ひょんなことから始まった入力トランス交換。一応ラジ技誌通りではなぜか超ハイ上がり。聴くに堪えない。それでは、と各抵抗の働きを見てみようとやってみる。まずは1次側の抵抗を外す。ハイ上がりはあまり変わらず低音が少し出てくる。
それではと、2次側も抵抗を外してみる。
これは音量も上がり、ハイ落ちになった。低音は出てきた。そうか、このトランスは2次側が巻線多いから増幅になるのか。でもなんで周波数特性も変わるのか?
では、と2次側に10kΩを抱かして見る。音は最初に戻った。ハイ上がりで低音も無く、音量も下がった。此処で勘違いで、10kΩが100kΩだったと思い、20kΩのトランスなので20kΩを抱かせようと近似の24kΩを取付け。?変わらん?・・・そりゃそうだ抵抗値がそんなに変わってないもん。
此処で整理。
①.ラジ技仕様・ハイ上がり、増幅減
1次側10kパラ+620シリーズ、2次側67kスプリット+24kALL(両端)。
②.抵抗無・ハイ落ち、増幅増
③.2次側検討・ハイ上がり、増幅減
1次側抵抗無+2次側10kALL
④.2次側検討2・ハイ上がり、増幅減
1次側抵抗無+2次側24kALL
・・・次側両端に抵抗を咬ますと増幅下がってハイ上がり・・・抵抗無ではハイ落ち、増幅増・・・?