東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

講師が最も学ぶ

2010-03-31 | 経営の気づき
セミナーにおいて、誰が最も勉強しているかと言えば、それは講師である。2時間の講話をするための準備時間は、人それそぞれ異なるものの、人を導くための準備は大変である。したがって、社員教育を効果的に行うには、社員を講師に仕立てて行うのが良い。

あるいは、OJT(職場での仕事の指導)も効果的だ。教えている人が、教えていると言う自覚がないままに進められるOJTは、教えられる側と教える側が共に育つ。その意味では、共に育つ「共育」(きょういく)は、教育の原点である。