本日やっとマブナに逢えた。釣りを再開して三か月。一時は諦めたが、続けてよかった。
パン鯉はルアー用フックに玉浮子、浮子の上にガン玉。ラインはフロロカーボンの7号。こいつは全く当たり無し。全くというのは嘘か。ちょんちょんと浮子が動く。エサのパンは小魚が突っつく。
へら竿二間半にライン0.8号、発泡シモリ6個にガン玉、ミツマタは自動ハリス止め。ハリスはわっかにして自動ハリス止めに掛ける。どうも切れそうで頼りない。
針は赤虫鈎3号ハリス0.4号(上)
、前回切らした方はヘラ鮒スレ6号ハリス1号(下)
。
ヘラスレの針は多分昔買ったものだ。
上針にはアカムシ、下針は昨日取ったキジ。
こいつはほったらかしで、まったく当たりが無かった。
九尺の竿は既成の仕掛け。
針は袖4号ハリス0.6号、幹糸1号で自動ハリス止め。セルトップのトウガラシ浮子。
こいつは練り餌で行く。
最初は全く当たりも無くただボーっとしてた。しかし今日は何故か集中できる。音を立てずに静かに待つとウシガエルが鳴き出す。ふと、ぽちゃんと近くのカエルが水に飛び込む。こうなれば多分気配も薄くなっている。
シモリがつーっと横に滑る。こりゃ、ザリガニか?合わせても何も掛かってない。
トウガラシ浮子がちょんちょん、と当たる。パン鯉の餌をつつく小魚かな?すこしほっとく。その後もつつくのでもう餌を換えようと竿を上げたら掛かってた!けっこう引く。
引っこ抜いたら20cmほどのコイ。なんと、釣れたのだ!
ひげが有るので鮒じゃないのが残念だが、釣れたのは嬉しい。
自動ハリス止め、結構持つじゃん。
再度投入。また来た。?小さめ?上げてみたら口ひげが無い!!
やった!念願のマブナじゃん。居たんだこんなところに。
ポイントは20cmほど岸に寄せたところだった。
その後、次から次へとヒット。計8匹ほど上げたか。顔がニヤついてる。
10cmほどの小物だった。さすがに飽きる。大きいの居ないかな?と思ったら、キンブナは15cmほどにしかならない日本固有の最小のフナだそうだ。そうだったのか。
すべて逃がし、4時間ほどやったか、納竿。
ほんの少しポイントを外すと掛からない。マブナは足で釣る、ということか。
思えばこの場所、護岸されてるのは一辺だけ。と思ったが良く見ると両サイドもやってるっぽい。土がたまってるんだ。水はどこから来るかは分からなく、出口は水が止まってる。目が慣れると池の水は魚が結構見えることが分かった。きれいなんだけど、底の泥でそう見えるんだ。
ぶっこみは引き上げるときぬまっ、っとしてるので、底は柔らかい泥の様。たまにアオコ、葉っぱも掛かるし、私の身長ほどの枝も掛かった。
護岸サイドから釣ったのだが、護岸はすぐ終わり、急に深くなる。1mほどか。
奥は草(葦?)が水中から生え、絶好の産卵、越冬場所。虫が多く、ギンヤンマ、オニヤンマが居る。そういえばこれらは水のきれいなとこに居るんだっけ?
時折跳ねる魚がいるが、コイだと思う。跳ねるんじゃなく飛びつく感じの音がするのでナマズかブラックバスか?とも思うが、こんな小魚が居るんだから違うだろう。
幸運にもバスを離す輩は居なかったようだ。
川を巡って愕然とした。そりゃ洪水とかは大変だが、どうなんだ?昔は川の魚の姿が見えたのに、今は全く見られない。国の政策だからと言って、とんでもないことをしてしまったのだ。もう戻らない。
最近は下火になったと思うが、その辺にバスを放す。釣りたきゃフロリダ行けと思う。生態系ぶち壊して何とも思わない。そんな無神経な奴は自分が温暖化に加勢してるなんて考えないんだろうな。
何にせよ、まだ居たのは良かった。
何とかこのマブナたちが長く生きられるように私にできることは無いか?
そういえば昨日来た時、おじいさんに会った。挨拶はしなかったが、草を刈ってくれたのだと思う。
そしてこの場所を教えてくれたおじいさん。
みんないい人だ。
以前ダムで釣ってた時、監視の人に1500円払った。今ではヤマメでも1000円、雑魚で500円だったか。
詐欺じゃん。隣で釣ってたおじさんも最後は説教垂れて帰ってった。
そんなこんなで見知らぬ人は話をしない。誰も居ないところで一人で釣りをしたい。
私もずいぶんヤサグレたもんだ。
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