東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

愛を埋め込む

2017-12-17 | 人生の気づき
物が満ち溢れ、しかも低価格品が山のように積み重ねられている現代社会。このような時代においては、物に対する愛着心が小さくなっています。

耐えて耐えて小遣いを蓄え、やっと貯まったお金で、長年の夢を叶えるために買い求める高級品と違い、小遣いの一部を割いて安く買った品は、残念ながら愛着心の度合いが小さいのです。

したがって、現代人は、昔に比べて、物に対する愛着心のある人が減ってきました。その品物を粗末に扱い、壊れるとすぐに捨ててしまいます。

時には無理をしてでも高級品を買い求め、愛しい子供を大切に扱うような消費体験が必要かもしれません。資源の節約を呼びかけるならば、我々は、もっと智慧のある消費行動が必要です。

ノミニケーション

2017-12-11 | 経営の気づき
最近の若い方は、職場の仲間と飲みに行くことを嫌うようです。飲む人も少なくなったのですが、仮に誰かと飲むにしても職場の人たちとは行きたくないのでしょうか。しかし、仕事以外の親密な交流をしていないと、いざという時の意思疎通もうまくいきません。

最近、仕事のお手伝いをさせて頂いているこの会社、下請け業者の方も含めて忘年会のご招待をしています。そして、それぞれの芸を披露するのが恒例になっていることから、200人の大忘年会は、広い舞台のあることが会場の必須条件になっています。

酔って本音で語り合えば、仲間意識もさらに高まるのでしょう。

文明進化の打ち止め

2017-12-08 | 雑談
最近の店舗はレジにスタッフがおらず自分で処理しなければなりません。このようにあらゆる分野で自動化が進み、人と人との会話が減り機械的な交流が増えることは、寂しい限りです。様々な自動化が進むことで、難しい労働から解放されると人間は喜んでいましたが、そろそろ文明の進化もストップして欲しいと考えるのは私だけでしょうか。

現在でも、PCにのめりこむなどでコミュニケーションの苦手な人が増えていますが、これ以上進化すると、社会は恐ろしいものになるのではないでしょうか。人と人がしゃべることで人情が通い、そろばん勘定とは別の交流が生まれるのですが、すべてが定型的になると、情の機微なども消えるのでしょうね。困ったものです。

雑談チームの生産性

2017-12-05 | 経営の気づき
一般的に仕事中に雑談をすることはタブーとされていますが、実は、雑談をしているチームの方が生産性が高いという調査結果もあります。例えば、職場において、趣味や最近の出来事など仕事以外の会話があるところでは、コミュニケーション力が高く、仕事も的確に行われている傾向があるとか。

雑談の力、軽視しない方がよいようです。

気になる人の真似をしてみよう

2017-12-02 | 雑談
仕事上親しくして欲しい人、男女の関係で好きになって欲しい人、色々な気になる関係がありますが、その方に気に入ってもらうための簡単な方法は、一つはミラーリングです。その方と同じようなしゃべり方、トーン、動作をしていると、相手の方は何となく好意を持ってくれます。

この心理学、結構使えます。