東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

心力経営

2010-06-30 | 経営の気づき
松下政経塾を興された松下幸之助氏は、入塾式の前に、全ての椅子に座って、座り心地と見える角度をチェックしたと言われている。皆様方は、「そのようなささいなことをしなくてもいのでは?」と思われるか、「全てに気配りをすることの偉大さ」に感激されるか、どちらでしょう。

同氏は、小さなことの重要性、即ち、「基本が出来ない人間は、大事をも成しえない」と考えておられるのでしょう。要するに、一事が万事なのである。

ネタ切れ 油切れ

2010-06-29 | 雑談
毎日、ブログを書いていると、ネタ切れに陥る。しかも最近は、油切れである。ちょっと、キレが悪いかな・・・と、反省している。

飲酒を控えているためかな?
仕事のしすぎで、疲れているのかな?
加齢現象の現れ?

・・・と、キレの悪さを分析している。

一目おかれる存在になる法

2010-06-28 | 経営の気づき
多くの人は、上司から指示されたものを処理するのが仕事だと思っている。だけど、これは、大きな間違いだ。

大切なのは、経営者の視点で物事を見て、経営者や上司から指摘される前に、自分のなすべき仕事を発見し、率先して動くことである。毎日、ルーチンワークでこなしている仕事は、大したものではない。誰もが取り組んでいないこと、誰もが気が付いていないことを、自らの意思で気づき動く。これが出来れば、会社から一目おかれた存在になる。

自分を変えてみませんか。仕事が楽しくなりますよ。




生きた証

2010-06-27 | 雑談
昨日は、坊ちゃん劇場にてミュージカルを楽しんだ。「正岡子規」の豊かな人生を描いたものだが、次のフレーズが、いつまでも脳裏に残っている。

命果てても人の心は
人の心に面影残す
嘆きはやがて空に昇り
思い出だけが人を包む
人は誰でも死ぬけれど
生きたあかしは
誰も消せない

驚いたのは、死神軍団の登場である。そう言えば、ミュージカルは、恋愛物とかサクセスストーリーとか、動的なものでないと見栄えがしない。俳句とか、死期の迫った子規を描いても、舞台上に動きが無く、つまらないものになってしまう。その工夫が、死神を登場させたのであろう。おかげで、「子規の夢」と「子規の寿命」との競争をコミカルに描くことが出来、命のもつ意味を訴えることが出来た。さすが、ジェームス三木ならではの、力作である。

初めてミュージカルを観た母も感動してたし、家内も喜んでくれた。久しぶりの半休の日も、これで有意義な時間となった。
さて、今日の仕事も、これで勢いがつくかな?

般若心経

2010-06-26 | 人生の気づき
財産は何もない我が家の自慢は、心かな。代々、信仰心が厚く、形よりも心を大切するように教えられた。

何しろ、子供たちが般若心経を覚えたのが、3歳の時であった。月に一度訪れるお寺での読経、毎日の我が家での読経は、自然に、お経が子供たちの耳に入った。

そして、いま、2歳10カ月の孫が、片言の般若心経を唱えだした。娘が嫁いで後も、お経を唱えている証しである。ありがとう。

(写真は、我が家の庭に安置されている仏像である。菩提寺の和尚から、16年前の新築祝いに頂いた)

仙人と俗人

2010-06-25 | 私の師匠
私の尊敬する経営者と久しぶりに出会った。その時の話では、「今は仕事の合間に農業をしているが、そのうちに、山にこもって本格的に農業に打ち込みたい」とのこと。彼曰く、「仙人のような暮らし方が、夢」だとか。

しかし、奥さんは、その意見についていけないと言っているようだ。「私は、同じニンベンでも、仙人ではなくて俗人。山から谷に下りて、さらに町まで降りたい。山の中では住めないよ」だって。

サプライズな経営相談

2010-06-24 | 経営の気づき
昨日、松山商工会議所にて、奇特な経営者に出会った。普段なら、自分の会社をどのように活性化させるかの相談だ。しかし、今回は、他人様のための相談であった。

ある方たち3名の方の人生を心配されて、彼らを元気にしたいがための相談なのである。彼らが創業出来るように、資金的にも応援を考えておられるが、さらに、事業計画についてもご自分のプランを持ち込まれた。その内容は紹介出来ないが、当該プランの実現性を私に尋ねられた。

さすが、人相も素敵だ。

相談者の内容をべらべらとブログで話すのはまずいが、でも、あまりにも感激したので紹介させて頂いた。気持ちの良い出来事に出会うと、心もすがすがしいね。

人間の値打ち

2010-06-22 | 人生の気づき
「立派な人間」とはどのような人を言うのか、考えてみた。

それは、「自分の利益を越えて、全体の利益を考えられる人」である。一番良く分かるのが、緊急事態を迎えたときだ。わが身が大事と、人を押しのけて逃げるか、脱出口を手で支えて、他の人たちの救出を第一に考えられるか。死に直面したときに、人は、人格の全てが現れる。

果たして、私はどうなのか ?

400人のパーティー

2010-06-21 | 雑談
一昨日、奥道後ホテルにて、オールディーズを堪能した。全国どこの出張に行っても、ケントスがあれば必ず訪れていた私。青森・盛岡・仙台・京都・梅田・広島・松山・徳島・博多のケントスに行ったが、青森では、二晩続けて訪れた。そして、必ず、踊りまくった猛烈な愛好者だが、今はどこも潰れてしまって、行くところが無い。

そして、久々のオールディーズ三昧の時間。最初の曲から始まって、アンコール曲の最後まで、全て、最前列で踊った。休憩の15分を除いて、2時間近く踊ったかな。

被害者は、私のお供だ。娘婿を連れて行ったが、彼は、ひたすら座席を暖めていた。ごめんね。

刺身が美味い

2010-06-20 | 経営の気づき
最近は、寿司屋と言うと、私自身も、回転寿司の方が使用回数が多くなった。しかし、本物の味を味わいたいときは、やはり回っていない寿司屋の方が良い。仕事関係にて、ある人と飲みに行くときは、いつも、この本格派の店に連れて行かれる。

驚くのは、この店は、料金が高いながら、客数も多いのである。何故、この店が好かれているか、私なりに分析してみた。

一つは、味。料理の腕前を見るには、刺身の味が一番。繊維に対してどの角度で包丁を入れるか、これで味が変わるが、当店の刺身は、最高である。先日も、あまりの美味さに、つい唸ってしまった。

次は、接客のスピード。いつもきびきびとスピーディーである。新鮮な魚を扱うのであるから、威勢良く、そして丁寧に、両者のバランスが整うと心地良い。

最後は、大将のかざらない気風。本物を愛する大将は、お客とのキャッチボールの会話も巧みである。

本日のお勘定は、三人分で22,280円。日ごろのお礼を込めたご接待であったが、お二人からは喜んで頂けた。いや、それ以上に私が、美味しい刺身を食べられて、嬉しかった。

えっ、こんなことがあっていいの ?

2010-06-19 | 雑談
先月末の山梨県の旅行の際、男女共用のトイレに出会った。思わず、タジタジと後ずさりしたのは、私だけだろうか。

団体の観光客が押し寄せると、女子トイレがすぐに満杯となり、長い行列が出来る。これは、どこの観光地でも見うけられる光景だ。しかし、ある施設で、見事な解決策を施していた。果たしてこれが許されるかどうかは別にして、一つのヒントになったのは確かだ。

その方法とは・・・
女性と男性の入り口は別個に設定しているが、なんと、奥で繋がっている。女性トイレが一杯になれば、男性の方もご使用下さいと言う、暗黙の誘導なのか? 大笑いである。

確かに、中年女性がグループで固まって、男性トイレに侵入することがあり、私も襲われた体験がある。あのすさまじい根性に、出会った側がひるんでしまうのである。


赤信号も、大勢で渡れば怖くないの心境であろう。

人間力

2010-06-18 | 私の師匠
いま、プロの役者さんたちに協力願って、新しいタイプの教育カリキュラムを作成中である。したがって、役者の方と意見交換する中で、彼らの人間力のすさまじさに驚嘆している。以前から、映画やテレビの役者さんを観て、感情移入力のすごさに驚いていたが、今は、人間力としての大きさに感銘を受けている。

聞くところによると、役者さんが色々な人間の個性を演じることによって、人の気持ちが分かるようになるらしい。現実の社会で、様々な人と向かい合うとき、色々な人を演じたからこそ、その人の気持ちが分かるようだ。「だから、嘘も見抜けますよ」と言われた。なるほどと頷ける。

さらに、感銘を受けた話を一つご紹介する。郷土芸能の話だ。例えば、獅子舞にしても、これらが各地で育ったのは、大きな目的として、子供が大人に向かって成長するための一里塚として活用されたのである。大人に必要な能力を学ぶために、これら芸能が使われたのだとか。要するに、日常生活と芸は、別個に切り離すものではなく、両者が交じり合ってこそ、お互いが意味を持つのである。

したがって、坊ちゃん劇場の方々は、私の提案した「社員教育への進出」に大いに喜んで頂いた。ミュージカルという芸能を、より市民生活に近い場に移動させようという今回の試みは、これからが正念場だ。

楽しくなるぞー。

役者さん達とコラボだよ

2010-06-17 | 私流
西日本唯一の常設劇場が愛媛県にある。松山市の隣に位置する東温市の坊ちゃん劇場(わらび座)がそれだ。そして、今回、私の事務所とコラボすることになった。

私の経営の知識と人間学、そして、坊ちゃん劇場の演技力をミックスして、新しいタイプの社員教育カリキュラムを開発する。即ち、経営知識を増やすだけの研修ではインパクトが弱いため、人間改造を目指して、ロールプレイング(役割演技法)のさらに高度タイプを開発しようということだ。

先日、第一回の打ち合わせをしたが、相当面白いものが出来そうである。全国初のこの試み。秋か年末には、マスコミに向けてのプレスリリースも仕掛ける予定である。お楽しみに。


経営コンサルタントが社員教育を行うのは当たり前の話だが、劇場経営の会社が社員教育に進出するのは珍しい。全国初のケースとして、注目度は高いはずだ。

頼み方のテクニック

2010-06-16 | 経営の気づき
誰かに何かを頼みたいとき、受けて頂く確率を上げる方法をご紹介しよう。勿論、無料で・・・

一つは、頼まれごとは必ず気持ちよく引き受け、いつも奉仕の精神を発揮することだ。例えば、会議の席で、重たい仕事を誰がこなすか役割分担しているときなど、率先して引き受けよう。先ずは、受ける体制作りである。

その次。頼みごとをするときは、敢えて、忙しい人に頼むようにしよう。普通は、反対に考えるがこれは間違いである。暇な人はなかなか動かない。一方、忙しい人は、宿題をためたくないから、頼まれたその場で解決してしまう。これは、私の体験でもある。

例えば、「今度、手が空いたときに、○○さんを紹介して欲しい」と頼まれれば、すぐに電話して、紹介する日時を決めてしまう。忙しい人は、宿題をためるのは嫌いなのである。