![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/96/32d1c4d5962572e2f843db2256966492.jpg)
前に書いたマルバルコウソウが勢力を延ばしている空き地があるので見に行った。
その一角に、負けじとはびこり始めた黄色い花がある。
ちょっと下向きに咲いている花、どこかで見たような気がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ed/dcdddfb3f0f40268fc457b1a285b18fd.jpg)
カラスノゴマ(シナノキ科)
調べると、カラスノゴマと分かる。そうか最近ブログで見たのだった。
シナノキという木は見たことないが、菩提樹がシナノキ科で黄色い花が咲く。
草花ではモロヘイヤもシナノキ科で、これも黄色い花が咲く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/4b/d9b191b6bfbccb8716f3fc08f34980a8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/19/a3f8a7484033efe9b4356d1db4218638.jpg)
花は、少し緑がかった雌しべを囲んで5本のシベがある。
これは仮雄しべで、その根元に各2本合計10本の雄しべがある。
仮雄しべは他の花でも見られるらしいが、奇妙な構造にするものだ。
虫を誘導するのだろうか。
5枚の萼片は見事に後に反り返っている。
そんなに虚勢を張らなくても、繁殖力は十分ある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/7c/787e1d3209dec18c8b7542e5b9188d4b.jpg)
早いものはもう莢状の実がなっている。
もう少しして枯れた色になると中にゴマのような種ができるのだろう。
それが、烏の胡麻だ。