家から15分ほど北へ歩いたところで、
道端に絡む木の新芽がきれいだなと足を止めた。
よく見ると白い蕾もついている。
帰って調べてみると、どうもムベらしい。
ムベ(アケビ科)
2日ほどして見に行くと、まさしくムベの花が咲いていた。
常緑なのでトキワアケビともいう。
ムベの雌花
アケビと同じように雌雄同株で、雌花の柱頭は3本。
うまくすると実が3個ならんで出来る。
前に別の場所で見た 実の様子
ムベの雄花
オシベは6本らしいが合着している。
花弁のように見えるのは萼であることもアケビと同じだ。
アケビ(アケビ科)
アケビは市民の森の入り口の小川のそばに咲いていた。
アケビの雌花
ムベに比べて柱頭の数が多い。全部実ったらすごいことだ。
アケビの種類については昨年の記事 アケビの花 を参照。
アケビの雄花
大きな雌花に囲まれるように小さな雄花が群れている。
シロバナアケビ(アケビ科)
3月に小石川植物園で見たもので、まだ蕾だった。