きが多く得られた。

○ブログ更新を継続中。特別の場合を除き毎日ブログを更新している。おかげで、ネタ探しのための問題発見力が高まった気がする。

○飲酒量が激減。入院以降、週2日の飲酒習慣が定着し、おかげでメタボが治り、標準体重に落ち着いてきた。

○野菜中心の食事。これまで嫌いであった野菜が美味しく食べられるようになり、野菜中心の食生活に変わってきた。体重が約5キロ落ちたのも、このことが大きく影響している。

質問力と批判力

2010-12-28 | 雑談
講演やセミナーのあと、「何か質問ありませんか」と投げかけても、質問を浴びせられることは少ない。ましてや、講師の説を否定する勇気のある人は、皆無に近い。確かに、礼儀としても、真っ向から批判するのは良くないが、多面的に議論することはあっても良い。

私の場合は、「批判的にものごとを見ると言う職業病」の持病もあって、テレビを見るとき、本を読むとき、いつも逆説から見ようとする。すると、その内容自体がよく理解できるし、記憶力も増すのである。

単なる批評家になることはまずいが、「何故?」という問いかける物事の見方は、仕事においても人生においても、あってしかるべきだ。

しゃれたプレゼント

2010-12-27 | 私流
私がかつて貰ったプレゼントの中で、おしゃれなものを並べてみると、「次女からの時間のプレゼント「創業塾卒業生からのネクタイ」「イタリア土産のソムリエ推奨のワイングラス」。

反対に、私の差し上げたプレゼントの中で、おしゃれなものは何もない。これからは、少し工夫しないといけない。しかし、40歳代の頃は、事務所のスタッフを驚かすために、ぶーぶークッションを置いたり、ゴムのムカデを忍ばせたり、色々遊んだものだ。

やはり、歳を重ねると、笑ってもらう、喜んでもらうという奉仕の精神が乏しくなった。少し、昔帰りをして、遊びに徹してみようかな。

ユーモアは世界を救う

2010-12-26 | 雑談
アメリカのレーガン元大統領は、大統領に就任して2カ月後、ホテルを退出しようとしたさいに狙撃された。側近の部下が亡くなり、レーガン自身も撃たれ病院に運ばれた。そのとき、レーガンは、医者にこういったそうだ。「キミは共和党の支持者だろうね」

いうまでもなくレーガンは共和党出身。反対政党の医者だと命が危ないというユーモアである。じつはレーガン、この事件以前は知識層などから支持されていなかったが、狙撃という事態においても余裕を失わない精神的な強靭さや人格が評価され、支持率が大きく上がった。彼のその後の政策が実施できたのは、この事件のこのユーモアがあったからだともいわれている。

私も、危機に直面した時でもユーモアを忘れない、強じんな精神力を持ちたいものである。
(写真は、香川県の直島にある芸術作品、大きなゴミ箱。果たして、本文との関係は如何に?)

経営メモ

2010-12-25 | 経営の気づき
経営者であれ管理者であれ、ビジネスマンの皆様、仕事をしながら、気づいたことは全てメモっていますか。メモは簡単にできるし、効果はてきめんだ。

どこかのセミナーを聞きに行ったとしよう。そのときは、聞いたことを順番に大切な事項をメモるのではなく、ちょっと工夫するとよい。

例えば、次の4点項目法でまとめると、後で見る時も非常に分かりやすい。先ず、ノート1ページを使って、田の字を書く(スペースを四分割)次に、四つのスペースの頭に、題目を記載する。その題目は、その時のセミナーのテーマによって、事前に想定した題をつける。経営革新の先進事例と言うテーマであれば、「人」「もの」「金」「情報」と言った具合である。

すると、聞き取った内容を、それぞれのスペースを使い分けながら記載していくと、メモリながら頭を回転させることになる。したがって、ただ書きとる場合よりも、記憶度は倍以上高まる。さらに、後で振り返って読む時にも、非常に便利だ。

可愛さの哲学

2010-12-24 | 雑談
昨日のランチは、呉市の知人のレストラン。創作フレンチだが、いつも手がこんでいる。写真は、ワイングラスに盛られた可愛いデザート。

これを見て感じたが、「可愛い」と表現されるものは、一つの特徴として意外性がある。グラスに盛られたデザート、本当に可愛いね。

いいこと書いてるね

2010-12-23 | 人生の気づき
私のブログは、日々の様々な気づきを綴っている。したがって、私自身も、過去のブログ記事を紐解くことがある。すると、時に、「いいこと書いてるじゃない」と、自分自身を褒めたくなる。例えば次の内容だ。

成功する人は、本来やりたくないことをやり遂げられるように、自己規制出来る人
成功する人は、達成したいことを、具体的に構想化出来る人
成功する人は、この二つの力が自分に備わっていると、謙虚に自覚できる人

そしてもう一つ
人との出会い、仕事の出会い、良い縁が繋がることに感謝できる人

タクシードライバー繁盛のコツ

2010-12-22 | 経営の気づき
忘年会の帰り、タクシーの運転手さんと話をしていたら、彼は、社内一の売上高を上げているとのこと。そこで、売上を上げるコツを聞いてみた。

彼は彼なりに研究したようだ。時間帯ごとの人々の動きを。どの場所がタクシーを利用しやすいのか?さらに、地形的なものもある。止めやすく、乗りやすい場所もいい。

深夜族の多くの人達は、混み合っている繁華街を避けて、その外側からタクシーに乗車するのが多いというのも意外であった。年配の酔客は、ほとんどの場合、店から出て、直ぐ目の前を流しているタクシーに乗る者が多い。

若者から壮年にかけては、もっと合理的に行動する人が多い。というのは、混み合っている繁華街を抜けるまでに、時間併用のメーターだから、料金が高くつくことを計算しているようだ。

やはり、どの世界でも、商売のコツがあるんだね。そのコツをつかむ人とつかまない人との差、それが業績として表れる。

小売業の利益管理

2010-12-21 | 経営の気づき
小売業における利益管理は、不特定多数を相手にしているため、得意先別採算性は把握できない。したがって、一般論としては、商品別の利幅と在庫を把握することが重要だ。

いわゆる「売れ筋商品」の把握と商品の品揃えの兼ね合いである。利益管理表としては、商品別販売効率表が考えられる。把握単位としては商品別がベストだが、商品群あるいは店舗別で捉えても良い。

商品別販売効率表は、商品毎に、売上高、粗利益、売り場面積、購売客数、購売点数、在庫残高、従業員数などのデータを取って、1人当たり売上、1平方メートル当たり売上、粗利益率、在庫回転率、売上構成比率、交差主義比率などを算出する。

以上の方法は、商品の販売効率を見極める事で、商品別の利益管理を行うものであり、これらをコントロールすることによって、結果的に利益が計上できるようになる。

来年の賀状

2010-12-20 | 私流
来年の賀状が準備できた。コンセプトは、見る賀状ではなくて、「読む賀状」。内容は、次のとおりだ。

謹んで新年の
  ご祝詞を申し上げます

2011年の行動指針

①「仕事は楽しく・遊びはまじめに」
我々スタッフ一同は、今年一年「遊びの精神」を組み入れて、より楽しく仕事をします。

②「香りの残る仕事の追及」
余韻の残る、香りの高い仕事をします。

③「鮮度の高い情報提供」
時代の変化に乗り遅れないというよりも、時代の変化を待ち伏せする「鮮度の高い情報提供」を心がけます。

2011年 元旦

非モテモテ度診断

2010-12-19 | 雑談
私の持っている資格の一つに、中小企業診断士がある。今回は、企業診断ではなく、あなたの非モテモテ度を診断してみよう。ただし、今回の診断は、男性に限るのでご注意。

次の設問の中で何項目該当するだろうか。
・通常の人より太っている
・人の話を聞くのが嫌い
・汗かきだ
・異性にモテたくはない
・風呂に入らない日が多い     
・自分は尽くすタイプだと思う
・携帯電話などで着信拒否されたことがある 
・酒癖が悪いと言われる
・財布の中身が三ケタの時がよくある   
・あまり自分のことを好きになれない
・美味しい素敵な店をどこも知らない
・衣料品を買う尺度は安さのみ

私の診断スキルで判断すると、該当項目が三つ以上あると危ない。五つ以上だと、完全にもてないタイプに間違いない。

私の場合は、合致項目がゼロである。何しろ、私がリストアップしたのだから、変な項目は入れるはずがない。 

会議効率化のノウハウ

2010-12-18 | 経営の気づき
会議が煮詰まって、なかなかよい意見が出来ないことがある。そのときは、当日に回答を出すのを諦め、次回に持ち越して検討した方がよい。

ただし、出席者全員に宿題を与えて、次回に備える準備が必要だ。次回に必ず回答を出すには、リーダーの宿題の与え方の工夫次第である。情報収集にあたらせる者、アイディアの列挙に当たらせる者、それぞれの得意分野を計算して、上手に宿題を分配すれば、次回の作業効率はかなり高まる。

活動基金設置の提案

2010-12-17 | 経営の気づき
企業活動を機動的に行う一つの方法として、基金の設置を提案したい。と言っても、本当の基金ではなく、経営者や管理者の合意が無くても、素早く動けるようにするための、社員のための予算措置である。

稟議決済をもらえないと動けないと、多少の時間がかかる。したがって、社員レベルで合意したものであっても、お客様のためにとか、会社のためになると判断した場合は、即座に費用を支出して行動を起こそうと言うものだ。何しろ、中小企業の特徴は機動力であるから、その機動性を限りなく追及する必要がある。