東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

第三者の視点

2018-12-17 | 初体験の気づき
NPO法人の理事長をしている私は、会議の時はいつも議長として議事運営を任されています。しかし、ある時、参加時間が遅れる関係で別の方に議長を委ねました。おかげで大切な気づきを得ることが出来ました。それは、第三者の視点で会議の流れを見ていると、色々な気づき気が得られるということです。

いつもは、議長役ですから、「予定時間内に終わらす」「最良の結論を導き出す」「多くの人の意見を引き出す」この三つの課題をこなすことに必死でした。しかし、今回は、第三者として議長の任務にとらわれず、全体の発言を聞いていました。そのことによって、参加者の個性的な意見を一つひとつをゆっくりと味わうことが出来ました。

しかも、結論としての意見を求められたとき、全員の意見をまとめた最適な結論を出せられたと思います。今回の会議運営、非常に勉強になりました。

保身と忖度

2018-06-13 | 初体験の気づき
自分流の仕事をしたいために独立した私ですが、昨年、ある地方自治体から頼まれて特別職に就任しました。面白そうなテーマだったので、何の問題もないと思って、月に8回そちらで公務を始めました。

大失敗です。官僚の方は、民間人とは体質がずいぶん違います。上司を含めてあらゆる周囲から非難をされないように、鎧を着ての仕事なのです。ご当人たちは毎日のことなので気づいてないのでしょうが、民間人からすれば、重たい気分になります。

あまりにも気遣い度が大きいのです。私は、成果そのものを求めて仕事をするわけでして、私の評価はどうなろうと全く関係ないのですが、周囲の人たちは私の業務成果が自分に及ぶものですから、私の仕事の仕方まで気遣いするわけです。

この保身と忖度、いま国会でも騒がれていますが、官僚の体質かもしれません。その世界に入ってみて実感しました。本当に嫌な世界です。

お見舞い返し

2017-03-20 | 初体験の気づき
色々な方とお付き合いしていると色々な出来事が起こります。今回の初体験は、お見舞い返しが届かないということ。何かのお祝いごとにのし袋を用意して、うっかりと空のままでお渡しする寸前に気づいたこともありますが、色々とハプニングが起こるのでしょうね。

もしかすると、私も不始末をしているかもしれません。多分、何かがあったと思うのですが、初の体験をさせて頂いて、今後はより細やかに対応しなければならないことに気づかされました。

伝筆(つてふで)

2017-01-25 | 初体験の気づき
文字は何らかのことを伝えるための手段です。ということで、私たちは、紙や鉛筆と同じように一つの道具としてつきあってきました。そのつきあいかたにおいては、深い想いのようなものはなかったのです。しかし、今回、伝筆(つてふで)の先生に文字の書き方を習って、全てが変わりました。

内容を伝えるのではなく、自分の心のありようを伝えることに主眼を置きますから、「書く」のではなく「描く」という形に代わります。紙の全体空間を意識して、余白を活かすことに注力します。文字の形に心を込めていきます。すると、色々と変わってくるのです。

準備万端で満足度アップ

2016-11-25 | 初体験の気づき
これまで、講演やセミナーの講師依頼があったとき、事前にレジメを送っても、ほぼ100%変更依頼はありませんでした。しかし、最近一緒に仕事を始めた事業所の担当者からは、意見と要請が来るのです。

経営については素人ですがと断りながらも、なかなか的確な意見を出してくれます。おかげさまで、彼の要請に基づいてレジメを修正するおかげで、内容が充実するのを実感しています。手間は要りますが、聴衆・受講生のためには大いにためになっています。

彼の仕事の真剣ぶりに驚くとともに、私からも感謝させてもらっています。

生ワイン

2016-02-10 | 初体験の気づき
酒の好きな私ですが、先日、初めて、生ワインを飲みました。産地から取り寄せたという生ワインに大感激です。この歳になっても、まだまだ初体験に出逢えるのですね。

生ワインとは、基本的、濾過をしない、加熱殺菌もしないワインのことです。酵母をそのままボトル内に残し、酸化防止剤も添加していないことから、ワイン本来のフレッシュな美味しさが感じられます。まさか、松山市でこのような本格ワインを楽しめるとは、まさにサプライズです。

入院できない

2015-11-25 | 初体験の気づき
妻は、腰椎椎間板ヘルニアにて救急車で病院に運ばれましたが、なんと入院できないのです。「救急病院は救急措置をする病院なので、疼痛緩和のための入院は出来ません」と医師から言われました。しかし、立つことも座ることも出来ない状態で、すぐに退去してくれとは、残酷な話です。であれば、そのまま家にいた方がよかったわけです。我が家は、事務所が一階にあり、二階と三階が住まいですから、帰宅したら二階までの階段をのぼらなければいけません。

非人道的なことを行う医療機関がまかり通るとは、現代社会の欠陥ともいえますね。

ラインが乗っ取られそうに

2015-08-16 | 初体験の気づき
ラインはあまり活用していないのですが、時々、連絡手段として使用していました。ところが、ラインから次のような意味のメッセージが入りました。「お客様は、最近パソコンで設定にアクセスしましたか。もしされていないのであれば、早急にパスワードを変更してください」と。

私は、パソコンと連動させていませんので、すぐさま、パスワードを変更しました。一か月前に変更したばかりだし、他の機器のパスワードは異なるものにしていますし、でもこういうことが起こるのですね。という危機的状況を体験したものですから、すぐにラインのアプリを削除しました。コンサルは信用が第一ですから、リスクが予想されるものは使用しない方がいいです。

死人のメーク

2015-05-27 | 初体験の気づき
演劇出演は今年で2回目のため、メーク体験も今年で2回目でした。でも、不思議と、メークをすると自分自身の意識も変わりますね。女性の気持ちも少し分かる気がします。

今回の私のメークは、死人というか幽霊ですから、生きている人のように化粧する「死に化粧」とは違うわけです。まさに死んだ人のようにしなければならないため、血の気がなく青白い顔になります。あの顔で病院に行けば、間違いなく入院を指示されたことでしょう。しかし、経験したことのないことを挑戦するのは意義がありますね。おかげさまで、今回もいろいろな気づきを得ました。

はみ出すと面白い

2015-05-21 | 初体験の気づき
演劇の小道具として作った遺影。枠からはみ出そうとしている面白い写真です。写真だけでなく、何事においても枠からはみ出すと、面白いものになるのでしょうね。常識にとらわれることが、如何に人生をつまらなくしてしまうのか、今回の写真で気づきました。

滑舌が少し改善

2015-05-04 | 初体験の気づき
一昨年から演劇を始めたおかげで、少し、滑舌が改善されました。演劇の稽古のために発声練習をしますが、その発声練習と、滑舌を意識したセリフが功を奏していると思われます。

この体験をして気づくことは、「基本の練習」と「意識」の必要性です。基本の練習はつまらないものですから、長続きしませんが、継続化することによって効果が表れます。要するに、何事であれ、どのレベルであれ、基本の勉強は必ず必要ということです。

おかげさまで、最近は、会話の一言一言に思いが込められ、言葉を発することを大切に扱うようになりました。

初体験 三重塔

2015-03-30 | 初体験の気づき
高松での会議に参加した際、電車の待ち時間に入った店で、人生初体験の出来事に巡り合いました。冷酒を注文した際、スタッフに「お酒をいっぱいこぼしてね」とお願いしたら、しばらく考えていたその方は、テーブルに積み重ねていた取り皿をグラスの下に敷き、お酒をなみなみと注いでくれるのです。その取り皿は結構深さがありましたので、こぼれ出る量はコンパでないのです。

私は大感激。一瞬、目がうるんでしまいました。

普段は敬遠している「庄屋」さんですが、この心意気に大感激した私は、これからはこの店を選ぶことが増えるでしょうね。全国チェーンの店にはあまり入らない私ですが、こういうスタッフもいるのですね。私にとっては、表彰ものです。

見えない貢献

2015-03-27 | 初体験の気づき
先日、一年半ぶりに東京の友人に出会いました。一年半前、松山まで訪ねてきた友人に、私の著作の本を渡し、時間が空いたときに読んで欲しいと頼んでいました。その本を読んだ友人は、本に感化されて色々と生活スタイルが変わったとのことです。今は、毎夜、30分の読経をし、座禅もくみ、水泳教室や英会話に通ったりと、すごく行動的になったとのこと。

東京オリンピックの時には、通訳のボランティアをするのだと張り切っていました。上場企業の役員をしている彼も、6月の株主総会で退任しますので、もっと活動できると意気込んでいます。もしかすると、私を追い越したのかと、少し不安になってきました。(笑)私も、もっと新しいことにトライしなければ。

ちょい悪親父の定義

2015-03-20 | 初体験の気づき
3月28日18時30分から始まるラジオ南海の「ちょい悪親父の井戸端会議」に出演する私は、参考までにちょい悪親父の定義を調べてみました。

私の調べた定義づけでは、「中年男性だが、通常この年代にイメージされるような、まじめで社会的常識にだけ従って生きているという面白味に欠ける退屈な人種ではない。おしゃれでカジュアルな服装を愛用し行きつけの隠れ家的なバーを持っていることが多い。人知れず浮気するなど、女性に対しても何か危ないフンイキを醸し出すが、決して違法な行為はしない」とありました。

なるほど、年齢・行動特性・オシャレ・女性への関心という四つの要素があることが分かり、番組に出演する資格が私にあることが分かりました。おかげで、他の出演者5人と私のちょい悪度を比較してみる気になった次第です。2時間の番組ですから、しかも、飲みながらの対談ですから、皆さんの地が出ることは間違いなしです。