analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリ本制作その31

2014-09-18 00:34:37 | CfD‐2 (TAC-1イミテーション)

チョークをかましたので電圧が下がるかと思ったが、そうでもなかった。此方は後段12AU7カソードホロワ。

という訳で初段の12AX7増幅段。真空管はエレクトロハーモニクス。この真空管はちょっと太目で気に入っている。

さて、さて。まず初号機から聴く。低音も出てきた感じ。パワーがあったまったからか?ウェストリバーをしばらく聴いてたからか、「腫物を触るような」クリアさは感じられないが、十分である。それでいてこの肉感。さまざまなTRアンプを聴いてきたが、ついにこれを出す物には出会えなかった。これ以上何が必要か?言わんばかり。

そして2号機。おっと。おっとである。まず、SNが上がった。一音一音が良く聴こえる。高音のちりちりとした音が、エコーと分離してる。こりゃすごい。ただ、ドルビーノイズリダクションを掛けたような、ちょっと寸詰まり?な感じが有る。コーラスも良く解かる。でもメインボーカルに隠れる時が有る。低音は初号機より無い。でもなぜか昨日よりは少し増えた。全体にもう少しクリアになれば・・・と思うが、今では限界かもしれない。ハムもノイズも感じられず、結構完成度高いのではないか?内部配線、VRと今回は奢った。でもここまでSNが上がり、細かい音が聴こえる様になったが、無機質感は無い。・・・低音が出れば・・・・残念。市販のマラツン#7と勝負したい・・・無理か?

後は、エージングに期待しよう。

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