東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

応援有難う

2011-06-30 | 人生の気づき
このブログを本にすることが決まって以来、様々な方が応援してくれている。先ず、タイトルの募集をしたところ、素敵なサブタイトルを提案してくれた。「目からウロコ!生活視点の経営学」だ。これで「気づきの智慧」と言うタイトルがさらに輝きを増す。

そして、本が出来上がる前に、早くも出版記念パーティーの開催が決まった。実は、水面下でも、何人か参加希望者が現れたので、一応形は整いそうだ。

そして、専門の支援者は出版社の方。先日は、索引の提案をしてもらった。目次のあとに、自分の課題ごとに、目指す本文に巡り合う、「智慧のナビゲート」コーナーを設置することになった。一度最初から読み終えた方が、自分の気になるところを探し出すときに威力を発揮する。多分、このような示し方は、、他の本には無いと思う。

会社でまとめて本を購入したいとの申し出もあった。これで、すでに100冊を超える予約販売を確保できた。

今後、まだまだ、編集作業を進めなければならないが、どのような本が完成するか、楽しみだ。

店選び

2011-06-29 | 私流
私が夜の街に繰り出すのは、週に1回のペース。その時に、どの店を選ぶか迷うが、私の選び方はちょっと変わっているかも。

最初に、当日飲みたいアルコールの種類を決める。ワインか日本酒か、そのどちらかを選ぶが、その日の気分や体調で、何を選ぶか分からない。ワインが決まれば、イタリアンかスペイン料理かのどちらかに落ち着く。日本酒だと、居酒屋か割烹になるだろう。

そして、具体的に店を決めるとき、私の優先順位は、酒のコストパフォーマンスが第一位になる。良い品揃えがある上で、しかも、リーズナブルな価格で提供している店。美味しくて高いのは当たり前。したがって、美味しくても安い店でないといけない。そして、料理がいくら美味しくても、酒の種類の品揃えが弱いと、私には選んでもらえない。


経営の自然現象

2011-06-28 | 経営の気づき
経営学とは、「自然現象にいろんな数値をくっつけて、引っかき回してややこしくした学問」と言っても良い。したがって、空の星や、海、生き物、野の草木、そして日々の暮らしの中をジーッと観察していると、経営についていろんな事を学べる。

例えば、植物がよく育つためには、完璧に良好な状態よりも、何かまずい箇所が一つか二つある方が良いらしい。悪い環境を乗り越えようとする力が出てくると、その力が成長力に繋がるとか。

経営も同様だ。経済環境の厳しさに立ち向かってこそ、様々な経営力が磨かれ、それが成長力へと繋がる。このように、経営においても人生においても、自然界から学ぶことは多い。会社はまさに生き物である。

漢字や文字のチェック

2011-06-27 | 初体験の気づき
最近、出版社の方と打ち合わせを重ねることによって、色々なことを学んでいる。例えば、漢字や文字の使い方。活字にして本にするとなると、色々な決まりごとに逆らうわけにいかない。

基本的には、現在の新聞用語での統一基準『記者ハンドブック第12版』(共同通信社)に基づいて、用例を統一した方が良いらしい。その漢字に特別にこだわりがあったり、好き嫌い・愛着・信念などで使い分けることは自由だが、ある程度の拘束があるようだ。

新聞・雑誌などとは違い、書籍の場合は、普段は使わていない当用漢字以外の文字(第二水準文字)や旧漢字などを用いても一向に構わない。したがって、統一基準に、絶対に従わなければならないものではないとか。

しかし、文章中に多用されて目に付くものは、できればひらがなに統一するほうが、現代風になって若い読者にも抵抗なく受け入れられる。なるほど、さすが出版のプロのご指導はありがたい。おかげさまで、プログを本に編集しなおして出版する話は、着々と進んでいる。

成長秘話

2011-06-26 | 私の師匠
私のクライアントの成長秘話を聞かせてもらった。

「何故、私の会社が大きく成長できたかといえば。それは、人。人と人とのつながりが、あったから」「私の会社は、業界において、日本でもトップレベルの技術を持っている。しかし、その技術を囲い込むことなく、これぞと思った人には惜しみなく提供した。上場企業の技術研究員に対して、本来ならば、長年研究しないと分からないことを、惜しげもなく教えてあげたから、彼らの昇進スピードは、桁違いだった」

「だから、彼らは、いま、上場企業の会長や社長そして専務と、皆が要職に上りつめた。したがって、いまは、本来なら入手できない情報がいくらでも入ってくる」

経営の三要素は、人・モノ・金と言われるが、私自身、最重要要素は「人」だと思っている。この社長さん、若い頃は暴走族として暴れていたらしいが、いまは本当に優しい顔をしておられる。仏様のようなお顔をされているが、昔の暴れん坊の強い気質は残っている。だから、優しさと強さを併せ持っている、本物の経営者になられた。

裏切り者

2011-06-25 | 失敗の気づき
これまでの人生を振り返って、私の気持ちが大きく裏切られたことを探してみると、その回数は一度。とは言え、小さな裏切りには、何回も出会っている。そして、それらの殆どが、「食」に関するものだ。やはり、食い物の恨みは怖い。

例えば、家内から、夕食は私の好物であることを告げられていると、つい期待してしまう。でも、予告と異なるものが食卓に並んでいるという、裏切り行為に出会う。どうも、買い物の都合で急遽変更したらしい。うーん。不確かなことは言わないで欲しいな。

あるいは、今日は久しぶりに蕎麦が食べたいと思って、訪れた店が休みの場合がある。しかし、蕎麦を食べるという思い込みを変更できず、ついつい、他の店を探してしまう。裏切られたときの焦燥感は、大であれ小であれ、その時のショック度は大きい。やはり、裏切られるのは、絶対に避けたい。だからこそ、人を裏切ることは絶対にしてはいけない。

facebookつながり

2011-06-24 | 初体験の気づき
先日、(社)中小企業診断協会愛媛県支部の総会にて、新入会員さんと名刺交換した時のハプニング。彼曰く「私と先生とは、すでにfacebookの友達なんです」

さすが、facebookの威力は凄い。私が1ヶ月半くらい前に加入して、もうすでに友達が60名を超えた。なにしろ、友達の承認依頼のあった方は、全てオーケーしているから、スピードも速い。そして、今回は、実際に出会う前に友達になっていた。

今度、本を出版するに際し、私が言いだしっぺになって、記念パーティーを開催すると言ったら(多分誰も仕掛けてもらえないだろうから、私が仕掛ける予定/笑)、何人集まってもらえるかな。情報発信手段は、このブログとfacebookになる予定だ。

取りあえず、当ブログの愛読者のベビーリーフさんとバイカジまっちゃんは、参加して頂けそうだ。お会いするのが楽しみです。

経営マップ 人生マップ

2011-06-23 | 人生の気づき
私は、物事を深く考えるとき、ビジュアル化して思考の深堀を行う。例えば、商品の品ぞろえ状況を把握するには、縦軸に「顧客層」、横軸に「愉楽度」を設定したり、あるいは、「使用頻度」と「価格」を軸に据えたりすると、いま不足しているものが見えてくる。

このマッピングの手法は、色々なシーンで使える。例えば、これまでの人生を振りかえって、新しい人生を送るためのチェックにも使える。その場合は、時系列を横軸に置き、縦軸に、感激度をとって、過去の人生において何が楽しかったか、これからは何を志向すべきか、その気づきを得るヒントに使う。

私の場合、青春時代よりも、40歳代になってからの方が、楽しんでいる。これからは、もっともっと楽しまなくっちゃ。(笑)

タイトル募集

2011-06-22 | 人生の気づき
前にご案内したとおり、このブログをまとめて、本を出すことになった。今の段階では、本の題は「いのち輝く・気づきの智慧」だが、どうもパッとしない。そこで、読者の皆様には、書店での売上拡大に繋がる、素敵なタイトルを教えて欲しい。因みに、本の前書きは次の通りですので、参考にして下さい。


はじめに

本書は、経営者でなくても、普通の会社員でも、普通の主婦でも理解できる、非常に分かりやすい人間学的な経営書です。何しろ、経営以外の様々な角度から語っていますので、日常生活の視点から経営が学べます。実は、敢えて、エッセイ風にまとめて、経営書とは感じられない経営書作りに挑戦しました。
ベースになっているのは、ブログです。2008年5月に開始したブログ「東矢憲二の気づきの経営」は、ほぼ毎日更新し、3年を超えることが出来ました。おかげさまで、現在では、1日平均200人以上の方がアクセスして頂き、現在もなお毎日更新し続けています。
ブログでは、私の29年間のコンサル生活で気づいたことを、人生面・経営面、色々な角度から述べています。そして、今回は、3年間のブログ内容を全体的にチェックし、面白いものをピックアップして整理しました。紙数の制限があるため、最近のブログは除外しましたが、日を改めて、再度、続編にて本にまとめる予定です。

垢をとって地金を出そう

2011-06-21 | 私の師匠
私の尊敬する経営者から、素敵な言葉をいただいた。私がコンサル支援させていただきながら、じつは、差し上げるものよりも、いただく方が多いので、請求書を出しづらい会社である。しかし、抜かりの無い私は、しっかりと請求書を出させてもらっている。(笑)

「人間は、本来、素晴らしい素養をたくさん持っている。しかし、長い人生の中で、垢が積もり積もって、その良い素養が眠っている」「でも、何らかのきっかけで、その垢が取れると、本来持っていたものが、芽生えてくる。それまで眠っていたから見えなかったが、実は、本人さえ気づかずに眠っている」と。


不用品はすぐにたまる

2011-06-20 | 人生の気づき
植物を育てるには、時間と手間がかかる。植物に限らず、必要なものを作り育てるには、時間と工夫と努力の三つが全て揃わないと、完成出来ない。

それに比較して、ゴミや雑草は、何もしなくても続々と増える。必要品は努力が必要なのに対して、不用品を何をしなくても続々と増える。反対に、努力しないとどんどん増えすぎて困る。この差は何か。面白いものだ。

要するに、人間に対して、「何時も努力しなさいよ」という天からのメッセージなのか。

60点で十分

2011-06-19 | 経営の気づき
歳を重ねるとともに、私の性格は随分変わった。その一つが、100点を目指す仕事から、60点を目指す仕事への変貌だ。前は、完璧な仕事を目指していたが、最近は、合格すれすれの60点を超えればいいと考えている。

社会保険労務士と弁護士の中間領域にに位置する仕事は、特定社会保険労務士の資格を持たないといけない。そこで、その資格試験を受験したが、会場には数百名の社会保険労務士がいる中、私は、回答を書き終えて、一番最初に試験会場を退出した。それは、60点とれば合格するので、満点取る必要がないから、問題用紙を一切読み返さなかったためである。

試験の結果の通知を見て、驚いた。私の採点結果は60点で、1点足りなくても不合格の、すれすれの危機ラインであった。しかし、合格すれば、何点であったかという結果は、何ら関係がない。

私の今の仕事の取り組み姿勢も、満点を目指さず、60点を目指している。満点を目指すと、限りなく時間がかかり、クライアントの要求時期に間に合わなくなる。従って、私の今の体力と、クライアントの納期要求に間に合わせるため、満点を目指す仕事はしなくなった。

企業における仕事も、同じような考え方ができる。いつも100点を目指すのではなく、仕事の内容によっては、目指す点数設定を変えてもよいということだ。

涙目

2011-06-18 | 人生の気づき
涙は、心の目を洗ってくれるが、男は、つい頑張りすぎて、涙目を見せない。しかし、最近の私は、加齢現象かも知れないが、テレビを見てても涙腺が緩む。朝の連続ドラマ「おひさま」は、相当にヤバイ。

涙目になるときは、苦しい時、悲しい時、悔しい時、限りなく嬉しい時、感極まる時、笑いが過ぎる時、色々あるが、共通項は、心が震えることだろうか。心が震えれば、無理矢理止める必要も無い。感じるままに心を動かせばよい。

心が震えて涙が出てくれば、「心の浄化作用」のチャンスである。気持ちのままに涙を流せば、後はすがすがしい気持ちになれる。

誓いのコイン

2011-06-17 | 雑談
先日、坊っちゃん劇場のミュージカル「誓いのコイン」を観た。今回で3回目の観劇だが、今回は前から3列目の席で、舞台が眼前に大きく迫ってくる。これまでは中ほどの中央部分が多かったから、感触も大きく変わる。特に、出演者の表情がよく観れるのと、出演者の舞台位置のもつ意味合いがよく分かった。

驚いたのは、横にいる男性客が泣いていたこと。幕間の休憩に入るときに、目を拭く様子が見えたので、もしかしてと思っていたら、二幕目の中段以降は、ずっと目を拭き通しである。さすが、嗚咽は聞かなかったが、感受性の高い方だ。この説明から、察せられると思うが、内容は最高である。

前作の「正岡子規」は、本来ミュージカルに仕立てることが難しいものを無理矢理ミュージカルに仕立てている。その点、今回の作品は、感動的な悲恋あり、愛国心ありと、まさにミュージカル向きの作品である。見られていない方は、是非、ハンカチを持って観劇して欲しい。

出版間近

2011-06-16 | 私流
ブログを始めてから3年を経過したので、本にして出版することにした。先日、出版社の方と打ち合わせを行い、遅くても年末までに書店に本が並ぶようにしようということになった。しかし、私の編集作業が予想以上にはかどり、もっと早くなりそうだ。

本の題は「いのち輝く・気づきの智慧」(仮)、本文196ページ、予定価格は1,200円。しかし、これまでの中で駄作をカットしながら、掲載するものを厳選したが、2010年3月までにアップしたものしか掲載できない。したがって、残りは第二弾の本にて掲載しなければならない。もちろん、不評であれば、第二弾は日の目を見ることはない。