6CA7PPmonoの入力トランスに負荷を付ける件、前回2次側に68k+68kと両端に50kを付けてほぼ満足いく周波数特性を得たが、実際繋いで音出しすると、なんか低音が弱い。そんでラジ技の設計通り1次側に10k+600を繋いだら音圧が上がった。うん、周波数特性ではなくインピーダンスマッチングだと思った。しかし低音は少ないままだった。一応これで周波数特性を測った。出た音まんま、と言う曲線が得られた。
曲線の黒である。だいぶかまぼこ、である。これで納得した。1次側は巻線600Ωに10600Ωをパラったのだから計算すると568Ω。ん?あんまり変わってねー?インピーダンスではないの?・・・まあ、1次側にも抵抗繋がないとダメなのだろう。
そこで次は決まった。この曲線から一番良さそうなのは、2次側パラで82k・・・パラ?パラったら1次側のインピーダンスも変わってしまうではないか・・・ま、シリーズで50k位を試してみるつもりである。
此処まで測定して、ようやく見えてきた感がある。最初は収拾付くか?不安だったが、何とか見えた感じ。あと高域の周波数特性がかっくん下がるのは周波数レンジが対数表示ではないため。
いま、6CA7PPのstereoを聴いている。これはU.L.で力がある。スピーカーを掴まえてる、感が有る。monoタイプで良い音出るか?ちと不安である。