analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

WR-α1FBAL

2014-04-19 00:02:32 | アンプ

EL34PPmonoの右チャンネルが不調だった頃、ウェストリバーを引っ張り出す。パワーはtechnics SU-V7A。これが相性良い。SANSUI AU- α907iのラインバランス入力、Accuphase E305のメインインへアンバランス入力よりも。普通のライン入力と変わらないのにこれでレコードを聴くのは初めてだ。何たることだ。空間定位が真空管では出ないものだ。WRでは各音の浮き上がりがすごい。低音も宙に浮いた感じ。音の周りにぐるっと空気感が出る。真空管では地に着いた=低音の空気感がイマイチ。一音一音がはっきり聴こえる。音場感も広い。真空管のS/Nの限界を感じてしまう。しかし音色が気になる。今まで聴いてきた石のアンプではこれを解決した物は無い。ヴァイオリンがどうしても、つるっというか、ヒステリックまで行かないのだけれど、なんか癇にさわるような、石独特の感触になる。上手く表現できない。いくら音場広くてもこれが出てしまえばメインになれない。

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