東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

一流・三流

2013-06-30 | 人生の気づき
愚痴を言う人言わない人さまざまだが、その付き合い方から人間のクラス分けをしてみた。

一流の人・・・言うべき愚痴は何もなく、愚痴をこぼしている人の話を聞いてあげられる。しかし、愚痴をこぼす数の多い人には、愚痴を言わないように諭してあげられる。

二流の人・・・愚痴は時にこぼすが、マイナス思考ではなく、いつもプラス思考にて、こぼした愚痴はすぐに忘れる。

三流の人・・・マイナス思考にて、いつも悪い原因を人のせいにし、愚痴ばかりこぼしている。愚痴をこぼす人がいれば、その意見に賛同して、悪口をさらに広げている。

1866日目

2013-06-29 | 私流
ブログを開設して、本日が1866日目。「思えば遠くに来たものだ」という武田哲也の歌があるが、まさにそのとおり。多分、アップできなかった日は、その間に20日もないと思う。10日程度入院していた時があったから、それに加えてあと10回程度あるかなと、胸算用している。

何でも続ければ上達するが、高齢者になってくると上達は無理で、むしろ文章力や気づき力が衰えていると反省している。しかし、続けるという気力はいまだに衰えないので、まだしばらくは続きそうだ。今日の一歩、明日の一歩と確実に歩みたい。のろまな私だが、のろま故の忍耐力が大きな力になった。

姿勢と心

2013-06-28 | 雑談
猫背の人は、実年齢よりも老けて見える。したがって、ファッションにこだわり外見を飾る人は、姿勢にも気をつけないといけない。一方、姿勢と心が連動していることも、知っておくべきだろう。猫背の姿勢は「うつ」を連想させる姿勢であり、その姿からは笑顔を想像することも難しい。

反対に、座禅を組む姿勢からは「りん」とした清廉潔白さがイメージされる。したがって、姿勢を正すことによって、心も正される。心を整えようと思えば、先ずは姿勢を正さなければならない。

心を動かそう

2013-06-27 | 経営の気づき
心をあるがままに平穏に過ごさせることが出来るのは、達人の粋だろう。しかし、その達人に至る前の段階を目指すならば、「心を動かす」ことに努めるべきかもしれない。自分の心を動かし、相手様の心をも動かすことが出来れば、今度はお金が動く。即ち、ビジネスの商談が成立することになる。

感動を与えることのできないビジネスは、本物ではない。自分の心を動かし、身体を動かし、脳を働かせれば、色々とアイディアも浮かんでくる。そのスターターが、「心を動かすこと」であり、エンジン始動となる。「感動」というスターターは、仕事のできるビジネスマンの必需品である。

(写真の本は私の著作だが、心を動かし潤いを与えるにはぴったんこ)

表情という情報発信力

2013-06-26 | 雑談
先日、友人が主催したパーティーにて、フラダンスに出会った。間近で見るフラダンスは3回目だが、前回と同様に今回も「顔の表情」による情報発信の偉大さに気づいた。手や足と違い、顔の可動範囲は小さい。しかし、手足とは比較にならないほどの情報発信量がある。テレビとラジオの相違レベル以上に格差が大きい。

顔全体の笑みで楽しさを表現し、生きていることの嬉しさが伝わってくる。踊り子全員がその表情が素晴らしい。ビジネスにおいても、相手様に対してこのように向き合わなければいけないのだろうと反省した。心のありようを伝える努力が必要だし、テクニックとして満面の笑みをいつも持たなければならない。今回も大きな気づきを頂いた。


的確な利益

2013-06-25 | 経営の気づき
事業を興した当初は普通は赤字である。その赤字が連続すると、事業継続を断念しなければならなくなる。何とか踏ん張って利益が計上されても、期待したほどの額までは稼げられない。しかし、運と実力に恵まれると、業界として平均的な額を稼ぐことが出来る。問題はこの後だ。

限りなく利益の増額を求め続けるのが、欲深い人間のすることだが、会社の利益をほどほどに留め、納入業者の方やお客様への利益還元を考えるようになると、この会社に永続性という看板が掲げられることになる。欲は、ほどほどに納めないと。

因果応報

2013-06-24 | 人生の気づき
身内の葬儀のために、家内と母が長期間、我が家を留守にした。私も行くべき近親者なのだが、倒産が心配される事業所の応援や、補助金申請の締め切り間際の人の支援など、逼迫した課題を抱えていたため参列できなかった。おかげで、1週間近くも独身生活である。

しかし、嫁いだ娘二人が私のことを心配して、入れ替わりに身の回りの世話をしてくれる。古いご飯は美味しくないと、毎日ごはんまで焚いてくれる状況で、至れり尽くせり。

世の中では、成人して家庭をもつと、親のことなど振り向きもしないという人がいるが、とんでもない。子供が幼い時に、親としてどれだけ真剣に向き合っていたかが、成長してからの子供の姿に現れる。我々夫婦の育児は間違っていなかった。少ない私の収入に我慢して、妻が子供の育児に専念した成果が今現れている。本当にありがたい。

三方よし

2013-06-23 | 経営の気づき
一部上場企業の会長さんの講演を聞く機会があった。最終学歴は中学校だが、人間としての智慧は大学院生以上。中でも感銘を受けたのが、「もうけ過ぎはよくない」という言葉。当社の経常利益率は13%あるが、飲食店でこんなにあるのは多すぎると、利益のお客様への還元に努めているという。その還元がさらに評判となり、集客力を高めるのは容易に想像できる。

会長さん曰く「私は、いつも価格設定に気配りしています。納入業者様・お客様・社員のいずれの側にも偏ることもなく、公平な価格設定をします。もうけ過ぎは、納入業者の方やお客様に対して失礼です」とのお言葉に、実感がこもっていた。

人の値打ち

2013-06-22 | 経営の気づき
仕事のできる社員は、的確な報酬で待遇条件を整えなければならない。しかし、業績がいくら良くても、上の職位にあげるかどうかは別問題だ。上の職位につける管理者は人格者でなければならない。もちろん、人格者でしかも業績が良ければ、理想的な存在だが、業績の良いAさんか、人格者のBさんかと迷う時は、Bさんを選ぶべきだ。

仕事がきれても、部下から尊敬されていない信頼のない人は、後ろをついて来てくれない。実は、先日、人格者であり仕事もできたある方が亡くなった。社葬にて約700人の人が別れを惜しむその姿を見れば、生前の偉大さも想像できる。果たして私の葬儀では、私を惜しむ人がいるのだろうかとふと考えた。人の値打ちは亡くなった時に分かるものかもしれない。


大失敗

2013-06-21 | 私流
私の失敗はレベルが低いから馬鹿にされそうだ。何しろ、飲みに行った店が気に食わなかったという程度だから・・・。しかし、大きな問題。家族が誰もいなくて、独身気分を味わえるその貴重な時間を堪能できなかった。

安くて美味しいと評判の居酒屋に行ったが、先ず気に食わないのはテレビの存在。居酒屋のカウンターで大将をからかいながら飲むのが楽しみなのだが、テレビをつけていて話しかけても受け入れる雰囲気はない。、しかも、カウンターの真ん中にはお酒を張り巡らして会話する雰囲気がない。なんだこの店・・・

軍資金と時間のバランス

2013-06-20 | 私流
最近、仕事が立て込んできだした。おかげさまで、遊ぶための軍資金は確保できそうだが、今度は時間が足りない。この矛盾に悩む私は、なんと小さな人間だろうか。でも、良い点を挙げるなら、人間味のある苦しみだね・・・と。時間が足りないので、ブログもショートバージョンになってしまった。

お疲れ様

2013-06-19 | 雑談
身近な人が亡くなった。その人は遠くに住んでいたから、なかなか会えるチャンスが無かったが、今回は永遠にそのチャンスを失うことになった。しかし、会えなくなったから、思い出す回数が増えるだろう。私の心の中にしっかり生きて頂こう。

お疲れ様でした。

人を変える力

2013-06-18 | 人生の気づき
役者さんから聞いた言葉。「役者は同じセリフをしゃべったとしても、いつもその時の気持ちは変わっている。したがって、その気持ちを受けて対話した相方の役者の気持ちも変化する」

これって、我々の生活・仕事全てに通じる内容だ。同じ言葉を誰かから聞いたとしても、人によって反応は変わる。Aさんから聞いた時には、頭に血が上るほど興奮したとしても、人格者のBさんから聞いたときは、反対に自分が何か悪いことをしたのかなと反省させられる。

要するに、人は、相手方の人によって、その人のレベルに呼応するように自分の人間価値も変化するということだ。神社仏閣に参拝するときは殊勝な気持ちになり、履物の靴もそろえて脱ぐが、それ以外の場所では四方に脱ぎ捨てられた風景が多いのと似ている。

ゴミと宝

2013-06-17 | 経営の気づき
ゴミも宝も、そのどちらも通常のものよりも量が少ない。もちろん、宝の方は特にその量が少ない。量が少ないから宝の価値があるのだが、磨き上げれば、普通のものでも、あるいはゴミさえも宝に変わることを認識しておかなければならない。

例えば、しらすちりめんの原料はカタクチイワシだが、生産工程において、他の魚の幼虫を選り分けて廃棄する作業がある。以前はその選り分けが無駄な作業時間であり、廃棄するそれらの幼虫は何の価値もないゴミであった。しかし、いまこの幼虫が宝に変わろうとしている。選り分けて捨てていた幼虫を集めて、一つの商品になろうとしている。

ゴミをゴミのままで終わらせるのか、宝まで浮上させるかは大きな違いであり、このような思考方法が宝を生み出すことにつながる。私という人間も単なるゴミではないと自覚し、宝までに磨き上げようと思っている。(最後の一言は蛇足でした/笑)

反省

2013-06-16 | 失敗の気づき
このブログのテーマは「気づきの経営」。しかし、時間の経過とともに、経営に関するアップがかなり減った。何しろ私の生活が仕事よりも遊び中心に変わったのだから、仕方がない。

一方、「経営」の語源は、「自分の人生をどのようにしてまっとうに営むか」だから、テーマから大きく外れているわけでもない。ただ遊ぶのではなく、「正しく生きるためのゆとりづくりとしての遊び」なので、問題はない・・・と自分で納得している。

あれっ。表題が「反省」なのに、反省していない。