東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

舞台演劇の魅力

2013-11-30 | 初体験の気づき
来年5月の公演を目指して稽古に励んでいる演劇だが、徐々にその面白さの虜になっている。私は仕事の関係で、稽古の欠席が多いのだが、真面目に参加している人はめきめきと腕をあげている。私との差は開くばかり。しかし、少ないながらも稽古に参加しているおかげで、前よりも演劇の魅力が分かるようになった。

絶妙のタイミングを掴めるか、間の取り方、空気の作り方、場面の持って行き方、感情のやり取り、言葉のやり取り、これらは、毎回異なるため、まさしく一期一会の世界になっている。まだ本番の舞台に立っていないから分かっていないが、客席と舞台との一体感、空気の流れも感じるのであろう。本番の日が楽しみだ。


マイペースの弊害

2013-11-29 | 経営の気づき
仕事柄いろいろな会社を支援するが、困るのは、マイペースな経営者への対応だ。自分の考え以外は吸収しようとしない方に対しては、なかなか対応しずらい。いま支援させてもらっている会社の方がそうなのだが、業界のことについては私以上に知っているという自負から、自説を曲げようとしない。結局は自分が損をすることが分かっていないのだ。

こちらも、つい同じペースに巻き込まれて、経営者が求めないのであれば、本気の支援をしたくなくなる。残念。

血が混じるということ

2013-11-28 | 人生の気づき
いま、二人の娘のもとに私の孫が5人いる。長女と次女の二人の性格が異なるとともに、その婿殿の性格も異なるため、5人がそれぞれ個性的だ。東矢家以外の血が入ることの意味が、5人の孫たちを見ていてよく分かる。一方の家族はおとなしいのだが、もう一方は嵐のように騒がしい。

家の個性と個人の個性、この混ざり具合に魅力を感じる。しかも、大人しい孫たちも、賑やかな孫の中に入ると、騒々しく変身する。このようにして、自分にない良さを吸収しあうのだろう。自分と異なる価値観・経験・性格を知って、どうかもっと大きく育って欲しい。

私は訛っている

2013-11-27 | 失敗の気づき
「訛る」を辞書でひくと、「言葉や発音が崩れている」と記載されている。私が理解していたのは、アクセントやイントネーションが異なるときは、「訛る」範囲に属さないと思っていたが、思い違いだったようだ。実は、先日、私は「あなたは訛っている」と指摘されたのだ。

来年の5月に上演する市民演劇にて稽古してもらっていたところ、演出家から「あなたは訛っているから、修正しましょう」と指摘された。私は思わぬ指摘に驚いたが、絶好の機会である。例えばこういう指摘があった。「今のセリフ、新郎くんの『く』の音が下がっているから、新郎と同じ音で発音して下さい」と言われた。

指導された通りにしゃべると、いつもと違うイントネーションなものだから、私にとってはすごく違和感がある。でもその発音が正解らしい。私が普段間違った発音を発していたとしても、それが毎日のことだから、私自身、間違いだとは気づいていなかった。

今回は発音の指摘だったが、私自身、まだまだ色々な間違いに気づいていないのだろうな。そう言う面では、今回は本当に勉強になった。

(写真は演劇のセリフの稽古風景)

今年の三大事件

2013-11-26 | 私流
ブログのネタに行き詰った今日は、まだ12月でもないのに、「今年の三大事件」をまとめた。一つは、三味線と小唄を習って、「粋なからす」をマスターできたこと。二つ目は、初めての演劇出演に備えて、稽古を始めたこと。三つ目にやっと仕事の話が登場する。松山市からの受託事業を(一社)愛媛県中小企業診断士協会が受けて、経営支援の表舞台に登場できたこと。

さて、来年は何が登場するのか、今から楽しみ。

心を清めて気分転換

2013-11-24 | 雑談
いつもは家内に任せている墓掃除を、久々に、昨日は私も参加した。天気も穏やかで、身体を動かしたことによって、ホカホカと身体も温かい。本来なら心地よい船の暖房が、気持ち悪いというか、居心地の悪さを感じさせた。確かに、機械的に部屋を暖めるよりも、身体を温めることによって、寒さに耐えるのが本来のあり方。

心地よい朝のスタートのおかげで、その後の仕事もはかどった。

メールを減らさないと・・・

2013-11-23 | 失敗の気づき
以前、携帯電話が無かったころの連絡手段は、実際の訪問か手紙か電話、この三つしかなかった。しかし、パソコンと携帯電話が登場してからは、メールでの連絡がメインになった。しかし、先日お会いした和尚さんは、「私はメールを使いませんよ。電話でないと絶対に行き違いが生じますからね」と言い切られた。

そう言えば、以前の私はそうでした。しかし、仕事柄、連絡事項があまりにも多いため、メールでの連絡が常套手段になった。しかし、ややこしい問題の時は、メールではなく電話でなければならない。あるいは、顔の表情を見ながら話さなければならないほどの重要事項は、電話さえ慎まなければならない。

したがって、もっとメールの本数を減らさなければならない。

未来の自分を酷使するべからず

2013-11-22 | 人生の気づき
私の世界には、過去の私、今の私、未来の私の3人がいる。一番好きなのは未来の私。何しろ、理想的な自分に変身していることを想像するから、一番好きになれそうだ。一番嫌いなのは、過去の私。今の私に変身するまでは、本当に嫌な自分であったから、過去の私は大嫌いだ。

3人の私の中で、誰を最も働かせているかと言えば、未来の私。今は出来ていないことを、未来の私に、どんどん宿題として出している。未来の私は大変だ。したがって、未来の私ではなく、今の私をもっと働かせないといけない。怠惰な私に対しては、油断しないように見張らなけれ木ならない。

でも、過去の私から今の私に変身できたように、未来の私をさらに磨き上げたいな。

浮気をするとき

2013-11-21 | 雑談
クライアントが、ふと、別のコンサルタントに頼ってみたくなる時は、どのような時だろうか。多分、男女関係と似ているのだろう。「自分(自社)のことをあまりかまってくれない時」「他にもっと能力のありそうなコンサルタントを見つけた時」「自分(自社)を裏切って、同業者の競争相手を支援していることが分かった時」等々。

人間社会とビジネスの世界は、結局は一緒なのかも。

やばい

2013-11-20 | 雑談
加齢臭といえば年齢的なもので、ストレスとは全く関係ないと思っていた。しかし、教えてもらった話では、加齢臭は、年齢によって増えるノネナールという物質が原因となっているとか。実はこのノネナールはストレスが原因でも増えるらしい。となると、最近仕事に追いまくられている私はやばいかも。




小さく書く

2013-11-19 | 初体験の気づき
私の同業者で4歳年下の方が、小さな手帳に小さな文字で書き込みをしている。私は思わず「こんなに小さな文字で、よく書けるもんだね」。彼は「小さく書く方が生産性が高く、早く書けるし、仮に隣の人に覗かれても判読出来ないから、一石二鳥」だって。

その時は納得して感心したが、よく考えると矛盾点も分かってきた。というのは、生産性の問題だ。文字を書く時に時間を食うのは、直線を描く時よりも、字の流れを止めたり曲げたりする部分。直線は長くても短くてもそんなに時間が変わらないはずだから、小さい文字の方が早く書けるという理論は、腑に落ちない。

暇な方は、ストップウォッチを使って計測してみてください。

波に乗れるか?

2013-11-18 | 雑談
最近仕掛けた仕事の種が、徐々に実を結びかけている。とは言え、一度に全ての花が開くと大変なことになる。私のわがままな願いからすれば、一輪ずつ順に開いて欲しいと思う。しかし、波に乗ると、一気にたくさんの花が咲くかもしれない。波に乗りたくない私の願いは、相当にわがまま。

年齢的に若くない私は、スローペースがらくちん。ゆっくりゆっくり・・・

我慢の限度

2013-11-17 | 人生の気づき
昔の人は我慢強かった。寒くても暑くても耐えるしかなかった、まだ文明機器が登場していない時代だからこそ、忍耐することに相当の力があったのだろう。しかし、現代は、寒ければ暖房機器があり、暑ければエアコンがありといった具合に、何に対しても自分以外の道具でことを処理してしまう。

こういう時代だから、多くの人の忍耐力が衰えてきた。したがって、今後の将来は益々この力が弱ってくると考えられる。果たして100年後には、人間はどの程度まで力のない人間に劣化しているのだろうか。

好きになるのは簡単 嫌いになるのも簡単

2013-11-16 | 人生の気づき
人を好きになるのも、嫌いになるのも、どちらも簡単。2~3カ月もあれば、今まで好きだった人を嫌いになれるし、今まで嫌いだった人も好きになれる。でも、どうせ努力するなら、好きになるように努力しよう。

今まで好きでなかった人を好きになるためには、その人の良いところを探すことだ。最初は見つからなくても、徐々に見つかってくる。そして、見つかれば見つかるほど、次に探す時間は加速度的に短くなってくる。そのようにして、たくさんの素敵なところを探しだせれば、そのときにはその人を好きになっているはず。

嫌いな人の良いところを探すのは大変だが、その気になればいくつでも見つけられる。