analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

今までやって・・・

2024-05-09 00:04:26 | PhfD‐3.3

真空管フォノイコにサイン波を入れ、真空管の電圧と電流を測りインピーダンスを算出したら思ったより高い値が出た。

バイアスを倍にしてみたらインピーダンスが下がった。

伝送ライン(600Ω)はほぼ変わらない。

 

これはショックだった。

フォノイコの負荷を変えないで真空管の動作点を変えたら負荷インピーダンスも変わる。

今まではトランスの巻線の電圧を測ってがこれって真空管の内部インピーダンスを合わせて測ってた。

 

もう片チャンも測ってみた。

最初のチャンネルを測った時の入力トランスに繋いだピンケーブルを差し替えた。

負荷は変えてないということ。

トランス一次側の電流値は0.21mA、電圧は2.67Vになった。

12.7kΩ。なんだ高いな。

ってかこれ前のチャンネルと一緒でねえか?

フォノイコのOPTはルンダールのLL1689で、これは3.5k:600で9+9:1+1+1+1と有る。

巻線比より3.75k:600だから3.5k:600に近いか。

にしても一次側が三倍になる。

ナンだこりゃ。

 

前のチャンネルはカソードのFETを一個から二個に増やして電流を増やしたらインピーダンスが13kから8.4kに下がったが、今のチャンネルはFET増やしてもインピーダンスはあまり変わらなかった。

 

 

う~~ん。

う~~~んっ。

困った。

(と言いつつどこかにミスがあるんじゃね?と疑っている)

 

 

今の問題は、フォノイコのOPT一次側の電流が小さい。

インピーダンスが上がるのは、負荷が大きいこと。

大体13k、なのだがこれが7.5kとかなったり1.2kもでた。

この辺が安定しない・・・

(今になって分かったが。その時は???だった)

その後F特(RIAAカーブ)を見たら低域が全く持ち上がらない・・・

ああ、こりゃなんかおかしい。

今までは負荷として、プリのIPT二次側に12k+12kの抵抗を付けたもの。

これをLchからRchに替えたらインピーダンスが10kほどに安定した。

 

安物ピンケーブルを使ったのが仇になったと思う。

マイナス側が接触悪かったようだ。

 

 

やっぱ安物は・・・

そんなの買うなよ。でもマイナス側カシめたら使えたんだ。

なんでそんなの使うかっていうと、

安心してちょん切って直付けできる。

ちゃんとしたケーブル使ってその時(良さに)満足する。

こんな安いケーブルでも良い音すんだよ・・・回路設計が大事だよ・・・(でも最終は使うんだな)

アホか。

 

まあ、なんとか行けそうか。

 

20240427

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