analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

地味に その2

2018-08-05 00:22:35 | スピーカー

そろそろDS‐3000を鳴らしたくなった。10日ほどしか経ってないが。

まずは塩吹いてるネジだ。油で拭き取った。そしてネジ部も注油した。

 

端子はSETTEN No1を塗布。これの効果は感じてないが、持ってても仕方ないから最近使うようにしている。

 

スピーカーケーブルの末端も剥き直した。さすがに真っ黒じゃ、気分的にも。左が剥き直したもの。

 

TWの取り付け。片方のスピーカーケーブルのプラスマイナスを逆にして位相を確認したが、判らなかった。まあ、外す前と同じにした。

 

MHは特に問題ないと思う。しかしこの2ユニットだけでこの音圧?音小さくね?

 

MBを追加して鳴らした。この三つだけだと寂しい音だ。ダイジョブか?

 

WFを繋いだら一気に音圧が上がった。何故かほっとした。

 

カメラを定位置で4つのユニットを取り付けつつ撮影したので後から撮ったのだが、MBとWFのエッジに柔らかくなる液を塗った。ショップでは半年に一度を推奨してたが、4年くらいたってしまった。

なじますためにSuper Bass Sound のCDを大音量で鳴らした。11.5Hzの時変な「カシャカシャ」みたいな音がした。多分ボイスコイルとマグネットが擦っていたんだと思う。その上の周波数からは問題無さそう。

不思議に思ったのは、20Hz以下の振動は音に成らなくて、それ以上では音になる。20Hz以下ではユニットが空振ってるか、音にならないのなら、中音も音にならなくてもいいのでは?振動って何だい? 

まあ、お遊びはそこまでにして、音楽を聴いてみた。不思議なのは両サイドの広がりは減ったのだが、不満なほどではない。縦長ではなく真ん丸な音場が出た。それよりも音全体が濃くなり、奥行きも少し感じられるようになった。正直前の部屋よりは落ちるかと思ったが、広がりのみで、他はこちらのほうが良い。

実は15年ほど前にここに住んでいた。その時と違うのは、スピーカーを、

一枚板に乗せた。

その上に、左右別に、ブチルサンドイッチの集成材板を乗せた。

そしてMDFの板を乗せた。これは集成材板の上部はブチル~ビロード張りにしたため跡が付かないようにだ。

そしてダイヤトーンDK‐5スタンド。

そしてDS‐3000。

カーペットは貰い物で、こないだボロボロほつれてたので腐っていたのかもしれない。毛足の長いものに敷きなおした。

正直そんなに変わるものでもないと思う。

スピーカーは変わってないのに。・・・いや、色々やったんだ。

ユニット取り付けにセイシンワッシャ。

ネットワークをオイルコン、箔コイル、抵抗を新品に交換、内部ケーブルはオーディオクラフト、ナノテックシステムズ、端子はほぼすべて新品。

MBとWFはエッジ軟化処理。

なんだまるっきり違うじゃん。

 

セッティングの考えとしては、キャビネットは前後に動いてはならない。よってブチルサンドイッチ集成材の上に直でDS‐3000を載せてたが、音が下に集まってしまう。広がらない。なので今は使っている。もしかしたらメーカーも検討を重ねたのかもしれない。

 

まあ、音が良さそうで安心。

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