20年前の営業マンの行動特性を分析した資料を見つけました。お客様との商談時間は、消費財の場合で31%、生産財の場合で25%と少なく、書類整理や会議の時間が、消費財の場合で41%、生産財で55%と多いのです。当然のことして、売上額は商談時間に比例しますから、もっと商談時間を増やす工夫が必要です。果たして最近の分布状況はどうなのでしょう。近いうちに顧問先の会社で調べてみることにします。
会社規模が小さい時、経営理念とか経営ビジョンとかに気を配らないことが多いです。しかし、規模が大きくなってからでは手遅れなのです。それは、経営者の設計計算していない社風が出来上がっていますから、手遅れなのです。経営理念・経営ビジョン・経営戦略・行動指針などが社風に影響を及ぼすわけですから、社員数が増えないうちに、小規模のうちに作成すべきなのです。
これまでの人生を振り返ってみて、私の周囲の成功者の共通項をピックアップしてみました。
プラス発想・素直肯定型・勉強好き・挑戦志向・やる気満々・謙虚・素敵な笑顔・長期的取組み・忍耐強い・他人に頼らない自助型・感情安定型・負けん気・思いやり・自由人・固定観念脱却型
プラス発想・素直肯定型・勉強好き・挑戦志向・やる気満々・謙虚・素敵な笑顔・長期的取組み・忍耐強い・他人に頼らない自助型・感情安定型・負けん気・思いやり・自由人・固定観念脱却型
20年前に、仕事に生きがいを感じる人は、統計上において低開発国ほど多いとの結果を知りました。先進国の中でも、福祉国家ほど仕事に生きがいを感じる人少なかったのです。この状況から、日本においても仕事に生きがいを感じる人の割合が減ることを予想していました。そして、いま、以前に比べて仕事中心に生きる人の割合が減ってきていることを実感しています。
となると、生活中心主義の考え方から、義務感だけで職場にいる人もいるのでしょう。経営陣からすれば用心すべきテーマかも知れません。対応策としては、仕事を「職場生活」と捉えて、生活の一部的な視点からの見直しも必要かもしれません。
となると、生活中心主義の考え方から、義務感だけで職場にいる人もいるのでしょう。経営陣からすれば用心すべきテーマかも知れません。対応策としては、仕事を「職場生活」と捉えて、生活の一部的な視点からの見直しも必要かもしれません。
経営コンサルティングを行う時に重要視しているポイントの一つが「不易流行」です。即ち、不易は時代が変わっても根本的なことは何も変わらないというか、変えてはいけないということを示しています。流行はその反対のことを示しており、時代の流れに沿って変えていかなければならないということ。一見矛盾しているようですが、それぞれのターゲットが異なりますので、全く矛盾していないわけです。
例えば、組織において、長老の意見を重んじるというのは「不易」に当たり、若者のアイディアを採用するというのが「流行」になります。このどちらかが欠けると、何らかの問題が生じやすくなります。
例えば、組織において、長老の意見を重んじるというのは「不易」に当たり、若者のアイディアを採用するというのが「流行」になります。このどちらかが欠けると、何らかの問題が生じやすくなります。
幹部社員教育をさせて頂いたり、プロジェクトチームを組織化して会社の経営体質を転換するお手伝いをさせてもらう時、強烈に感じることが一つあります。それは、多くの方が戦略発想が弱いということです。
どうも現実を見ることにこだわり過ぎて、夢を描こうとしないのです。夢のある戦略を描く際には、ホラをふくくらいの壮大なスケールをイメージして欲しいのですが、どうもうつむき加減の現実離れしない絵を描いてしまわれるのです。現代の時代を反映しているのかもしれませんね。
どうも現実を見ることにこだわり過ぎて、夢を描こうとしないのです。夢のある戦略を描く際には、ホラをふくくらいの壮大なスケールをイメージして欲しいのですが、どうもうつむき加減の現実離れしない絵を描いてしまわれるのです。現代の時代を反映しているのかもしれませんね。
時代の変化とともに、経営のかじ取りも変えなければなりません。例えば、価値観の変化とともに賃金の捉え方も変えるべきでしょう。昔の賃金は、拘束慰謝料的な意味合いがありましたが、最近は成果報酬的なものを組み入れるようになりました。
さらに、成果報酬にしても、個人成果に対してよりも、職場全体に対しての報酬にすべきかもしれません。一日、あるいは一か月の目標生産量を達成すれば、所定勤務時間内でも早く帰られるとか、手当が全員に加算されるとかすれば、チームワークが良くなるのは確実でしょう。
さらに、成果報酬にしても、個人成果に対してよりも、職場全体に対しての報酬にすべきかもしれません。一日、あるいは一か月の目標生産量を達成すれば、所定勤務時間内でも早く帰られるとか、手当が全員に加算されるとかすれば、チームワークが良くなるのは確実でしょう。
無理と無駄の違いは、「目的」と「手段」との関わり方の違いともいえます。例えば、4トン積みトラックで5トンの荷物を運ぼうとするような、手段よりも目的の方が大きい場合が「無理」です。一方、4トン積みトラックで1トンの荷物を運ぼうとするような、手段が目的よりも大きい場合が「無駄」です。経営改善を行う場合の「無理」と「無駄」のチェックは、このようにして検討していきます。
上司が詳細内容を伝えて行う指示命令は、その場面のみ限定した場合は、最高の方法かもしれません。しかし、社員の育成や職場風土の問題を考えた場合はこれはまずい方法にて、むしろ、自主管理の方が好ましいでしょう。本人が考え行動するように持っていくには、上司の指導力が大きくなければなりませんが、時間がかかり苦労するにしても、自主管理型を選ぶべきでしょう。
かつての商人は500人1,000人のお客の名前を覚えていました。しかし、セルフサービス方式の進展と平均的な日本人の増加で、その必要性を失わせました。IT技術の進展も大きく影響しています。自分で覚えなくても、機械が覚えてしかも様々なデータを加工処理しますから、その力の偉大さを信じて、対面するお客様の名前を覚えようとしなくなりました。こんなことでいいのでしょうか。
老舗と言われる店の多くは、製造販売業です。商品に愛情を持ち自信をもって自慢の商品を作っていた、そういう店が老舗の信用を築き上げました。元来、商売は製造販売が原点です。しかし、産業構造の発展に伴い製造と販売が分離していったのです。いま、商売の難しさを認識した時、原点に帰って製造販売を意識した経営を目指すことも一つの道と言えます。
普通の経営者は立地条件の良い場所を探し、立地力で経営力を支えます。一方、経営力に自信のある経営者は、悪い立地条件でも恐れることなく、低価格の家賃をメリットにして経営を頑張ります。そのうち集客力がアップして、当該地の立地価値が高まります。価値ある人が動けば、価値のない周辺環境も変える力を持ちます。価値のない人は、かつて高かった周辺価値もその人のおかげで、価値を下げることもあります。その人次第です。
人間力アップのためには、次にお示しする「こんちは!」を目指されて如何でしょう。
根 最後まで諦めずにやり抜く力
智 自分の力で創造的に考える力
和 人間を人間として大切にする力
! 物事に感動できるみずみずしい感性
根 最後まで諦めずにやり抜く力
智 自分の力で創造的に考える力
和 人間を人間として大切にする力
! 物事に感動できるみずみずしい感性
いっときまえまでは、夜遅くまで仕事を頑張っている人は、熱心だなと尊敬されていました。しかし、最近は、いつも残業が多いのは仕事の要領が悪いか、ムリやムダが多いのかと、いぶかしくみられるようになりました。
以前の頑張るビジネスパーソンは、残業をしてでも仕事をやり切っていました。しかし、最近評価される人は、「頑張るパワー」よりも「工夫する智慧」の持ち主です。残業しなくても済むような段取りとか工夫が、評価されます。