analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

LCRフォノイコ改造 その3 鳴らしてみる

2021-04-05 10:00:00 | PhfD‐3.2

フォノイコを改造した個所は

電源トランスをPMC‐55HGからPMC‐35HGへスケールダウン。

チョークインプットからコンデンサーインプットへ変更。ただしコンデンサーの容量は1μF弱。電源電圧の調整のため、手持ちの抵抗の銘柄が変わった。赤茶色の酸金抵抗。

ブリーダー抵抗の抵抗値を下げ、容量を上げる。

チョークの配線を切り詰める。

段間12AU7の電流を上げ、この段のデカップリングコンデンサーにフィルムコンをパラに取り付ける。

今回の目玉はフィルムコン位で後の変更は音の変化にはあまり影響ないハズ。

 

 

 

 

今度はLPを鳴らしてみる。

プリの音質変化を差し引いたとしても結構音質の変化が有る。

最初、パチパチノイズとレコードの無音時のノイズが凄く聞こえた。けど盤を替えたら聞こえなくなった。気のせいか?

そして、また解像度が上がった感じ。今まで聴こえなかった細かい音が聞こえる。

刺激的な音が無くなったが滑らかになった感じではない。乾いた音。そうだ、フィルムコンの音だ。ならここはオイルコンにしたらどうなの?幸い同容量の物がプリから外したものが有ったはず。

フィルムコンと言えばクラーフ結合だが、そういえばこの回路はクラーフ結合にはならない。給電が段間トランス経由なのだ。

トランスの直流をカットすると音の純度が上がる、低音が出る、などとどこかで見た気がするが、言ってるほど低域は変わってない。

 

20210318


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