analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

タンテの底板純正化

2015-11-08 00:35:23 | アナログ

昨日タンテの足を木材から金属に換えたら頭を押さえられた様な音場感は薄らいだ。その代り濃い木管・弦の質感も薄らいだ。タンテを調整したらもう少し何とかなるかと思った。

いま、タンテの底板は集成材の厚さ12mmにしている。これはゾノトーンのアームコードを導入したとき、オルトホンAS309Sでは、アームコードをタンテのキャビの外に出すとき、接続の方向がちょうどアームコードにテンションが掛るようになり、タンテのサブシャーシが傾いた。ゾノトーンに5Pのジャックの向きを変えられないか?と相談したら出来ない、キャビを削ってくれ、という事だった。前園さんが直接電話を掛けてきてびっくりだった。

SME312にアームを交換したので、今回はそのアームコードの接続の向きを変えられる。よって純正の底板に戻せそうだ。

うまく行った。底板を交換するのにキャビを横倒しにしたら、アームがぐらっ、???なんだ?アームのサブシャーシーがネジでとまってなかった。もしかしたら、頭を押さえつけられた様な音場感は此れの所為かも?と思った。

早速試聴。おお、頭を押さえ~た感じは無くなった。そしてあっさり系の音になったが、何故か物足りなくは無い。これがTHORENS本来の音、と思う。いま、鳴らし始めて1時間ほど経ったがさらに小慣れてきた。決して楽器の音色がリアル、ではないが、鳴り方、発音?はとても上品で心地よい。昨日までの音色はやりすぎだった、THORENSの求める音では無かった感じがする。どこも押さえつけられた感じは無く、ファーと音が鳴る。そして、ステージの真ん前至近距離で聴いている感じ、オーケストラに寄った感じ、に聴こえる。良いじゃんTHORENS。ROKSANのTMS辺りが気になっているが、まだまだ行ける。

ビゼーのアルルの女。これは小学校のとき、姉が買ったLPだ。なんかカサカサな音と思っていたが、なんのなんの、よく録れてるLPなんだ。


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