analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

DP3750その3

2016-10-23 22:32:57 | アナログ

そろそろDP3750を評価してもいい頃かと思う。

中音・声は固くはない。柔らかいかというとそうではなく、なまったるい。刺激的な音は出さず、なんか肉感が付き纏い抜けが良くない。

低音は弾力的で量感が無い。

高音はパチパチで繊細感は無い。

こうやって評価するととてもひどい音か?と思われるかもしれないが、非常にまとまっている。ただ、なんとなく、なぜこの音にしたの?という疑問が付きまとう。

予想だがDA307、このアームが良くも悪くも全体を支配してしまってるのではないか。

タンテは薄く指で弾くとチーンと鳴く。回転精度もあまり良くないがなぜか心地よい音がする。

キャビネットはかっちんこっちん。いま私が考える最良の材質。タンテの性能を補っている感じがする。ユルい回転精度をこれ以上悪くならないようしっかり支えている。

しかしアームが良くない。DA305、DA401辺りだったらよいかもしれない。時間があったらその辺突き詰めてもよいと思う。

昨日のブログに乗せた画像はDP5300であって、DP3750では無かった。間違い。

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DA307というアーム

2016-10-23 07:14:53 | トーンアーム

実はDA307を買ったのは2回目である。前回はSME3012Rを使っていた時、3012Rの高音のヒステリックな響きが気になって試しに買ったのだと記憶する。このアームでかけるレコードはきつさが無かったように思う。

デザインは秀逸。アルマイト処理とウェイトの形が良い。

大理石のキャビが欲しくて買ったDP3750であるが、これにDA307が付いてきてしまった。まあ、あまり期待せず、もしかしたら大理石キャビとDA307は相性が良いのでは?なんて軽い気持ちだった。

まずこのアームベース。キャビとの間になるところにゴムが貼ってある。

そしてダイナミックダンピング。若干バランスウェイトが垂れている。

カートリッジにはDL103FLを使っているが、これはボディがセラミックで総重量9.7g。無印の8.5gより1.2gほど重く、1985年生産中止のDA307は1993年発売の103FLの重量は想定して無かったのだろう。しかもシェルに関しては重量6gのPCL-5使ってもゼロバランスが取れないので針圧計を使わなければならい。たぶんDL103無印専用ではないか?

オーディオは使いこなしで何とかなると思っているが、このアームとSME3009S2IMPはどうしようもなかった。

 

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